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公式イベント ⑬生産職の生産話

ハチとの戦闘後、俺達は相変わらず素材集め優先で先へと進む。おかげでかなりの素材を集めることに成功しているので、生産職二人はほくほく顔だがね。ハチとも何度か戦闘をしているので、二人の召喚獣も順調にLvを上げているし、ドロップ品も手に入っている。


そんな時、新たな魔物が俺達の目の前に現れた。それがこちら・・・


<ネットスパイダー Lv10>×2


大型犬ほどの大きな蜘蛛だ。ただ外見はカラフルな色でなんかかっこいい、大人気RPGのモンスターを専用ボールで捕まえるゲームに出てくる蜘蛛モンスターに似ている気がする。まぁ、蜘蛛はリアルにすると嫌いな人が失神するかもしれないし、その配慮なのかもしれないな。


「蜘蛛か・・・蜘蛛糸でもドロップするのかね?」

「わしとしては欲しいのう~服系やローブ系の防具はもちろん、鎧の内側に張るなどできるからな。」

「とにかくさっきのハチと一緒だ、二人ともジークの後ろから攻撃を。」


俺がそう言うと2匹の蜘蛛はジークにお尻を向けて糸を出してきた。糸がジークに絡んで身動きが取れなくなっているようで、これはまずい!


「ジーク!防御を重視した構えをしろ!」

『ゴ、ゴォ!』

「虎鉄は弓で矢を放ってあの蜘蛛を攻撃だ!」

「八雲も弓を使い矢を放て!当てる相手はあの蜘蛛じゃ!」


この戦闘は時間はかかったが何とかこちらの勝利で終わった。あの蜘蛛たちジークの動きを封じたら近ずいて、噛みついてきたのだ。防御指示を出していたのでダメージは徹らなかったけど、動きを封じたり、麻痺毒で動きを止めたりと、ここの敵は厄介すぎるな。


「やれやれ・・・いやな敵だな、ほんと。」

「だが、ドロップは生産職には嬉しいみたいだぞ?いいのが手に入ってる。」

「お?ほんとじゃ、これは作るのが楽しみじゃわい。」


二人がそういうので、俺も確認してみると・・・


 拘束蜘蛛の蜘蛛糸  品質:3  レア度:☆☆☆

 蜘蛛が体内で生成する糸。非常に切れにくく、手触りもいいため、貴重品。


 拘束蜘蛛の牙  品質:3  レア度:☆☆☆

 拘束蜘蛛の牙には、毒があるが強力なものではない。


予想通り、蜘蛛糸があったな。しかも説明文を見る限り中々のアイテムのようだ。


「なるほど・・・確かにこれで作った防具は凄そうだ。」

「うむ、ダンジョン探索が終われば、作ってみるわい。」

「ドロップ品の確認は終わったな?あと問題は・・・」

「ジークだよな・・・まさかこうなるとは・・・」


ジークはまだ糸で身動きできない状態なのだ。戦闘が終わったのに糸は消えないのだ。


「戦闘終わっても消えないのはなんでだろうな?」

「普通ならそうなるはずなのにおかしいのう?」

「とりあえず、落ちてる枝を使って糸を集められるか試してみないか?」


俺の提案に二人は頷き、落ちている枝を拾ってジークに巻き付いている糸に枝を当て回しながら集め出した。なお、落ちている枝はアイテム扱いではあるが、細すぎて使い道がないものでこんな使い方をしても問題ない。


集め出してジークに絡んだ糸を採り終わった後、枝についている糸がアイテム扱いされていることに気が付いた。


 蜘蛛の粘着糸  品質:2  レア度:☆☆☆

 蜘蛛が相手を拘束するのに使う糸。かなりの粘着力があるが時間が経つと弱まる。


ふむ・・・使い道あるのかこれ?俺にはいまいち使い方が分らないが生産職二人はそうでもないらしい・・・


「粘着糸ね・・・乾燥させればまた変質しそうだな?」

「うむ、時間が経つとなどと書かれているから可能性はあるのう~」


何やら楽しそうに、アイテムの使い道を話す二人を見ていると、生産職のスキルも面白そうと思えてくる。でも、召喚獣と一緒に冒険がしたくて始めたんだし、生産に時間をかけるのはなしかな・・・


「まぁ、今回は木材集めを優先しよう。」

「そうじゃのう~」

「いいのか?」

「ああ、さっきも言ったが木材不足と木材の需要がバランス悪いしな。その問題を少しでも良くしたいからな。」

「それにここの木材が、どの加工に相性がいいかによっては生産職がここに来たがるしの、フレンのように採取や伐採持ちのPCに頼むことも増えるじゃろう。」


木材アイテムの加工うんぬんについて聞いて見た所、どうも木材だけではなく加工アイテムによっては相性のいい加工品と言うのがあり、木材でも弓に向いている物や、杖や棍棒などに向いていたり、金属の場合は剣や斧、メイスや軽鎧、全身鎧などなど幅広く存在するらしい。


例えば、ある金属は剣に加工が向いているのに斧にすると、その金属より品質とレア度が低い、でも斧に向いている金属で斧作った物と比べてみると、品質とレア度はおろか装備性能まで斧と相性がいい金属で作った物の方が優れているのだという。


「武器の柄や鞘に使うぐらいなら問題はないんじゃが、武器や鎧などの装備効果のあるものを作ろうとすれば、相性は無視できん問題なんじゃよ。」

「まぁ、中にはどの加工にもできる万能な素材もあるが、これは極少数だ。」


生産は奥が深いようだ。そんな相性を把握して作る人には尊敬するね。自分にはできそうにないわ。なお、矢の消費については、店売りされている木の矢と言うアイテムを使い、これは武器屋ならどこでも売っているため今では主に使われているらしい。自作した矢よりは攻撃力が低いが、贅沢は言えないとのこと。


生産談義を終えて俺達は探索・・・もとい、素材集めを再開した。時々見つける魔物を倒しながら素材を集めながら先へ進み木材系が結構な数を集め終わった時、俺たちの前に木々が無くなっている妙な広場が広がっていた。


「なあ、フレンここは何だと思う?」

「多分だが、ボスの出てくる場所だろう。」

「おお~わしボス戦初めてじゃ、わくわくするのう~」


俺達は慎重にその広場に足を踏み入れた。中心部に着いたとき奥の方から何やら激しい音がする・・・次の瞬間木々の間から、大きな熊が出てきた。こいつがボスかな?とにかくまずは鑑定!


<バトルベアー Lv11>


Lv的にはボスに間違いないようだ、それにしても熊系のボスか・・・召喚獣の熊こいつになったりするのかね?


「さて、俺にも初めてのボス戦なんだがどうすればいい?」

「まず、ジークにあの熊を押さえつけさせるから、二人はその隙に腕や足の関節や、目に矢を当ててくれないか?」

「了解じゃ。」


よし、とりあえず方針は決まったし、やりますか・・・


「ジーク!あの熊を両腕で押さえつけろ!」

『ゴォ!』


俺の指示に従い、ジークは熊に向かって突撃する。熊も受けて立つと言わんばかりに両腕を大きく広げ威嚇してるのかな?こうして見ると熊の大きさはジークより少し小さいかな?迫力があるから大きさ以上に見えるけど・・・


そして、ジークが熊を腕の届く距離に近ずき捕えようとすると、熊はその腕を自身の腕で受け止め腕で押し合う形になった。一応、相手の身動きは封じた形になったし、二人に合図贈ろう。


「二人とも今がチャンスだ!」

「よし!虎鉄は足の関節を弓を使って矢を放ち当てるんだ!」

「八雲は腕の関節を弓を使って矢を当てるんじゃ!」


この攻撃が予想以上の効果を発揮した。腕の関節に当てれば力をうまく込められないのか熊が押され始め、足の関節に当たれば踏ん張れずに膝をついた。


「今だジーク!押し倒せ!」

『ゴォー!』


ジークが力をさらに込めて、押し込み熊を仰向けに倒す。俺はさらに指示を伝え、ジークに熊に馬乗りさせて連続で攻撃させた。この攻撃によって熊は光の粒子となり、ボス戦は俺たちの勝利で終わった。

名前  ジーク   種族  ハイゴーレム


LV16(+1)  HP 320/320(+10)  MP 66/66(+4)


筋力  30  体力  31(+1)  俊敏 13  


器用  11  魔力  5  魔防  5


SP: 1


スキル : 拳打Lv5(+2) : 異常状態耐性Lv14(+6) : 強固Lv7(+3) : 重心安定Lv9(+4)


プレイヤー名  フレン  職業  召喚士


固有スキル:  《召喚術》  《鑑定》 《召喚数+1》


スキル: 指揮者Lv6(+2) : 召喚獣器用上昇Lv3 :  戦闘時俊敏上昇Lv27 : 防御指令Lv4(+2) :採取Lv15(+5) : 採掘Lv11 : 釣りLv19 : 解体Lv24(+4)


称号: 【大精霊アルトの祝福】 【大精霊ノルンの祝福】


次回更新は3日後予定~

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― 新着の感想 ―
[気になる点] ステータスの数値やスキルによる補正らしいものとかもある割には、敵や味方の強さというかそれぞれの差が分からない。 レベル差があって防御に関係ありそうな数値が高い筈なのに、んな驚く程ダメー…
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