ボス撃破!その後・・・
≪召喚獣ガレスのLvが上がりました≫
≪召喚獣ガレスのスキルLvが上がりました≫
≪召喚士フレンのスキルLvが上がりました≫
タタララァ~ン♪
[PCの皆様にお知らせです。ただ今東の平原でクエストボス”リザードマン・リーダー”が撃破されました。よってこれから東の平原ではリザードマンのポップ率が上がり数が増えます。さらにレア魔物としてリザードマン・リーダーがエリアの奥にポップすることがあります。]
Lvアップのシステム音声の後にデジャブを感じるPC限定アナウンスが響き渡り、リーダーが倒されたことで他のパーティーと戦っていたリザードマンたちの動きが目に見えて鈍ったので、すぐさま倒されていた。この後のアナウンスも前と同じだと思っていたのだが・・・
[リザードマン・リーダーが倒されたことにより、”レイドシステム”のロックを解除。これにより2パーティー以上5パーティー以下でレイドを組むことが可能になりました。この世界にはレイドボスと言うレイド前提で戦うボスが存在します。ぜひ探してみてください。以上でお知らせを終わります。これからもサモナー・ライフ・オンラインをお楽しみください。]
チャララララン♪
なんと・・・システムの追加がアナウンスされた・・・と言うかこれだけか?討伐者や協力者に対する報酬は無いのか?
「レイドボスですか。やっぱりでっかいドラゴンでしょうか?」
「クラーケンとかサイクロプスの可能性もあるんじゃない?」
ゼノン君とコハクさんはレイドボスが気になるのかそんなことを話してる。俺的にはケルベロスとかヒュドラもありだと思います。
「お~い!」
なんてことを考えていたら、リザードマンたちと戦っていた。2パーティーが近づいてきた。
「お疲れ様だな。そちらがボスを倒してくれたおかげで、配下を倒すことができたよ。」
「も~あいつら、倒しても倒しても出てくるんだからまいったわ~まぁ、おかげでLvがスキルも含めて上がったけど、私もボスと戦いたかった~」
オークを連れた女性が文句を言っていたが、パーティーメンバーに慰められている。
「でも、ボスを倒した報酬は無いのかしら?前のアナウンスではランダムボックスが討伐者に渡されたそうだけど?」
彼女も俺と同じような疑問を持ったらしい。
「それなら、アイテムボックスを見るといい。俺達もボスのドロップ品を貰っている様だぞ?」
「え、本当!」
アーマーを連れたパーティーの一人がそんなことを言ってきた。彼女は慌ててメニュー画面を開いている。俺も確認してみるか・・・
蜥蜴長の斧槍 品質:4 耐久値:60/120 レア度:☆☆☆
リザードマンの中で最も強い者が持つことができる斧槍。
効果: 攻撃力+16 筋力強化(微)
装備適用値: 筋力 14以上 器用 12以上
蜥蜴長の篭手 品質:4 耐久値:60/120 レア度:☆☆☆
リザードマン中で最も強い者が持つことができる篭手
効果: 防御力+14 体力強化(微)
装備適用値: 体力 14以上 俊敏 12以上
ほう、序盤で手に入る武具にしては強力だな。これが手に入るなら討伐者報酬が無いのは当たり前かな?
後、ガレスもLvがスキルも含めてかなり上がったなぁ~格上の相手と戦うのは経験値的にもおいしいな。まぁ、倒される確率も上がるんだけどな。
「さて、俺達は町に戻るとするよ。手に入れた武具を売ったりギルドメンバーには欲しいか聞いてみることにするよ。」
「私たちも戻るわ~また縁があったら会いましょう。」
そう言って彼ら彼女らは町へと戻って行った。ギルドに入っている彼らは今回の件を報告したら質問攻めになるんだろうなぁ~
「僕たちはどうしましょうか?」
「すまないんだが、俺はそろそろログアウトしたい。」
「だったらしょうがないわね。町に戻りましょう。あとしばらくはリザードマン相手にLv上げとクエスト品集めかしら?」
「ああ、そうだな。リアルの事情で揃わない時もあるだろうし、各自で集めた方がいいだろうな。」
「そうですね。」
「了解よ。」
今後どうするかを大雑把に話してから、俺達は町へと戻った。
それからの俺はゲームでログインすれば、パーティーを組みリザードマン相手に戦うことを繰り返した。フレンドで組むこともあれば、パーティー募集のPCと組んで戦ったりとゲームを楽しんでいた。
まぁ、楽しいばかりでもなかったがね。臨時のパーティー募集では当たりハズレもある。特にPCの性格やプレイスタイルなんかが気に入らないなどはよくあることだ。パーティー解散の時に自分の召喚獣は特に活躍したからその分のドロップ品を寄越せなんて要求された時もあったよ。
実際に活躍したならともかく、中にはこちらのことを考えずに召喚獣に指示を出し邪魔をしたPCなんかもいて揉めたりもした。活躍したからと言って自分から寄越せと言うのもどうかとは思うが。そういう場合は喧嘩別れになるか、運営に迷惑PCとして通報したりする。
あと、個人的に耐久値管理も苦労していたりする。俺の最初の召喚獣はジークは武器などを待たないため慣れるまで時間がかかった。今のガレスの装備品が耐久値ぎりぎりになり慌てたのは1度や2度ではない。
だがこれには、ヴォルフ曰く・・・
「こればかりは慣れるまで我慢するしかないからな。ほかのVRMMORPGなら自身の手で持っているから、なんとなく調子の悪さが分かるが召喚獣に指示だけするこのサラオンでは、こまめにチェックしないといけないからな。βテストの時は調子に乗ったPCが武具ロストになり死に戻りになったケースが多発したらしい。」
とのこと。しばらくは戦闘が終われば耐久値チェックを徹底するしかないか。
他には、レイド戦に慣れるためにリザードマン・リーダーを倒しに行こうと言うパーティー募集やギルドも増えていた。と言うのも北の第三エリアにあるダンジョンの一つにレイドボスが発見されたのだ。ボスの名称はゴブリンキング。ファンタジー設定では定番だね。
そしてこのゴブリンキングはリーダーと同じくゴブリンを呼ぶタイプで、しかもファイターやメイジも呼ぶのだ。発見当初はギルドやパーティーがレイドを組み挑戦したが、慣れないレイド戦に苦戦して死に戻りが多発。そのためレイド戦に慣れるため同じ呼び寄せるタイプのリーダーを探して戦おうという流れにになったのだ。
ちなみにこの情報源は掲示板だ。おそらく一緒に戦ったパーティーのうちのどちらかが書き込んだのだろう。
そのため現在東の平原の奥は、人気狩場となりPCが絶えない。俺もリザードマンのドロップ目当てで、レイドパーティー募集に参加したりして確実にリザードマンのドロップ品を稼いでいた。そして・・・・
『よし!これだけ集まれば十分だぜ!ご苦労様だったな兄ちゃん達!』
今日は久々にゼノン君とコハクさんとパーティーを組み、クエスト達成目指してリザードマンと戦いドロップ品を納品しに来た時にタジンさんからクエスト達成の言葉を貰った。
「ふぅ~やっと終わったか。」
「なかなか大変でしたね。」
「しばらくリザードマンとは会いたくないわ・・・・」
二人もそんなことを言っている。持ってきたドロップ品俺一人でも50個以上はあったからなぁ~。二人もそれぐらいは集めたようだしな。
『ちょっと待っとれよ。今から報酬の物を取ってくるからの。』
そう言ってタジンさんは店の奥へと入って行った。その入れ替わりにドル爺さんが現れた。
「三人とも大変なクエストだったのう?」
「まぁ、おかげでLvやスキルは上がったからな。」
リザードマンやリーダーと戦ったおかげでかなりのLv上げになったのは幸いと言う感じだな。それすらなかったら苦行だったぞ。ちなみに今のステータスはこんな感じ。
名前 ガレス 種族 アーマー
Lv 13 HP260/260 MP98/98
筋力 18 体力 22 俊敏 12
器用 16 魔力 7 魔防 9
SP: 0
装備: 龍麟刀 獣皮盾
スキル: 剣術Lv24 : 盾術Lv26 : 異常状態耐性Lv1
この通りかなりのLvアップとなった。俺自身の方は【急所技術】がLv23くらいになった。ほかのスキルは上がってない。【急所技術】以外のスキルは最初のエリアではもう上がらないのだろう。そんなことを考えてるうちにダジンさんが戻ってきた。
『三人にはまずは4000カロンを渡すぞ。あとはこのインゴットを持って行ってくれ。』
そう言ってタジンさんは皮袋三つと、緑色に輝くインゴットを一人に付き3個ほどくれた。なんだろうこのインゴット?とりあえず鑑定!
ディア鉱石のインゴット 品質:5 レア度:★
鉄以上に固く軽いディア鉱石のインゴット。インゴットにするのは簡単だが
武具にするのはそれなりの経験と技が必要。
これ品質とレア度がかなり高いんですが・・・間違っても序盤で手に入れる物じゃないでしょ?
「タジン師匠?そのインゴット渡していいんですかの?確か兄弟子の預かりものだって言っていたような?」
『その通りじゃ。そしてこれは兄弟子の紹介状替わりでもある。』
?どういうこと?
『お前さんらには世話になったからの。この鉱石は南の町に住む兄弟子が加工技術を持っていてな、ゆえにこの鉱石のインゴットを持っとるのは兄弟子ゆかりの者に限られる。気に入った客や技術を教えた弟子などにはこういったインゴットを渡すのがわしらドワーフの伝統なんじゃ。』
へぇ~そんなことが。
『これを持って兄弟子の下に行けば、上客として迎えてくれるぞい。ドルンとヴォルフにはこれと弟子として技術を教えてほしいと文も渡すのでな。』
「わかりましたわい。」
「「「ありがとうございます。」」」
『兄弟子の名前と詳しい場所は・・・』
それからタジンさんに詳しい話を聞いて俺達は別れた。さて今日はもうログアウトするかね。
名前 ガレス 種族 アーマー
Lv 13 HP260/260 MP98/98
筋力 18 体力 22 俊敏 12
器用 16 魔力 7 魔防 9
SP: 0
装備: 龍麟刀 獣皮盾
スキル: 剣術Lv24 : 盾術Lv26 : 異常状態耐性Lv1
プレイヤー名 フレン 職業 召喚士
固有スキル: 《召喚術》 《鑑定》 《召喚数+1》
スキル: 指揮者Lv46 : 召喚獣器用上昇Lv41 : 召喚獣俊敏上昇Lv40 : 防御指令Lv37 :採取Lv21 : 採掘Lv22 : 釣り人Lv1 : 解体人Lv29 : 急所技術Lv23
召喚可能召喚獣: ハイゴーレム / ジーク
次回更新は3日後予定。




