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今の俺は興奮と歓喜がごちゃまぜになってんだろうな・・・自分でも冷静でないのが分かる。二人ーー兄と弟ーーには感謝しかないな。おかげでこのサモナー・ライフ・オンラインができるのだから。

俺ははやる気持ち抑えるのに苦労しながらゲームを始めるためのセッティングを始めた。


このゲームをやるためにネット関係は、専門家に頼んで設定してもらったのであとは機材の接続と必要情報を入力すれば・・・数分後・・・

準備よし!さてあとはVRMMO専用ベッドにーーこれに寝てVRをやると身体の負荷を軽減してくれるらしいーー寝転んでVR専用ヘルメットをーー正式名称・・なんだったっけか?ーー被りログインした。



『ようこそ!サモナー・ライフ・オンラインへ!』


「うん?」


気づけば俺はログハウスの中にいた。暖炉があり、椅子があり、椅子の前にはちょっと小さな円卓、しかし、俺が驚いたのは声は聞こえど姿が見えない何者かではなく匂いだった。

仄かな木の匂い、きつい感じは一切なく森林浴をしているのではないかと錯覚しそうになるそんな匂い。


「すごいな・・・これ・・」


βテスターも五感の再現が凄まじくリアルだったとネットに書き込んでいたが、ここまでとは・・・


『あの~どうかなさいましたか?』

「!ああ、すまない・・匂いにおどろいてな・・」

『もしかして嫌いな匂いでしたか? でしたら場所の変更で匂いも変えられますがいかがいたしますか?』

「いや大丈夫だ。気遣いありがとう。」

『・・・・・・・』


俺が礼を口にしたら何やらびっくりしたと言いたげな沈黙が辺りを包んだ。


「?そちらもどうかしたのか。」

『あ! す、すいません、お礼を言われたの初めてでびっくりしました。』

「?こちらのことを気遣ってくれたんだ。礼を言うのは当たり前だろう?」

『・・・くすくす、そうですね当たり前ですね!』


何がおかしかったんだろう?


『さて! 改めましてようこそ!サモナー・ライフ・オンラインへ、ここではキャラメイク、召喚獣選択、スキル選択をしてもらいます。そのあと質問等などにお答えします。さっそく始めますか?』

「そうだな・・・始めてくれ」


何やら疑問も残るがゲームは早くやりたいしな~


『分りました! ではまずはキャラメイクから始めます。キャラメイクの注意点は性別の変更不可、

リアルとの肉体の大幅な変更の不可、最後にリアルそのままのキャラにはできないのでこれらに気をつけて行ってください!』


言い終わった後に俺の目の前にリアルの俺そのままのキャラが出てきて、さらに変更点の詳細なメニュー画面が出てきた。ちなみに俺の容姿は身長180㎝肩幅は割と広めの腹が最近出てきた・・・顔は可もなく不可もなくってとこだ。図体が大きい方のモブ顔てっとこだ。リアルなこのキャラは設定するときの写真をスキャンしたものだろう。


さてどこから手をつけるべきか・・・まあ簡単に変えとくか・・・俺はまず髪の色をワインレッドに髪型は短髪の角刈り、目の色金色に、腹も少しだけひっこめたーーここ重要ーーこんなとこかな。


『この設定でよろしいですか?』

「ああ、OKだ」

『はい!ではキャラメイクの最後名前を決めてください。』

「名前か・・・じゃあフレンで」

『ただ今検索中です・・・重複は確認されませんでした、最終確認ですこれらの設定でよろしいですか?』

「問題ない」

『ではキャラメイク設定を保存します。続いては召喚獣の選択です。召喚獣の説明はお聞きになりますか?』

「せっかくだし聞こうかな。」

『ありがとうございます!まずは・・・』


なぜ礼を言ったのかはさておき、最初に選択できる召喚獣は全部で9体いる、獣タイプの犬、猫、熊

亜人タイプの、ゴブリン、オーク、スケルトンーースケルトンが亜人タイプなのは面白いと思うーー

そして最後魔法人形タイプの、ドール、アーマー、ゴーレムであるーードールは動くマネキン、アーマーは動く全身鎧、ゴーレムは岩人形を想像してくれーー以上が初期に選択できる召喚獣である。


獣タイプは見たまんまではあるが、他のタイプはなかなか個性にあふれているのが印象的だな。


『以上です、各召喚獣のステータスや特徴については、ゲーム内で説明してくれる場所があるのでそちらに行ってみてください。』

「わかりました。」


これも珍しいよな、最初に召喚獣たちの説明は種類だけで細かなとこは一切説明しないってのは。第一印象で決めさせたいのかね? まあ俺は面白いと思うが・・・


『フレン様はどの子を選びますか?』

「ゴーレムでお願いします。」

『ハイ、ゴーレムですねあとこの場では召喚獣のステータスを確認できません。こちらもゲーム内での確認となります。』

「はい、わかっていますよ。」


細かい説明もないのに確認できてもあまり意味はないしな。しかしゴーレム選んだことで何かしらの反応があると思ったんだが・・・


『これで最後になります。フレン様のスキルを選んでいただきますが、どういたしますか?』

「? どうとは?」

『この場でスキルを選ぶことはできますが、召喚獣の情報もなしではスキル選択を間違う可能性もあります。召喚獣の詳しい説明してくれる場所がありますし、ゲーム内でも最初のスキル選択はできます。ただし、その場合リアル時間で72時間過ぎればその権利は消滅しますので、早めに選択するのをお勧めします。』


何とゲーム内でも初期のスキル選択ができるとは、この情報はネットにはなかったな・・・でも考えれば当たり前のことか、ネットに情報があふれてたから気にしなかったんだろうな。それにこれは俺にとっては有難いな。ある理由からゴーレムの情報少ないからな。


「じゃあ、ゲーム内でスキルを選ぶことにするよ。」

『その方がよろしいかと。では以上でこの場での説明と初期設定を終了します!最後に何か質問はございますか?』

「いやないよ。いろいろありがとうな。」

『どういたしまして!申し遅れましたが私の名前はアルトと申します。フレン様に幸多きことお祈りいたします!それではサモナー・ライフ・オンラインをどうかお楽しみください!』


その言葉と共にVR世界に送られるのだった。


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