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初召喚と初戦闘

俺はベンチから立ち上がり南門に近づいた、すると兵士の格好をしたーーおそらく門番だろうーー人が話しかけてきた。


『南の山道に行くのかい?』

「はい、2,3回ほど魔物と戦うために」

『大丈夫かい?だいぶ前に君のような異界の住人がきたが誰一人勝てなかったよ?』

「召喚士ギルドで南の山道のことは聞いてきました。それに俺の召喚獣はゴーレムですから大丈夫です」

『ああ、君は召喚士ギルドを知っているのか。それにゴーレムなら確かにここの魔物となら戦えるな』

「さすがに初めて戦うので、2,3回ほど戦えば帰ってきますけどね」

『それがいい。最初は無理をしないのがコツだ。気をつけて行って来いよ』

「はい。ありがとうございます。行ってきます」


そんな会話して俺は南門を出た・・・・なぜか礼を言ったら驚かれたがなんでだろうな?


「さて、この世界の相棒とご対面と行くか!召喚サモン!!」


召喚の呪文を唱えると円形の魔法陣が地面に描かれ淡い光を放つ、すると周囲から蛍のような光が集まってきて大きな人型を形成する。この召喚術の工程を見るとテンション上がるな~まさにファンタジー~♪ やがて光が消えるとそこには岩で出来た歪な人型が現れた。


「やっぱり情報どおり大きいな~それに迫力もある。初めましてゴーレム。俺が君を召喚した召喚士フレンだ」

『ごぉー』

「おお、話せないみたいだが鳴き声はあるみたいだな・・・いや、口がないのにどっから出してんだその鳴き声?」

『ごぉ?』


そんな疑問の声を言葉にする俺だが、ゴーレムはよくわかってないようだ。改めてゴーレムを見ると身長は約2m強の人型ではあるのだが左肩左腕が右肩右腕より何回りか大きいのだ。左右非対称ってやつだな手のひらも歪で指が三つしかない。まあ親指に該当する指以外はかなり太いので戦闘に不便はないだろう。


ゴーレムを観察していたら≪名前を入力してください≫というシステム音声と入力画面が出てきた。


「ふっふっふ、名前はもうすでに決めているのだよ。ゴーレム、きみの名前は今日からジークだ!」

『ごぉー!』


この名前は昔見ていたアニメからとった物だ、ゲームやアニメの登場人物の名前を使うのはよくあることだから、安直だなんて思わないでくれよ。とにかく俺はゴーレムの名前をジークと入力する。


「これでよしっと、改めてよろしくなジーク!」

『ごぉー』

「それじゃあ魔物を探して、戦闘を体感してみるか付いてきてくれジーク」

『ごぉ』

 

俺たちは魔物を探しに南の山道を探索し始めた。街道を通り周囲を見渡しながら魔物を探す、街道は道幅が広いからジークが歩いてもまだ余裕があり、道を塞ぐ心配がないので助かっている。しかし俺たちには別の問題がある。それは・・・


「事前情報どおり遅いな、移動速度」

『ごぉ・・・』


そうゴーレムの移動速度がかなり遅いのだ。このことはネットにも書き込まれていて散々ダメだしをされていた。


「これは確かにステータス上げるならまずは俊敏だな」


そのためには戦闘をして勝利し経験値をためる必要がある。しかし魔物が見当たらないな。見つけてから街道から出るつもりだったが、しかたない街道から外れて探すか。と予定を変更しようと考え始めた時、左前方からのそのそと動く影を見つけよく見てみると。


「あれが岩亀か?」


そこにはゆっくりと歩く大きな亀がいた。外見は甲羅にごつごつとした岩がくっ付いている全長約2m弱の陸ガメをイメージしていただくといいだろう。俺はその陸ガメ?を視界の中央にとらえ固有スキルの鑑定を使った。


<岩亀 Lv2>


どうやら岩亀で間違いないようだ、しかしLvがこちらよりも高い。どうする?別のやつを探すか?だが俺は一瞬浮かんだこの考えを即座に否定した。


(ここであいつを見逃すのはもったいないし、それにゴーレムの移動速度を考えると他を探すのに時間がかかるかもしれない。)


そうと決めたら早速俺たちは岩亀に近づいた、東西南北の最初の魔物は一定の距離まで近づいたらこちらと相対し戦闘を行うようになっている。その距離まで来た俺たちに岩亀が気付いて威嚇するように鳴く。


『ガグァァァー!』

「おおすげぇー迫力!戦闘開始だな、頼むぞジーク!」

『ごぉー!』


俺はジークの後ろに下がり両者のにらみ合いーーゴーレムに目があるかはわからないがそんな感じがするーーを観察する、改めて観るとすごい迫力を醸し出している。テンション上がってくるね!


にらみ合いの中岩亀は口を大きく開け前進してくる、ジークに噛みつくつもりのようだ。


「噛みつかせるな!拳で頭を攻撃だ!」

『ごぉ!』


俺の指示を受けジークはすぐに行動に移した。左拳を大きく後ろに引き迫ってくる岩亀に向かって左拳を突き出した、すると攻撃は見事に岩亀の頭にヒットした。


『ガグァ!?』


岩亀は前進していた勢いも加わったダメージがかなり効いたのか後退し頭を左右に振っている、これはチャンスだ!


「今だ!たたみかけろ!」

『ごぉ・・・』


しかし今度はジークは俺の指示を聞いても行動に移さなかった。


「どうしたんだジーク!早くたたみかけろ!」

『ごぉ?』


もう一度指示してもジークは動かない、そんなやり取りをしてる間に岩亀は体勢を整え新たな攻撃をしようとしていた。なんと2本脚で立ち上がって迫ってくるではないか!おそらく前足をたたきつける気だ、大きさはジークの方が上だが体重は岩亀の方が重そうだ、あの攻撃はまずい!


「移動して避けるんだジーク!」

『ごぉ!』


この指示は聞いてくれたが俺はジークの移動速度の遅さを忘れていたーーそれでも街道を移動していたときより少しだけ早い気がしたーーどうやら岩亀の方が早いようで攻撃範囲にとらえられ岩亀が倒れてくる。


「ジ、ジーク!腕を前に出して防御だ。ふんばれ!」

『ごぉー!』


俺の指示を聞いたジークは両腕を前に出し防御姿勢を構えた。しかし岩亀のあの攻撃に防御の意味があるのかと俺は不安を覚えた、しかし岩亀の攻撃が当たった後信じられないことが起こった。


何と岩亀は跳ね返りひっくり返ってしまったんだ!じたばた暴れる岩亀、どうやら自力では元に戻れないらしい。俺は目の前で起こったことが一瞬わからなかったが・・・


「とりあえず倒そうか・・・ジーク近づいて岩亀の腹を攻撃してくれ、思いっきり力を込めてな」

『ごぉー!』


指示を聞いたジークは岩亀に近づいて左腕を大きく振りかぶって岩亀の腹に叩きつけた。それをもう一度指示してダメージを受けた岩亀は光の粒子となり消えた。


≪召喚獣ジークのLvが上がりました≫

≪召喚獣ジークのスキルLvが上がりました≫

≪召喚士フレンのスキルLvが上がりました≫


そんなシステム音声がLvアップを告げて俺たちの初戦闘は終わった。

これからはステータス変化があったら後書きに載せます。やってる人多いしねw


名前  ジーク   種族  ゴーレム  

LV2(+1)  HP 180/180(+10)   MP 32/32(+2)


筋力 25  体力 26(+1) 俊敏  2  


器用  3  魔力  2  魔防  3


SP: 1


スキル : 殴りLv3(+2) : 異常状態耐性Lv1 : 頑強Lv2(+1)


プレイヤー名  フレン  職業  召喚士


固有スキル:  《召喚術》  《鑑定》


スキル: 指揮Lv3(+2) : 戦闘時器用上昇Lv3(+2):  戦闘時俊敏上昇Lv2(+1) :防御命令Lv2(+1) :採取Lv1 : 採掘Lv1 : 釣りLv1 : 解体Lv1


称号: 【大精霊アルトの祝福】

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― 新着の感想 ―
[一言] 指揮のスキルレベルが低いから畳み掛けるの意味が分からなかったのね
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