森林エリア2階層探索
森林エリアの2階層へと続く階段を降りた俺達は、そのまま探索を開始。その最中にここから出てくる魔物について二人に聞いてみた。
「ここに出てくる魔物はどんなのがいるんだ?」
「そうだな。基本他のエリアと同じで、1階層に出てきた魔物の上位互換が出てくるな」
「まずはショットビーの上位互換はスパイラルビーと言ってのう、飛ばしてくる針が回転しておって威力が上がっておるんじゃ。その反面麻痺になる確率は同じぐらいじゃからそこは助かっておるがの」
「もう一体はネットスパイダーの上位互換ポイズンスパイダーだな。この敵は糸で拘束するのは変わらないんだが、毒が強力になっているんだ。おかげでイベント中に拘束されて毒で召喚獣がやられたケースは多いな」
ハチは攻撃力の強化、クモは毒の強化になったのか。
「それはまた、ずいぶんと厄介だな」
「何、わしら二人の召喚獣なら離れた場所から攻撃できるからそれほど苦労はせんよ。ガレスは注意が必要じゃが」
「肝に銘じとくよ」
話が終わってからは進んでいる途中にある素材を採りながら進んだ。さらに先へ進むと・・・
「おお!また有ったのう!」
俺達の目の前に宝箱の隠し場所である太い樹を見つけた。
「よし!早速倒そう!」
「ちょっと待てドル爺さん。先にSSを撮ってからにしてくれ。掲示板で情報提供をする必要があるからな」
「む、そうじゃな。先ほどはショックがデカすぎて忘れとったし」
「あと、虎鉄や八雲の攻撃でも倒せるか試してみよう。斬撃の攻撃でしか倒せないなんてパターンかもしれないしな」
ヴォルフはそう言ってまずはSSを撮り、二人の召喚獣で攻撃をしてみた結果、魔法スキルの攻撃でも樹は倒れなかった。
「やはり斬撃でしか倒れないのかもしれないな」
「ジークを召喚して試してみるか?」
「ふむ、そうじゃの情報は多い方がいいからの」
「頼めるか?」
「もちろんだ」
俺はガレスを一旦送還して、ジークを呼び出した。それからジークにこの太い樹を攻撃させてみたが樹はびくともしなかった。
「確定じゃの。この樹は斬撃でしか倒せないようじゃ」
「やれやれ、いやらしい仕様だな」
「じゃあ、ガレスに攻撃してもらうか」
俺はガレスを再び呼ぶためジークを送還してガレスを呼んだ。その後はガレスに樹を攻撃してもらい、何度目かの攻撃で樹は倒れ中から金色の宝箱が出てきた。
「おお、また金色か!」
「今度はどんなものが出てくるかね?」
「早速開けるぞ?」
俺が宝箱を開けると、派手な演出の後に残ったのは・・・
「剣か・・・」
今度は剣だった。柄は赤色で真ん中にオレンジ色に輝く宝石がはめ込まれ、刃は直剣で中心部分には見事な細工が施されていた。とにかく鑑定を・・・
輝剣・シャイングランド 品質:5 耐久値:140/140 レア度:★
美しく輝く鉱石を当時の最高の鍛冶師が持てる技術を尽くして作った剣。
これを作った鍛冶師はこの剣を親友の聖騎士に贈ったと言う。
効果: 攻撃力+26 器用強化(中) 魔法効果アップ(小)
装備適用値: 筋力 20以上 器用 16以上 魔防12以上
ほほう。かなり強力な武器だな。
「これはすごいな・・・」
「輝く鉱石か・・・そんな素材があるなら手に入れたいのう~」
「この剣は誰が持つ?」
「フレンが持てばいいじゃろ?」
「いいのか?弓も貰ったのに?」
「俺達が貰っても、こういうのは売るしかないしな。パーティーで使える奴がいるならそいつが持つべきだ」
「わしらは素材や、この倒れた樹で十分じゃしな」
二人がそう言うのでこの剣も俺が貰うこととなった。その後ヴォルフが倒れた樹をSSに撮り、ドル爺さんが樹をアイテムボックスに入れてから探索再開となった。
それからしばらくして、俺達の前に魔物が現れた。こんな奴らだ・・・
<スパイラルビー Lv11>
<ショットビー Lv10>×2
この森林エリアに入ってやっと出てきたハチたちだ。
「ようやく出たか」
「素材ゲットじゃな」
「気が早いぞ?」
早くも勝てる気でいるドル爺さんに俺は注意を促す。
「じゃあ、ガレスが突っ込んで暴れるから倒すのは任せたぞ?」
「わかった。気を付けてな」
「ああ、もちろんだ。ガレス!ハチたちに突撃だ!攻撃は盾や剣で弾き返せ!」
俺の指示で盾と剣をすぐに動かせるように構え、ハチたちに突っ込んで行った。ハチたちも向かってくるガレスに向けて針を飛ばしてくる。これらの攻撃をガレスは俺の指示通りに盾と剣を巧みに扱い弾き返した。
だが、スパイラルビーの攻撃だけは剣では逆に弾き返され、盾でも防ぐのが精一杯だった。そんな状況だからか、徐々にガレスはスピードが下がってきた。
「虎鉄はスパイラルビーを集中して攻撃だ!”ファイヤーボール”!」
「八雲はショットビーを攻撃じゃ!”ウィンドボール”!」
しかし、それも二人の召喚獣が攻撃してからは相手の攻撃頻度が落ちてきて、ガレスはハチたちに近ずくことができた。それからは虎鉄と八雲の攻撃で弱ったハチをガレスが止めを刺して戦闘は終了だ。弱った影響か高度が下がり攻撃が届いたのだ。手に入れた新たなドロップ品はこんな感じ。
螺旋蜂の針 品質:4 レア度:☆☆☆☆
螺旋蜂の打ち出す針。飛ばした瞬間回転しながら飛ぶため、鏃として人気。
螺旋蜂の羽 品質:4 レア度:☆☆☆☆
螺旋蜂の薄く綺麗な羽。装飾品として需要がある。
針は鏃として使えるみたいだが、この羽は本当に装飾品に使えるのかな?
「よしよし、やっと手に入れたぞ」
「これでいろいろ試せるわい」
二人は満足そうだし、別にいいかな?それから出てくるハチたちを倒しながら素材集めをして、先へと進んで行く。先へと進むと新たな魔物が出てきた。
<ポイズンスパイダー Lv11>
<ネットスパイダー Lv10>
今度はクモだ。二体だけだが一体は上位の魔物だったので油断はできない。
「今度もガレスが突っ込むから、攻撃は任せた」
「うむ、了解じゃ」
結果を先に言えばこの戦いも問題はなかった。ネットスパイダーが拘束してポイズンスパイダーが噛みつきを主にしてきたのはびっくりしたが、二人の召喚獣特に虎鉄の火魔術スキルが特に効いたので助かった。あと新しく手に入れたドロップ品はこんな感じ。
毒蜘蛛の牙 品質:4 レア度:☆☆☆☆
毒が染み込んでいる牙。この毒は拘束蜘蛛の毒より強力。
毒蜘蛛の毒袋 品質:4 レア度:☆☆☆☆
強力な毒が入っている袋。取扱注意!
糸は手に入らないのか。代わりと言ってはなんだが、毒関係の素材が手に入った。
「これらもありがたいな」
「そうじゃの」
「何かに使えるのか?」
「牙の方は槍の穂先や鏃にすることで毒を与える武器になるんじゃよ」
「毒袋の方は、薬の材料はもちろん鍛冶の過程で使えば剣や斧に毒を与える効果を付与することができるんだよ。それほど劇的な効果ではないが、あればありがたいしな」
「なるほど」
二人から素材の利用方法を聞いて納得した俺。ともかく利用できるなら何匹か追加で倒したいな~そう考えながら先へと進み続ける俺達。ドロップ品や素材もまだまだ手に入れたいしな~
名前 ガレス 種族 ハイアーマー
Lv 17(+2) HP300/300(+20) MP118/118(+8)
筋力 21(+1) 体力 23 俊敏 15(+2)
器用 18 魔力 9 魔防 12(+1)
SP: 0
装備: 龍麟刀 獣皮盾
スキル: 片手剣術Lv5(+4) : 片手盾術Lv7(+6) : 異常状態耐性Lv24(+11) : 騎士の心得Lv9(+8)
プレイヤー名 フレン 職業 召喚士
固有スキル: 《召喚術》 《鑑定》 《召喚数+2》
スキル: 指揮者Lv48 : 召喚獣器用上昇Lv46(+3) : 召喚獣俊敏上昇Lv44(+2) : 防御指令Lv31(+2) :採取人Lv21(+4) : 採掘人Lv6 : 釣り人Lv1 : 解体人Lv30(+1) : 戦闘技術Lv5(+4)
召喚可能召喚獣: ハイゴーレム / ジーク
次回更新は3日後予定。




