公式イベント ⑦一回目探索終了
脱出した先は遺跡の近くだった、ということはPCたちがすぐ傍にいるということで・・・
「な、なんだ!あの召喚獣は!」
「ゴーレム?でもネットで見た姿とちがう・・」
「スケルトンも微妙に違うぞ。大きくなってる。」
「もう一体は何だ?」
「なんかかっこいい・・・」
ジークたちが目立ってしまった・・・まあいやでも注目浴びるか、なんせこの三体は進化した姿確認したのは初だろうし・・・
「とりあえず、離れるか。」
「その方かよさそうですね。」
「異議なしよ。」
俺達は遺跡から離れるため町へと進んで行った。その途中・・・
「とりあえず、今のうちに言いたいことは言っておくわ。改めてありがとうね、貴方たちが助太刀してくれたおかげであのオーガも倒せたし。」
「どういたしまして。同じ不遇扱いされているゴブリン連れてたからな。」
「ええ、なんだか親近感を覚えたんですよ。」
ゼノン君そのセリフは、俺が前に言った言葉だぞ・・・
「私もまさか、ゴーレムやスケルトンを選んだPCがいたとは思わなかったわ・・・二人は何で選んだの?」
「俺はこのサラオンを調べてるうちに、気になってな。」
「僕はスケルトンの進化先が気になりまして。」
「コハクさんはどうして、ゴブリンを?」
「私はゴブリンが鬼系統になるんじゃないかと思ってね、衣装もそれに合わせたのよ。」
ふむ、確かにゴブリンは子鬼とも言えるしな、進化すれば鬼になるかもしれないな。
「だから名前も、和風で鬼関連の物にしたのよ♪」
「オーガみたいになってほしいということですか?」
「あれもなかなかいいとは思うけどね・・・あくまで予想だしどうなるかはその時までわからないのも楽しいわね。」
「オーガで思い出したが、皆ボスのドロップは何が出た?あとスキル進化も済ませてしまおう。」
俺の言葉に皆思い出してメニューを開く動作をした。さて、俺も確認と進化を済ませよう・・・
大鬼の角 品質:4 レア度:☆☆☆☆
オーガの角。非常に頑丈で、加工には技術と根気が必要。
大鬼の髪 品質:4 レア度:☆☆☆☆
オーガの髪の毛。束ねればかなりの強度になる。
ダンジョンチケット洞窟 イベント専用アイテム
このチケットを遺跡の階段を降りる前に使うと必ず洞窟に行ける。イベント終了時に消滅する。
ふむ、これまたよさげなアイテムが手に入ったな。特にチケットがいいな、これがあればいつでも洞窟タイプのダンジョンに行けるぞ。次は俺のスキルだな・・・
スキル: 指揮Lv30進化可能! : 戦闘時器用上昇Lv30進化可能! : 戦闘時俊敏上昇Lv26(+2) : 防御命令Lv30進化可能! :採取Lv5 : 採掘Lv11 : 釣りLv11 : 解体Lv15
進化先 指揮⇒指揮者 戦闘時器用上昇⇒戦闘時器用強化、召喚獣器用上昇 防御命令⇒防御指令
3つ進化可能か・・・指揮は指揮者になりより指示が伝えやすくなると、防御命令は防御指令となりより効果が強化されると、戦闘時器用上昇は2つの進化先か・・・戦闘時器用強化は上位互換、召喚獣器用上昇は戦闘時と言う限定効果がなくなり常に上昇すると、悩ましいどちらにするか・・・
悩んだ結果俺は召喚獣器用上昇にした。決め手は戦闘時以外でも必要になることがあるのではないかと思ったんだ。
「俺の方は終わったぞ、ドロップは大鬼の角が2個、大鬼の髪が3束っていうのか?あとはイベント専用アイテムっていうのがあった。」
「僕は角が3個に髪が1束です。」
「私は角が2個に髪が2束ね。そのイベント専用アイテムってどんなの?」
隠すことでもないと思い、俺はアイテムについて説明した。
「へえ~ボスはそんなのドロップするのね、必ずいけるというのは魅力だわ。」
「ほんとですね、ボスを周回するPCが出てきますよ絶対。」
「そもそも周回できるのかね?」
「できると思うわよ?私が最初に部屋に入った時、ボスはいなくていきなり出てきたから。たぶん時間経過か、一旦部屋を出たらでてくるんじゃない?」
ボスにしては演出が少ないと思っていたが、最初がそれなら確かにできるかもしれないな。個人的には部屋を出る必要があると見た。
「そうだわ、二人ともよければ私とフレンド登録してくれないかしら。今回助けてくれたお礼もしたいし。」
「構わないぞ。」
「僕もです。」
「ありがとう~!ゴブリン選んだからなのか、誰も私とフレンド登録してくれなかったのよ~」
「だろうね、俺も最初にひどいこと言われたよ。」
「フレンさん、そんなことあったんですか?」
どこにでも礼儀のなってない奴はいるもんだぞ。アーロンみたいな奴は極端な例だが・・・
そんな話をしているうちに東門に到着、召喚獣たちを<送還>して門へと入る。とりあえずタジン武具店に行ってヴォルフがいないか尋ねるか。
「じゃあ、私はここで別れるわね。」
「そうか?今から俺たちの知り合いの生産職PCに会いに行くんだが・・・」
「リアルの友達が生産職やってるからその子にダンジョンのドロップ品持って行くからね。今日はありがとう、今度は一緒にダンジョンに行きたいわね。」
「ああ、その時はよろしくな。」
「楽しみにしています。」
コハクさんはこの会話を後、噴水広場へと歩いていった。俺たちはタジン武具店に向かい店に入った。
「ごめんください。」
『いらっしゃい。お、フレンか今日は何を持ってきてくれたんだ?』
「東の平原に出現した遺跡の中で手に入れた物を持ってきました。」
『ほぅ~あの遺跡か、大精霊様たちからの依頼って話だったな、どんなものが手に入ったんだ?』
「巨大蟻の甲殻に顎牙、巨大蝙蝠の翼膜に牙、大鬼の角と髪、後はメイズ鉱石にメイズ結晶ですね。」
魔物のドロップ品を言っていたときタジンさんはほうほうっといった感じだったが、メイズ鉱石の名前が出たら驚いた顔になった。
『メイズ鉱石と結晶が採れるのか?あの遺跡。』
「少なくとも俺たちが入った場所では採れましたね、なんでもあの遺跡中の空間が安定していないようで、出る場所がいちいち変わるみたいで、鉱石と結晶珍しいんですか?」
『遺跡や迷宮なんかだと偶に採れるんだ、俺自身扱ったことはあるがそれも数えるほどだ。』
「だったらあの遺跡は宝の山ですね、結構な数が採れましたよ?」
『何?』
論より証拠と言うしメイズ鉱石とメイズ結晶を取り出すことに。メイズ鉱石は16個、結晶の方は12個をカウンターに乗せる。
「これで全部です、採掘に集中すればこれ以上手に入れることも可能でしょう。」
「ほう、こいつはなかなかの素材だな。」
なんかいつの間にかヴォルフも来ていた。
「ヴォルフいつからいたんだ?」
「お前さんが素材を出している時だな、後で詳しい話を聞かせてくれ。」
それはいいんだけど・・・なんかタジンさんが固まってるんだが大丈夫か?
『・・・・ヴォルフ』
「なんです師匠?」
『お前さんも遺跡に行ってこの鉱石や結晶を採ってきてくれねえか、お前さんともう一人にこの二つの加工方法を教えるのを最後に修業は終了だ。』
「え、ほんとですか?」
『嘘言ってどうする、どのみち俺のとこではこれらの加工を教えたら、教えられることはなくなるからな・・・』
「そうですか、あ、でも今からは俺無理ですよ?」
『わかっとる、遺跡があるうちに行ってくれればいい。』
「わかりました。というわけだ二人にも手伝ってもらうぞ?」
「もともと行くって話だったし、問題ないぞ。」
「時間が合えばいきましょう。」
いい装備ができるのなら文句などないしな、さてこの後はどうしようか?
次回は3日後予定~




