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公式イベント ⑰情報と遺跡タイプ

オーガを倒し、ヴォルフやドル爺さんのドールが進化してから町に戻た後、俺は手に入れた素材を二人に売った。ドル爺さんには海岸タイプのドロップ品や洞窟タイプのドロップ品を、ヴォルフには森林タイプで採取した薬草と森林タイプのドロップ品をそれぞれ売った。


メイズ鉱石や結晶に関しては、二人のお金に余裕がなかったのと価値に関してまだわからないので保留となった。そして、宿屋に帰ってログアウトする時に釣った魚を女将さんにいるかどうか聞いたところ、すごい食いつきで売ってくれと言われた。なんでも、海の魚はしばらく味わっていないため、久しぶりに食べたいそうだ。もちろん全部売ったぞ?余談だが・・・この日の宿屋の食堂は、海の魚が食べられるのでかなりの客が来たらしい、後日宿屋で出会ったグゼルが美味かったと自慢してた。


ログアウトした後、ネットで今回のイベントの情報がないか提示板をのぞいてみたが、情報スレでは金色の宝箱の目撃情報でかなり賑わっていた。詳しく見てみると、どうやら俺以外に海岸タイプの岩を破壊したPCが居て情報を提供したようだ。正直助かった、この件を秘匿するつもりはなかったが、教えるのに証拠のSSを撮るのを忘れてたからどうしようかと思ってたんだ。


宝箱に関しては、俺がまだ行っていない遺跡タイプには数多くあるらしく、レアアイテムを求むPCが遺跡タイプに行けるチケットを求め価値が上がっているらしい。反面、出てくる魔物はどうも一番手強いらしく探索には苦労しているとのこと。まあ、先ほどの情報で海岸タイプや他のタイプで探索するPCは、増えるだろうな。


ダンジョン探索については、現時点で遺跡タイプ以外は3階層のボスまで判明しているようで、攻略方法やドロップ品の情報の提供を求む書き込みが目立つ。特に3階層のボスはかなり強いらしく、攻略専門のパーティーでも苦戦しているらしい。なお、ボスについての情報は見ることはしなかった。攻略を専門としているわけでもないし、今見たらなんかもったいないだろう?


そんな風に情報を見ていたら結構時間が経ってしまったので、夕飯作り食べて風呂に入って、明日に備えて寝ることにした。


そして翌日・・・することを済ませて、サラオンにログイン。今度はゲーム内の時間帯は朝とお昼の間くらいのようで、部屋から出て階段を降りたら女将さんがいた。


『これはフレン様、こんにちは。』

「女将さん、こんにちわ。」

『フレン様に売っていただいたあのお魚、料理したらかなり好評でしたよ。また手に入れた時は家で買い取らせてくださいね。』

「その時は、お願いします、ではいってきます。」

『行ってらっしゃいませ。』


さて、とりあえずフレンドを確認して、いればダンジョンに誘うか・・・そう考えた時ボイスチャットの連絡がカルタさんから来た。


「もしもし、カルタさん?」

<フレン、久しぶりね。イベントダンジョンのお誘いなんだけど、どうかしら?>

「ああ、いいよ。ちょうど誰かを誘って行こうとしていたし。」

<ありがと~ちなみにフルパーティーでもう一人はコハクよ>

「え、そうなの?」


詳しく聞いてみると、ゼノン君からの紹介でダンジョンへ一緒に行き、意気投合してフレンド登録をしたとのこと。今日も三人で行こうかと話したところ、ゼノン君はリアルの用事で来れないとのこと。他のフレンドも先客があり、俺が最後だったので助かったと言っていた。


<じゃあ、待ち合わせは東門ね。あと今日は2階層以上を目指す予定なんだけど、構わないかしら?>

「なるほど、と言うことは料理も買い込んだ方がいいってことかな?」

<ええ、頼むわ。では待ってるわよ~>


そう言って、カルタさんはボイスチャットを切った。俺は東門に向かう途中でサンドイッチ系の料理を買い込んで、先を急いだ。東門に着いたと同時にカルタさんたちを見つけ声をかける。


「お待たせ~今日はよろしくな。」

「ええ、よろしくフレン」

「よろしくね。フレンさん。」


挨拶も簡単に済ませて、遺跡へと向かう俺達。道中でコハクさんに俺のことは、呼び捨てでいいとお願いした。ならコハクさんもさん付けはなしで言ってきたので、お互いに承諾した。


遺跡に着いた後は、特に変わったこともなく最後尾に並び、順番が来たので階段を降りた先にはレンガが敷き詰められた壁、正方形の石畳が並ぶ床、遺跡タイプに着いたようだ。


「あっちゃ~よりによって一番手強いとこに出ちゃったか・・・」

「じゅあ、どうする?1階層だけ探索してすぐに出るか?」

「今決めることでもないでしょ、何度か戦ってから決めてもいいと思うわ。」


コハクさんの意見にカルタさんも「それもそうね・・・」と考え直しまずは<召喚(サモン)>する


コハクさんのゴブリンは以前は手斧だったが、今は自身とほぼ同じ大きさの斧を両手で持ち右手にはかなり小さめのスモールシールドを着けていた。防具は皮鎧なんだが、色や形状が戦国時代の雰囲気がある和風なのである。頭に鉄の額当てなんてつけてるし、余談だが、その額当て角が邪魔にならないように工夫がされているのだ。


カルタさんのオークは防具は以前と変わりなく、燕尾服だったかな?に黒のマントを背中に着ている。武器は変わって以前は棍棒だったが、今は魔法使いが持つ先が渦状になっている杖だ。


「二人とも、装備が変わったな~」

「私の前鬼はスキル進化で、斧術を大斧術にしたから武具は新調したの。」

「オー君は進化先をオークメイジにして、棍棒術が杖術にスキル進化できたからしてみたのよ。」


二人の召喚獣も確実に強くなっているようだ。こうしてみると亜人タイプもいいな~少々、好奇心が顔を覗かせ浮気心が出てきそうだ。だが、次の召喚獣はアーマーと決めているのでここは我慢我慢。


「フレンのゴーレムも変わったわね~すごい迫力・・・」

「ありがとう、カルタさん。」


そのセリフは褒め言葉である。互いの召喚獣の確認が済んだあと、俺達は先へと進んだ。すると早速魔物と出くわした、こいつらだ。


<ドール Lv12>×3


魔法人形タイプのドール・・・召喚獣に選べる魔物が敵として等々出てきたか、装備は防具なしで2体が短弓、もう1体が短弓の二回りは大きい弓を持っている。おそらくあれが長弓だろう。Lvも他のタイプのボス以上だし手強いのは確実だろう・・・


さて、どうするかね・・・

ステータス表記は変化なし、次回の更新は3日後予定。

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