アーニア封神 。そしてアーニアの信者には今までのツケを払ってもらいます。
3話目です。
衛兵を燃やしたあとに一人逃がしたという文面を追加しました。
私たちが穴を潜ると神殿の内部の様なところで一段高いところで大地君が黒いゴッシックドレスを着た女性と立っていた。
『ほう、また召喚に巻き込んでしまったようね。ごめんなさいね。あなたたちムシケラに与える力なんてないの。運が悪かったと思ってあきらめてね。吹き飛びなさい!!』
黒い服を着た女性はそういうと私たちのほうに手をあげて突風をおこす。私はとっさに子供たちの前に立ち突風から子供たちを守ろうとするとアキレウスの鎧が輝き突風をはじいた。
『・・・・あら、あなたたち他の巻き込まれた連中と何か違うわね。あなたたち何者?』
その様子を見た女性が不機嫌になり、それに呼応して大地君が大きな剣をもって身構える。どうやら祝福を受けると洗脳されるらしいな。っていうことはあれが悪神の一柱アーニアか。黒髪ロングのウェーブがかかっていて、ちょっときつい感じのする切れ長の目か。見る人が見るときれいなんだろうけどちょっと苦手な感じだな。それに何より嫌な感じがバンバン来る。ふとそんなことを考えていると萌花たちが心配そうに私を見つめているのを感じたため、子供たちの心配を振り払うため声を上げた。
「あなたが異世界の神アーニアですね。私はあなた方の身勝手な召喚に巻き込まれた神代家の家長、神代雅人と申します。地球の神々の依頼により、これよりあなたを倒させてもらいます。神剣よ、我、神殺しを持つものなり。目の前にいる悪神を裁くため汝の力を貸せ!!」
私は頭に浮かんだ神殺し発動の文言を唱えた。すると目の前に一振りの剣が現れ、その剣を手に取ると脳に封神剣グラムの使い方が浮かんだ。
『かっ、神殺しだと。まさか、ほかの世界の神どもが私たちを罰するつもりか!!いいだろう。神殺しともども異世界に落とす前に消し去ってやろう。大地よ、聖剣を抜きこ奴らを始末せよ。』
アーニアの命令により大地君は持っていた大きな剣を構えると一気に距離を詰めてきた。
「大地君は僕が止めるね。クラウソラス!!」
海人はクラウソラスを抜いて大地君と剣を交える。
『ほう、私の勇者が放つ聖剣ジュワユーズの一撃を受け止めるとはやるではないか。しかし、これならどう?』
アーニアは大地君と剣を交えている海人に炎を飛ばす。
「やらせないよ。与えられた力だろうと自分たちの力。使いこなしてみせる。炎熱遮断結界!!」
六花は結界術を使い炎を遮断する。炎が消える同時にアーニアが体をずらすとその横を光の槍が飛んでいく。
「くっ、外した!!まだ振り回されてるの?」
萌花の魔法によりアーニアの警戒が子供たちのほうに向く。そのチャンスを私は見逃さなかった。縮地スキルを使い一瞬でアーニアに近付くとグラムを一閃する。
「いや、ナイスだ。萌花。」
アーニアは咄嗟に私から離れたがその左手か宙を飛んだあと光になってグラムの宝玉に吸い込まれる。
『なっ、神である私に傷をつけるとは、許さない。大地!!いつまで遊んでいるの?まずは神殺しを殺しなさい。』
海人から離れた大地君は再びジュワユーズを構えて突進してくる。私はグラムを左手に持ち替えたあと右手で無限収納にしまっていたエクスカリバーを取り出し大地君の突進をかわすと、神殺しのスキルでうっすらと見えているアーニアと大地君のつながりをエクスカリバーで一線する。すると大地君は糸が切れたように倒れ込んだ。そしてエクスカリバーを無限収納にしまうとアーニアに近付き両足を切り飛ばして光に変える。足を失ったアーニアはその場に倒れ込んだ。
『たっ、助けて。もう勇者召喚なんてしない。だから、見逃してよーーー。』
アーニアは涙を見せながら私に言ってきた。しかし、右手に魔力が集まるのを感じた私はアーニアか右手を挙げると同時に右手を切り飛ばした。
「救いようがないですね。これより悪神アーニアの封神の儀を行う。封神剣グラムよ。汝の力を示せ。」
私は倒れ込んでもがいているアーニアにグラムを突き刺すとアーニアは悲鳴をあげながら光となり宝玉に吸い込まれる。光が全て吸い込まれるとグラムから宝玉が外れて私の手に収まりグラムは虚空へと消えた。子供たちは倒れている大地君に駆け寄っており六花が回復魔法をかけていた。
「六花、大地君の容体は?」
「身体は特に問題ないんだけど意識が戻らない。フレイア様に確認したらアーニアが力が馴染まない内に無理やり与えられた力を使わせたのと、お父さんがエクスカリバーでアーニアとの繋がりを切った影響がでてるみたい。ボロボロになる前に繋がりを切ったからアーニアに与えられた力はそのまま残ってるみたいだけど力が馴染むまでのあいだ無理はさせられなよ。それとアーニアを封神した宝玉は私の神託スキルでフレイア様に転送できるみたいだから渡して。」
六花は宝玉を受けとるとスキル発動の文言を唱えると宝玉が転送される。宝玉が完全に無くなると同時に部屋に張られていた透明な壁に亀裂がはしり音をたてて崩れていく。
「誰も来ないからおかしいと思っていたが結界を張られていたみたいだな。」
結界が無くなったのを確認すると扉が開き数名の人間が入ってくる。
「アーニア様どうなさいました。また、勇者以外の異世界人が来たのであれば我々の奴隷にっ!?」
そして何かを探すように周りを見渡すと一番偉そうな恰好をした年長の男が怒鳴った。
「そちらに倒れている少年は勇者様と見受けるがそなたらは誰だ。アーニア様はどこだ。答えよ、何の力もない異世界人よ!!衛兵、この者どもを捕えろ。子供は我々の奴隷にするので決して逃がすな。」
そういって衛兵を呼ぶ。子供たちは倒れている大地君のそばを守るように陣取ったので私はその前に出てエクスカリバーを抜いた。
「おい、そこのジジイ。誰の子供を奴隷にするって?」
一瞬で年長の男の前に移動するとエクスカリバーを一閃して首を飛ばす。
「あっ、お父さんキレたね。」
「うん、キレたね。」
「しかもかなりやばいかも。」
上から順に萌花、六花、海人だな。子供たちのつぶやきは聞こえているが止まる気はないです。うちのかわいい子供たちを奴隷にする気まんまんな奴らは滅びればいい。
「六花、結界を張ってみんなを守ってろ。こいつらをOSHIOKIする。」
「お父さん、なんか言葉が違う。殲滅するのは奴隷になってる異世界人のみんなを助けてからにしてよ。」
萌花のナイスなアドバイスを聞いた私はすぐそばにいた男を捕まえ締め上げる。
「さて、奴隷になってる異世界人はどこにいる?」
「いっ生きてる奴らは地下牢に繋いでいる。」
「ほう、その言い方だと殺した人もいるということですね。ほんっとに救いようがないやつらですね。」
締め上げてる人間を駆けつけてきた衛兵の方に投げつけスキを作り大きな火の玉を衛兵たちに向かって放つと衛兵たちは一瞬で燃え尽きてしまった。駆けつけてきた男が一人逃げてしまったが今は関係ない。それよりなんだろう?この威力。
「なんか、授けられた力がオーバーキルのような気がする。・・・・まっいいか。」
「「「いいのかよ!!」」」
子供たち全員にツッコミを入れられた。うん、子供たちを守るための力だしとりあえずヨシとしとこう。それより地下牢の場所は何処だろうかと考えているとアマテラスの声が聞こえた。
『忘れてたのじゃ。雅人は元々測量の仕事をしてたみたいでかなりの技術を持ってたので職業スキルとして役に立つよう与えておったのじや。使い方は魂に刻んでおいたので使おうと思えば使えるのじゃ。あと、そなたの森羅万象のスキルの世界図書館を使用すれば我と連絡は取れるから何かあったら言うのじゃ。』
・・・・何でもありだな。うん、とりあえずご都合主義に甘えるとしよう。とりあえず職業スキルの概要は、測量LV10、マッピングLV10、図化LV10か、あとは地図崩壊って何?とりあえず内容は、測量スキルは測量道具の作成が可能。またそれに必要な道具を呼び出すことができる。距離の目測、角度測定が可能 範囲500m LVによって範囲上昇LV5より罠発見、測量光、傾斜測定、空間把握,LV10にて3Dスキャンニングが可能となる。ってこんなやつ現実にいねえよ。マッピングは測量で得たデータを基に地図作成が可能、ただし、脳内地図のため書き出す場合は図化が必要。まあ、これはなんとなく分かるし出来そうな気がする。図化はマッピングにて作成された脳内地図を書き出す。プリンターか?万物生成でそのまま紙に表示させることも可能かな?最後はちょっと想像つかない地図崩壊の確認。測量士と神殺を持つ者のみが持つ最終スキル。自ら作成した地図を破壊する意志を持って壊すと地図に記されている土地を崩壊させることができる。
・・・ねえ、・・・これ、ヤバくね?
作中でもご都合主義とツッコまれました。オーバーキルに関しては閑話で書こうと思います。ちゃんと理由はあるんです。(棒読み)




