公式イベント ③戦闘の成果
「弱かったですね、酸も吐きませんでしたし・・・」
「まあ、1階層では強いのはいないってことだろう。」
戦闘後の感想がこれだ。ジークの攻撃も徹ったしゼノン君によればメイスの攻撃もよく効いたそうだ。さっきのビックアントだったか?あの魔物は脅威にはならないな。
「ついでだ、ドロップとステータスも確認してみよう。」
「そうですね、何が手に入ってるんでしょう・・・」
メニュー画面を開き、何が手に入ったかなっと・・・
巨大蟻の甲殻 品質:3 レア度:☆☆☆
巨大蟻の体を覆っている甲殻。軽くて頑丈。
巨大蟻の顎牙 品質:3 レア度:☆☆☆
巨大蟻の顎の牙。鋭利な刃物と変わりなし。取扱注意!
イベントで手に入るためかレア度が高い、甲殻が3個、顎牙が2個手に入れてる。これは高く売れるかもしれないが・・・今の所持金5万カロン超えてるんだよな・・・次の召喚獣はアーマーにしようかな。ドールよりは装備にお金かかりそうだし。
ステータスの方はLvは上がらなかったがスキルの方は、ジークと俺も含め+3や、+2されてる。スキルLvの上りがいいな・・・
「スキルがかなり上がったな・・・」
「僕も上がってますね、ここの敵は上げやすいんでしょうか?」
そうかもしれないな・・・なんにせよ、いい情報なのでここを出たらヴォルフにも教えてやらないとな。ドロップ品も防具加工に向いてそうだし生産職が来たがるんじゃないかなここは。
「このドロップで全身鎧はできるでしょうか?」
「なんか特撮ヒーローみたいになりそうだな・・・」
今でも大人気仮面のヒーローみたいな感じに・・・あるいは狩りゲーの元祖であるあのゲームの昆虫を模した鎧か・・・・まあ、それはさておき。
「敵は大したことはないし、先に進むか?」
「そうですね、いろいろ探索しましょう。」
俺達は先へと進むことにした。何度か分かれ道もあったが、交代でどの道に進むか決めて進んだ。その途中・・・
「あ、ゼノンちょっと待ってくれ。」
「フレンさん?どうかしましたか?」
「そこに採掘ポイントがある、堀りたいがいいかな?」
「構いませんよ、何が取れるか気になりますし。」
ゼノン君に伺いOKが出たので、早速掘り始める。ちなみにピッケルもヴォルフに頼んで鉄鉱石で作った物を使っている。性能としてはこんな感じ・・・
アイアンピッケル 品質:4 耐久値120/120 レア度:☆☆☆
鉄鉱石で作られたピッケル。掘りやすさと頑丈さを追及した一品。
効果:採掘時ボーナス(小) 耐久値アップ(小)
このピッケルのおかげで採掘もかなり数を確保できるようになった。さて、ここでは何が出るかな~っと・・・
メイズ鉱石 品質:3 レア度:☆☆☆
ダンジョンで生成される鉱石。かなりの硬さを持つため、加工には技術が要求される。
メイズ結晶 品質:4 レア度:☆☆☆☆
ダンジョンの魔力が結晶化した物。宝石のように扱られ、価値が高い。
数としては鉱石が6個、結晶が3個だ。これまた品質、レア度ともに高い物が出たな・・・生産職の大歓声が聞こえてくるかのようだ。ゼノン君にもメニューをパーティーメンバーにも見えるようにして、この二つのアイテムを見せる。
「すごいですね!しかし、鉱石はわかるのですが。結晶はどう使うのでしょうか?」
「魔法使いが持つ杖にでも使うんじゃないか?先端につける形で。」
このサラオンでは魔法も最近になって発見されている。オークや猫が一度目の進化をするとスキル選択で覚えられるのだ。猫は火、風、土、水属性魔法から一つ選べ、オークは2つある進化先の内の1つが魔法使いタイプのようで、猫と同じ属性と、闇、光の内からどれか一つ選べる。
ちなみにオークは進化してもそのままの姿で多少大きくなる程度だった。これには多数のPCがほっとしたらしい。
「なるほど・・・そうすれば魔法攻撃力が上がる武器が作れるかもしれませんね。」
「今の所、魔法が強くなるような装備はないからな・・・」
魔法に対して強い防具類もないから、魔法を使ってくる敵が出てくるならかなり苦戦するだろうな・・・
とにかく採掘でもかなりいい物が手に入るので、積極的に採掘しよう。ゼノン君にも伝えた所賛成してくれたのでじゃんじゃん掘るぞ~!なお一緒にパーティーを組んでるのでいくつか渡すように交渉した。ゼノン君はもらえないと言っていたが、少しだけだからと納得させた。遠慮しなくていいのに・・・
それからは採掘ポイントがあれば採掘をして鉱石を採りまくった。これまででメイズ鉱石が13個、メイズ結晶は9個手に入れた。まだまだ手に入れたいなと思っていたら・・・・
「フレンさん、敵が近づいているようです。」
「む?・・・確かになんか羽ばたく音が聞こえてくるな・・・」
しかし洞窟で羽ばたく音がする敵といえば・・・
「蝙蝠か?」
「どうやら正解のようですよ・・・」
俺達の目の前の頭上に巨大な蝙蝠が2匹飛ん来た。鑑定結果は・・・
<ジャイアントバット Lv10>×2
これまたシンプルな名前。大きさは中型犬と同じくらいかな?リアルの蝙蝠がどのくらいの大きさか知らないけど・・・ともかく戦闘を始めたのだが、ここで問題が発生・・・それは・・・
「戦いにくいな!」
「攻撃が当たりませんね・・・」
そう連中は飛んでいるし、動きも素早く攻撃が当たらないのだ。さっきから連中の攻撃ばかり当たっている。それほどダメージがないのが救いだが・・・
だが、このままではジークはともかくオメガが先に力尽きてしまう。ジークの方がHPが多いからな、仕方がない強引な方法で状況を変えるか・・・
「ゼノン!さっきの爆音をもう一度発生させる。心の準備しておいてくれ!」
「え?・・・!分りました。オメガ!これから大きな音がするから気を付けてね!」
『カカぁ!』
「ジーク!近くの壁を思いっきり力を込めて叩け!」
『ごぉ!』
そう指示するとジークは、一番近い壁に向かって左腕を背中に引き、力を振り絞った渾身の一撃を壁に放った。すると・・・
ドッコオオォォォォォ~ン!!!
先ほど以上の爆音が辺りに響き、空中を飛んでいた蝙蝠たちはそれを無防備な形で受けてしまい、地面へと墜落した。このチャンスを逃すつもりはない!
「ジーク!地面に落ちた蝙蝠に左腕を振り下ろせ!」
『ごぉ!』
「オメガはもう1匹に攻撃して!」
『カカぁ!』
蝙蝠たちはジークたちの攻撃を受けて光の粒子となった。やれやれ俺達にはかなり厄介な敵だったな・・・
名前 ジーク 種族 ゴーレム
LV14 HP 300/300 MP 56/56
筋力 28 体力 28 俊敏 11
器用 10 魔力 4 魔防 5
SP: 0
スキル : 殴りLv26(+2) : 異常状態耐性Lv3 : 頑強Lv24(+3)
プレイヤー名 フレン 職業 召喚士
固有スキル: 《召喚術》 《鑑定》
スキル: 指揮Lv27(+2): 戦闘時器用上昇Lv24(+3): 戦闘時俊敏上昇Lv22(+3) : 防御命令Lv23(+3) :採取Lv5 : 採掘Lv8(+2) : 釣りLv11 : 解体Lv13(+2)
称号: 【大精霊アルトの祝福】
次回の更新は3日後の予定です。




