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召喚士ギルド

カルタさんと一緒に召喚獣の詳しい説明をしてくれる場所探すことにした俺たち。ちなみにカルタさんの容姿は銀髪の腰まであるロングヘアー、青い目をしたスレンダー美人といったところだ。


「探すにしてもどうやって探そうかしら、何の手がかりもないんでしょう?」

「いやそんなに固く考えなくても、わからなければ聞けばいいんだよ。」

「え?誰に?」


カルタさんの呟きには答えず俺は周囲を見渡し焼き鳥?串焼き?を焼いている屋台に近づき・・・ーーカルタさんも俺の後ろについてくるーー


「おっちゃん今焼いてるそれは何の肉だい?」

『ん?これかい?これは北の草原に生息している魔物チャージラビットの串焼きだ!』

「じゃあ、それ1本買おう。」

『へいまいど!ちょいっとまっててくれ今焼き上げちまうからよ!』


そう言うとおっちゃんは串焼きをひっくり返し塩をかけ始めた。するとハーブのいい匂いがしてきた。


『おまちどう!チャージラビットの串焼き1本80カロンだ!』

「はい・・・ではこれで。」


プレイヤーはゲーム内に送られる時に5000カロンの最初の路銀もアイテムボックスの中に贈られる。

俺はメニュー画面での入力操作で80カロンを支払った。


『まいどあり!よければまた買ってくれよな!』

「ええ機会があれば、あとお聞きしたいことがあるんですが・・」

『ん?なんだい?何でも聞いてくれ!』

「この町で召喚獣のことを詳しく説明してくれる場所があると聞いたんですが、心当たりはないですか?」

『ああ、それなら召喚士ギルドのことだろ。』

「召喚士ギルド?」

『やっぱりしらねぇかぁ~兄ちゃん異界の住人・・・・・だろ、だったら絶対行った方がいいあそこは、今は若い連中しかいないが召喚術の知識なんかを後世に伝えるためにできたギルドだからな。兄ちゃんの知りたい召喚獣についてもあそこ以上に詳しいとこはねぇよ。』

「そんなとこがあったんですね。」

『俺の知り合いが何人かに聞かれたんで教えたと言ってたんだが、異界の住人・・・・・たちにはこの話広まってないんかね?あとどこになるかってぇと・・・』


おっちゃんによると召喚士ギルドの場所はプレイヤーが多い北側ではなく、南側の小道に入った場所にあるそうだ。教えてもらったあとに《マップが更新されました》とシステム音声もしたのでメニュー画面からマップを見れば迷うこともないだろう。


俺はおっちゃんに礼を言ってカルタさんと一緒に召喚士ギルドへと向かった。あ、買った串焼きはおいしくいただきました。味覚の感覚もすさまじくかなりおいしかった、また買おう。


「それにしてもごめんなさいね、協力すると言っておきながら私何もしてないわ・・・」

「気にすることはないよ、あのおっちゃんが知ってたからよかったけどもし知らなかったら、他の人に聞くつもりだったし。そうなったら一人より二人の方がいいだろうし、運がよかったんだよ。」

「・・・ありがとう。」

「どういたしまして。しかしそのおっちゃんとの会話違和感を一切感じなかったな~成長型AIの凄さを思い知ったよ。」

「私も後ろで聞いてびっくりしたわ、でもあなたよくNPCに情報を聞くって思いついたわね?」

「?昔も今もゲームじゃ基本だし、そんなに驚くことかな?」

「ああ、そういえばそうだったわね。私は攻略情報がある程度出始めてその情報を見てからゲームやるタイプだから全然思いつかなかったわ。」

「なるほど。」


俺もこのゲームに関してはやれない間に色々調べたからな。


「あと公式サイトの情報通りに私たちプレイヤーのことは異界の住人という認識のようねNPCには。」


カルタさんの言葉に俺は頷く。このVR世界において俺たちプレイヤーは異界の住人という立場だ。簡単に説明すると

ーーこの世界で昔魔物の大氾濫が起き、それを解決するため別種族を含むーー獣人、エルフ、ドワーフなどーー力ある者たちは魔物たちに立ち向かう。事態は何とか解決したが立ち向かった者たちも無事ではすまず全員が帰ってこなかった・・・このままではまた同じことが起こったときに何も出来ぬまま死んでしまう。誰もが絶望しかかった時、この世界を作ったと伝えられる大精霊たちが異界の住人を招くと伝えてきたのだ。異界の住人は召喚士としての能力が高く、召喚獣が倒されれば最後に立ち寄った街に転移され、またいつでも元の世界に帰れるため彼らの生活を脅かすことはないと説明し世界の理解を得たーー

以上のことが異界の住人と呼ばれる理由だ。公式サイトのあらすじ内容を俺なりの解釈で説明してみたが伝わるかな?


そんなこんなを話したり考えたりしながら歩を進めていくと目の前に大きな建物が見えてくる。あれが目的地の召喚士ギルドだろう。看板には文字ではなく本と二つの杖が交差している絵が描かれている。


「ここがそうなのかしら?」

「マップではここを表示してるね。」

「こんなとこにあるんじゃ情報がないはずよね。大通りからは見えないし南側には目ぼしい物はないし。」

「たしかにね、プレイヤーのほとんどが主な狩場になっている北の草原にいるし、西側は宿屋と酒場が東側には商店や、生産工房なんかがあるし、南側にはプレイヤーで来る人はいないんじゃないかな。」


このゲームでは酒場でクエストを受注でき、宿屋は休めば召喚獣の回復が早くなりログアウトが安全にできる場所だ。商店や生産工房は説明しなくてもわかるよね。


「とにかく入ってみようか?」

「そうしましょ。なんだかドキドキするわねぇ~」


建物に入るとカウンターがあり三つに区切られた場所に三人の女性が立っていた、そのうちの一人が俺たちに気づいた。


『こんにちは、召喚士ギルドへようこそ。ご用件はなんでしょうか?』

「ここは召喚獣の詳しい説明をしてくれると聞いてやってきました。間違いありませんか?」

『はい間違いございません、ここにくる異界の住人は久しぶりです。最初に確認したいのですが、お二人の召喚獣の種族はどれでしょうか?それによって案内する者が変わりますので。」

「私はオークよ。」

「俺はゴーレム『ゴーレムですって!!?』え?。」

『貴方すぐこちらに来てください!!貴女はカウンターの真ん中の女性から話を聞いてください!さぁ!いきますよ!!』


女性の言葉の迫力に圧倒され頷き女性の後を追う、地下への階段を下りまっすぐ行った先のドアを開け女性は中にいた女の子に声をかける。


『ユミちゃん!!ゴーレムを召喚できる異界の住人さんが来たわよ!!!」

『ええぇぇぇ~!!本当ですか!!?』


女の子は驚きの声を上げた後俺に視線を合わせ走って俺の前にきた。


『お兄さんがゴーレム召喚できる人?』

「あ、ああ・・・そうだが・・・」

『・・・・・・・・うぇ』

「???」

『うええええぇぇ~~~~!!?!?』


なんかいきなり泣き出した!しかも俺を先導してきた女性もなんか涙をハンカチで拭いているし!!!

いったい何事ですか!?!?

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― 新着の感想 ―
[気になる点] もう少し句読点の打ち方を気をつけた方がいいかもしれません。文章を読んでいると「ここ読点(、)入れた方が読みやすいな」と感じたり、「ここ読点じゃなく句点(。)じゃないか」と思う時が多いで…
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