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何度か戦闘をしてみた結果・・・

パーティーを組んで早速コボルトを探しに平原をうろついている間に、ゼノン君に聞いてみたいことがあったので聞いてみた。


「なあ、ゼノン?さっき武器を二つ買っていたが、なんで二つも買ったんだ?」

「それはですね。アビスには大鎌を装備させたいんですが、大型武器を装備させるには最低でも筋力10以上のステータスがいるんですよ。しかも、タジンさんが言うには大型武器の中でも鎌は癖が強いらしく、いきなり大鎌を持たせてもうまく扱えないと言われたんです。ですので、まずは鎌と言う武器に召喚獣も指示する召喚士も慣れるためにも、片手で扱える鎌を買ったんです。」


へえ~そんな理由が。でも、確かに鎌って武器はゲームでも珍しいよな。俺の知っているゲームでも見た目が鎌なのになぜか別の武器枠になってたりしたしな~斧槍とか太刀とかに。


「ちなみにコハクはなんで?」

「私の場合は前のイベントでなかなかいい槍を手に入れたんだけど、装備適用値がかなり高めなのよ。しかも効果に魔力強化(小)なんてのもあってね。そのおかげで進化先を迷ってもいるし、前鬼のステータスを参考にすると進化しないと装備できそうにないのよ。その槍は長槍だからいきなり短槍から長槍を渡すのもどうかと思って、短槍とちょっと強めの長槍も買ったのよ。」


大型武器を使うにはいろいろ考えないといけないようだな・・・そんな話をしていたら遠目にコボルトを確認できた。


「遠いがコボルトいたな。周りに他のPCもいないし、あいつを倒すとするか。」

「了解です。」

「だったら早くいかないとね!他のPCより先に!行くよ後鬼!」


そう言ってコハクさんは後鬼を連れて、先に行ってしまった。俺とゼノン君は互いに苦笑して後に付いていった。


それから何度か、コボルトと戦い6回目の戦闘が終わったころ・・・


「なんか弱い者いじめしているみたいだね?」

「「確かに・・・・」」


6回の戦闘は苦戦どころかコボルトを圧倒して楽勝と言ってよかった。ガレスは盾の技術は鉄壁と言ってもいいくらいだ。だが、アビスは鎌の扱いに最初は苦労していた。


と言うのも、叩き割るように振るえば鎌が相手に突き刺さって抜けなくなるのだ。ゼノン君が何度か指示を出し、アビスが鎌を振るううちに剣や斧のように指示を出すよりは、切り裂くことを重点とした指示の方が適していると分り、何度か指示を出せばアビスも理解してきて何とか扱えるようになった。


コハクさんの後鬼は最初は短槍を棍のように振り回していたが、コハクさんの指示で基本突き刺す武器だと理解して、次の戦闘ではちゃんと槍を扱えていた。まぁ、長槍なら振り回すのもアリと言えばアリだし、期待できると言えるんじゃあないかな?


しかし、ガレスと比べると2体の理解力の差がわかるな。やっぱり【指揮】スキルの差なのかね?


武器の扱いに慣れてくれば、2体もコボルトを相手に苦戦しなくなりだんだんと弱い者いじめの雰囲気になってきたのだ。


「2体目がPCのスキルの影響で育成が楽なのは知っていたけど、ここまでとは思わなかったわ。」

「そうですね。でもこれでは召喚獣のLvはともかくスキルLv上がりませんね。どうしましょう?」


そうなのだ。これまでの戦闘で召喚獣のLvは上がっているが、スキルLvがなかなか上がらないのだ。戦闘が楽勝過ぎてスキルを行使する時間が短いのが原因だろうな。 


「そうだな・・・提案なんだが、このままリザードマンを狩りに行くか?クエストも受けてるし、このままここで戦闘を続けるよりは有意義だと思うぞ?」

「そうね。コボルト相手にここまで楽勝なら、リザードマン相手でもなんとかなるかもしれないわね。私は賛成よ。」

「確かにここで戦闘するよりは、いいかもしれませんね。僕も賛成です。」


決まりだな。俺達は予定を変更してリザードマンがいる平原の奥へと進んで行った。


川に架かっている橋を渡ってリザードマンがいる平原奥へとたどり着いた。周りを見渡せば他にもPCがちらほらと居たりする。俺達と同じようにコボルト相手ではスキルが上がりにくくなったPCたちだろう。全員フルパーティーだしな。


「ここにもPCがくるようになったな~」

「東の平原が獣タイプ以外の召喚獣に適した狩場だと言う情報が、広まり始めた途端あのイベントでしたからね。」

「そうね~あのイベントがなかったら東のエリアボスはかなり早めに倒されたんじゃないかしら?」

「今はまだエリアボスに挑戦したPCはいないんだろう?」

「そうですよ。でもこの分だと時間の問題のような気がします。」


確かにな。今は2体目の育成に時間を割いているが、それが終われば挑戦しようとするPCはいるだろうな。なんてことを考えていたら前方からリザードマンが三匹こちらに向かってきた。


「いきなりだな。」

「問題はないでしょう。」

「そうね。どうやら全員剣持ちの様だし、一対一に持ち込めれば何とかなるでしょう。」


俺達は頷きあい召喚獣たちに指示を出す。


「ガレスは中央のリザードマンに盾を前方に構えて突撃だ!」

「アビスは左のリザードマンを鎌で切り裂け!」

「後鬼は右のリザードマンに槍で攻撃なさい!」


俺達の指示を聞いた召喚獣たちは、一斉に駆け出しリザードマンたちを迎え撃った。


ガレスの正面にいるリザードマンは剣を振りかぶり、真正面から受けて立つ構えだ。しかし、ガレスが思った以上に早かったのかタイミングを逃し前方に構えていた盾の一撃を腹に喰らってしまった。


その攻撃で2、3歩後ずさりダメージエフェクトも派手だったのでクリティカルのようだ。その後リザードマンは小楯を構えて微動だにしない。隙がないように見えるが小楯ではカバーできない場所がある。


「ガレス!リザードマンの足を狙って攻撃だ!」


俺の指示を聞いて即座に行動に移すガレス。盾を前方に構えたまま近づき、またしても突撃かと思ったリザードマンは腰を落として踏ん張っているが、その瞬間にガレスの剣がリザードマンの足を切り裂いた!


またしてもリザードマンは驚愕してあろうことか膝を付き、地面に小楯のついた手で自身を支えた。


「今だガレス!首を狙って剣を突き刺せ!」


この指示にまたしてもガレスは即座に実行して、剣をリザードマンの首に見事突き刺した!この攻撃も派手なエフェクトになりリザードマンは光の粒子となり倒すことに成功した。


他の二人もちょうど終わったようで、俺達はさっきの戦闘について話し合った。


「どうやら問題ないようだな?」

「ですね。アビスもなかなかの戦いぶりでした。」

「後鬼の方も問題なかったよ。ステータスの方もスキルLvも上がってるし言うことなしだね!」


コハクさんの言葉に俺達もステータスを確認すると、確かにコボルトの時とは違いスキルLvが上がっているな。


「じゃあ、しばらくはここでLv上げとクエスト達成のために連続で戦闘するか?」

「はい。そうしましょう。」

「私も問題ないよ!」


よし、ではリザードマンを探しにここら辺をうろちょろするとしますかね~


最初の戦闘からしばらく経ち、ガレスのLvはかなり上がった。こんな感じだ


名前  ガレス   種族  アーマー 


 Lv 7(+4)   HP190/190(+40)   MP74/74(+16) 


  筋力 15(+3)  体力 20(+1) 俊敏 9(+1)


  器用 13(+2)  魔力 6  魔防 9(+1)


  SP: 0


  装備: 龍麟刀  獣皮盾


 スキル: 剣術Lv9(+5) : 盾術Lv10(+6) : 異常状態耐性Lv1


LvはスキルLvともに上がり、ステータスも筋力と器用に振り分けてイベントで手に入れた武具を装備できるようになったから装備させた。さらに、剣術と盾術はアーツを覚え剣術は”スラッシュ”を盾術は”アタックガード”に”シールドアタック”だ。”シールドアタック”は単純に盾で攻撃するアーツのようだ。


「Lvも上がったし、リザードマンの武具もかなりの量を手に入れたし今日はここまでにしないか?」

「そうですね。切り上げるにはちょうどいいかと。」

「私も異議なしだよ。」


二人も異論はないようだし、俺達は町へと向かうため引き返そうとした。その時・・・・


『キシャァァァ!!!』


大きな鳴き声が平原に響き、声がする方へと振り向くと遠目にハルバードを持った大きなリザードマンが俺達に視線を向けていた。


ステータス表記はなしで。次回の更新は3日後予定。

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