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事情を聴いてみよう。

それから2対1で戦ったわけだが、はっきり言って一方的な展開だった。前後から挟み込みジークにリザードマンを抑え込ませ、スケルトンが攻撃しまくるというどちらが悪役かわからなくなる戦法をとって戦いを終わらせた。


 ≪召喚獣ジークのLvが上がりました≫

≪召喚獣ジークのスキルLvが上がりました≫

≪召喚士フレンのスキルLvが上がりました≫


コボルトより格上だからLvも上がったか、俺は早速SPを器用に使った。二桁になるまで器用は上げておこう。


「あの~」

「うん?」


ステータス操作をしていたら助けたPCに声をかけられた。いっけねぇ今はパーティーを組んでたんだ一人でいたつもりになってたぜ。


「ああ、すまないステータスにSPを使っていたんだ挨拶が遅れて申し訳ない。」

「そうなんですか、気にしないでください。僕も後で操作しないと・・・」

「では、改めてフレンだ、こっちの召喚獣はゴーレムのジークだ。」

『ごぉ』

「こちらこそ、自己紹介が遅れてすみません。僕はゼノンといいます。相方はスケルトンのオメガです。」

『カカ』


挨拶を言い合った後、初めて彼の容姿が分った。髪は紫色で肩まで伸ばしそれをひもで括っている、目は黒で身長は俺より低い160前後かな?


「後、助けてくれてありがとうございました。」

「それこそ気にするな、スケルトンを連れていたから親近感がわいたんだ。」

「僕もゴーレムを選んだ人がいるとは思いませんでした。人のことは言えませんが・・・」

「なに、ゲームについて調べてるうちに気になってな。それに人が何と言おうが俺はゴーレムをきにいってるからな。そちらは何でスケルトンを?」


スケルトンは亜人タイプの召喚獣の一体、亜人タイプの特徴は初期スキルを2つほどPCが選べるのだ。武器系スキル、生産スキルの中から好きなものを選びスタイルはPC次第な自由度の高いタイプと言えよう。もっとも現状亜人タイプで選ばれているのはオークしかいないのだが・・・


亜人タイプの残り2体については、ゴーレム同様ネットでさんざんなことを書かれている。ゴブリンは外見がかっこ悪い、醜いなどビジュアルの問題点が指摘され不人気に。今話題に上がっているスケルトンは外見こそ骨格標本が動いているだけでゴブリンのような指摘はされていないが、問題はステータスなのである。


スケルトンの初期ステータスは全召喚獣の中で最弱のステータスなのだ。ゴーレムを例にすると、初期のすべてのステータスの合計は60、これはスケルトン以外の召喚獣すべてに共通する合計値だ。これがスケルトンだと合計54、しかもステータスオール9なのだ。初期値も低いしステータスにも特徴というものがないゆえにネットでつかえない、弱いなどと書かれてしまったのだ。


「僕はスケルトンの進化先が気になってしまって・・・それに進化すれば初期ステータスのハンデはなくなるかもしれませんから、スケルトンは大器晩成型ではないかと思いますし。」

「なるほど、そうかもしれないな・・・提案なんだがフレンド申請していいかな?」

「いいんですか!?」

「ああ、もちろんだ。どのみちゴーレムとパーティー組める人はなかなかいないだろう?君がいいならこのままパーティー組んで町まで帰ろう。」

「ありがとうございます!こちらも助かります!」


彼の礼を聞いてから俺たちはフレンド登録をした。よしこれでまたパーティープレイができるぞ、まあ、相手の予定も考える必要はあるがな。


「そうだ・・・・あのこれを受け取ってください。」

「うん?」


俺の目の前にメニュー表示が出てきて”譲渡アイテム”と書かれアイテムが並ぶ、これだ。


 リザードマンの緑鱗  品質;3 レア度☆☆

 一番弱いリザードマンの鱗。しかしその価値は高い。


 ロングソード  品質:2  レア度☆  耐久値: 85/105

 リザードマンが使用した剣。手入れは丁寧にされているためなかなかの一品。


 スモールシールド  品質:2  レア度:☆  耐久値; 73/105

 リザードマンが使用した小盾。手入れは丁寧にされているためなかなかの一品


リザードマンの緑鱗が5個、剣と盾が1個先ほどの戦闘のドロップ品だろうこれらを俺にゆずってくれるようだ。


「いいのか?」

「はい、フレンさんがいなければ手に入らなかった物ですから、助けてくれたお礼としても貰ってください。」

「・・・・わかった。」


こういうのは受け取った方がいいと思いメニュー操作を行った。断っても相手に失礼だと思うのだよ俺はね。


「ところで、なんでリザードマンに追われていたんだ?」

「それはですね・・・・」


ゼノンが言うにはサラオンを始めた当初は北側でパーティーを組んでLv上げをしようと考えていたらしいが、スケルトンとパーティーを組んでくれるPCには出会えなかった。他に何か方法はないかとNPCに聞いて見た所、東の平原での狩りを勧められたのだ。


「ここ勧められたって・・・そりゃまたなんでだ?」

「なんでも、コボルトは獣タイプの召喚獣だと群れて襲ってくるのだそうです。ですからスケルトンならコボルト相手でも1対1で戦えると教えてもらいました。」

「え、そうなのか!?」

「はい。」


何と、そんな習性がコボルトにあったとは・・・東の門番が大丈夫と言っていたのもこれが理由か。


「それからここで狩りを続けていたんですが・・・今まで上手くいっていたので奥でも戦えるかもと考えてしまいまして、それで行ってみたらリザードマンが初めから3体群れていたんです。これはダメだと判断してオメガに指示して逃げようとしたら気づかれてしまって・・・」

「それで追いかけられていたら、俺が声をかけたと・・・」

「はいそうです。改めてありがとうございました。」


どうやらリザードマンはパーティー戦が前提の魔物のようだな。しかも俺が思ったとおりコボルトよりも強いし、今のジークでも連戦はきついかな?


「そういうことか、よしならもう俺の用事は済んでるし君がよければ町にもどるがいいかな?」

「かまいませんよ、あ、でもその前にSPを消費してもいいですか?さっきの戦闘でLvあがったので。」

「ああいいよ、ではその後に町に向かおう。」

名前  ジーク   種族  ゴーレム  

LV9(+1) HP 250/250(+10) MP 46/46(+2)


筋力 27  体力 27  俊敏 9  


器用  6(+1)  魔力  3(+1)  魔防  4


SP: 0


スキル : 殴りLv16(+1) : 異常状態耐性Lv3 : 頑強Lv14(+1)


プレイヤー名  フレン  職業  召喚士


固有スキル:  《召喚術》  《鑑定》


スキル: 指揮Lv16(+1): 戦闘時器用上昇Lv14(+1):  戦闘時俊敏上昇Lv11(+1) : 防御命令Lv12 :採取Lv1 : 採掘Lv2 : 釣りLv9(+8) : 解体Lv6(+1)


称号: 【大精霊アルトの祝福】

8/3 一部変更。

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