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公式イベント ⑳苦戦 ハイゴーレム

気付けば話数が50超えていた・・・

俺達の前には遺跡タイプのボスである、ハイゴーレムが出現していた。


「ジークが抑えるから、二人はその間に攻撃をよろしく。」

「わかったわ。」

「まかせて!」

「よし、ジーク!まずはあのハイゴーレムに左拳で攻撃だ!」

『ゴォ!』


俺の指示を聞いたジークはすぐに行動に出て、ハイゴーレムに向かって行き左拳を突き出した。それに対してハイゴーレムは防御の構えを行いこちらの攻撃に備えた。ジークの攻撃があったた瞬間・・・


ガァアン!


甲高い音が響き、ジークの攻撃を受けたハイゴーレムは微動だにせずあまり効いているようには見えない。


「マジか!?ジークの攻撃がここまで効かない敵は初めてだぞ!?」


俺が驚愕している間に、ハイゴーレムは構えを解き右拳を繰り出そうとしている。


「!?ジ、ジーク!防御するんだ!」

『ゴォ』


いつもの構え、腰を落とし手の甲を相手に向けた両腕を自身の前に構える。迫る相手の右拳。そして・・・


ガァカァァン!!


先ほど以上の音を響かせて、相手の拳を弾きハイゴーレムはバランスを崩す。大きな隙を見せた相手を二人は見逃さない。


「今よ、前鬼!ボスの足を攻撃なさい!」

『ゲハァ!』

「オー君はボスの上半身を狙って”ストーンボール”よ!」

『ブッヒィ~!』


前鬼の大斧がハイゴーレムの左足を叩き折るがごとく振るわれる。だが、この攻撃は先ほどのジークと同じで、当たる瞬間にガキン!と響いた後に止まり、あまり効いた様子がない。


「ちょ!大斧の攻撃で効果なしってなんで!!」


これにはコハクさんも驚愕した。一方のカルタさんの攻撃は・・・


「二人とも!どうやら魔法がかなり効くようよ!」


カルタさんの言葉に俺達は助かったという思いを抱いた。まぁ、魔法も効かないんじゃゲームバランスがおかしくなるし当然と言えば当然であろう。


「でも、ごめん連続では発動できないの!何とか時間を稼いで!」


これは魔法だけではなくすべてのアーツに言えることだが、アーツを発動した後は同じアーツはしばらく発動することができない。この発動待機時間はすべてのアーツにあり、スキルLvが上がれば多少は短くなるがそれでも連続で発動することは不可能だ。別のアーツの発動もごく短い時間ではあるができず、このサラオンでは、アーツを使ったゴリ押しは不可能な戦法である。


「わかった!何とか時間を稼ぐ!ジーク防御を固めてボスに向かって突撃だ!」

『ゴォー!』


この指示は結構な頻度で言っているので、ジークも慣れた物ですぐに実行してくれた。防御の構えをしたままハイゴーレムに向かって突き進むジーク。ハイゴーレムも防御の構えを取り備える。その構えはジークとは異なり左腕を盾にするように構えている。ジークの巨体が相手の左腕に衝突する瞬間・・・


ドカァコォンン!!!


相手の防御を突破して、体に激突し派手な音を響かせた。この衝撃により相手のハイーゴーレムは吹き飛ぶほどではないが、後ろに押され膝をついた。


「今よ前鬼!思いっきり大斧を振りかざして全力で振るいなさい!」

『ゲッハァー!!』


この指示に前鬼は、すぐさま相手の下にダッシュして勢いよく大ジャンプ、そのまま頭上に大斧を振り上げダッシュの勢いと落下中の自身の体重を込め一気に振り下ろす!


ガッキュン!!


さすがにこの攻撃は効いたようで、ハイゴーレムの体に大きな傷跡を残した。しかし、全力でやったため攻撃後に無防備な姿を晒してしまい、相手は右腕による反撃を行った。


「!前鬼、小楯でガードよ!」


この指示は聞こえたようで前鬼は小楯を攻撃の軌道に割り込もうとするが、間に合わず右拳をもろに受けてしまった!前鬼は天井まで吹き飛ばされ、床に二度ほどバウンドしてHPが半分以上減ってしまった。


「前鬼!?」

「よくもやってくれたわね!オー君”ストーンアロー”よ!」

『ブ~ッヒィ!』


カルタさんが新たな魔法名を言い、オー君の前方に三つほど細長い三角錐の形をした岩が出現して、ハイゴーレムに向かう。これは何度目か戦闘してスキルLvが上がって習得した新たなアーツで、”ストーンボール”より出が早いが一発の威力は低い。だが1度の発動で三発分も連続でダメージが与えられるため使い勝手はいいらしい。


三個の三角錐がハイゴーレムに当たり、バランスを崩すが右腕を支えにしてたおれるのを堪える。ハイゴーレムは立ち上りオー君に向かう、魔法による攻撃でヘイト(敵の攻撃優先度の隠しパラメーター)がたまったのだろう。でも、そっちに行っていいのかな?


「ジーク!ボスに体当たりを当ててやれ!」

『ゴォ!』


オー君に向かったことでハイゴーレムはジークを背にした形となった、これで体当たりが当たれば・・・


『ゴォー!!』

『!』


俊敏は俺のスキル効果でジークの方が高いらしく、追い付きかけた所でジークがボスの背中に目掛け肩からぶつかり、ボスは前のめりに倒れた。


「ジーク!そのままボスに乗っておさえこめ!」


指示を聞いたジークは、ボスの背中に馬乗りになった。ボスも何とか起き上がろうとしているが、さすがに同じハイゴーレムのジークが乗れば身動きとれずに何もできなかった。


「さて、これで何とかなるかな?」

「ふふ~ん、ええ、少なくともダメージは受けないわね。」

「前鬼、さっきの借り返すチャンスよ!」


吹き飛ばされた前鬼を回復し終わったコハクさんが加わり、俺達は今ものすごく悪い顔をしているだろう。気のせいかな?ボスの顔にでっかい汗マークが出ているような・・・ま、気にしないでおこう♪


それからは動けないボス相手をボコボコ殴り倒すことに成功した。オー君も魔法を発動できるようになればやってくれるのだが、間が空くのでタコ殴りがメインである。しかし、身動きが取れないとはいえさすがにハイゴーレムは固く、ジークの攻撃ですらあまりにダメージにならないので時間がかかった。


「やれやれ、やっと終わったか・・・」

「今までで、一番苦労したわね・・・」

「誰よ、最初にゴーレムが使えないなんて言い出したのは・・・物理じゃあ最強でしょう・・・」


その分他のステータスが死んでますから、最初が苦労するんですよね・・・多分、言い出した人はその最初の時だけで判断したんだろうな。


「ここを攻略するなら、魔法使い系のスキルは絶対ね・・・」

「ゴーレムも欲しいわよ?正面から殴り合いができるのは、助かるわ。」

「武器もメイスやハンマー持ちの方が、いいかもな・・・」


ここを5階層まで行くのは、メンバーを厳選する必要があるな・・・

何か新しいことを始めようとして、小説を投稿することに決めましたがここまで続くとは自分でもびっくりです。さて、次回の更新は3日後予定です。まだまだ色々慣れない初心者ですが、読んでくださる読者の皆さんこれからも続けようと思いますので、どうかよろしく~ステータス表記も次回で。

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