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神殺しの異世界冒険日誌ー本業は測量士なんですけど~ー   作者: 山奥 駆
激闘 災厄神デルオーズ
11/16

大地の戦い

投下します。

 ファイアボールを放った大地くんはシールと共に剣を抜いてオークの集落に突っ込み棍棒を振り上げてきたオークの首を切り飛ばしたがその反動体制を崩してしまう。その隙をついてオークが棍棒で殴りかかるがシールがオークの腕を切り飛ばすと体制を立て直した大地くんがオークを切りつけて命を奪う。

「シールさん、ありがとうございます。」

「大地!!無駄な力を抜け!!倒す度に体制を崩してたらその隙に死んでしまうぞ。切りつけたあとの動きに気を付けろ。」

 シールの言葉に大地くんは頷く。シールに言われたことに気を付けながらオークを倒していくがオークも隙を見つけては殴りかかってくる。

「ファイアレーザー!!」

 私は大地くんに攻撃が当たりそうになるたびオークの棍棒めがけて魔法を放ち武器だけを飛ばしていく。

「大地くん、周りの動きをよく見るんだ。そして考えろ。次にどう動くかを、どう闘えばいいのかを。」

 大地くんは私とシールの援護を受け次々とオークを倒していく。

 三十体ほど倒したとき鉄の剣と鎧を装備したオークが二体現れた。

「ほう、オークナイトか。大地、やつらはそれなりにやるから気を付けろ!!」

 シールの言葉に大地くんが頷いて剣を構える。シールがすぐにサポートに入れるようにして見ているということは大地くんだけで大丈夫ということだろう。私もすぐに介入出来るよう準備をして戦いを見守る。

 オークナイトの一体が剣を振り上げて大地くんに斬りかかってくる。大地くんはその攻撃を受け流すと返す剣でオークナイトの首を落としたあと、そのままその後ろから攻撃を仕掛けてきたオークナイトを袈裟懸けに切り捨てた。二体のオークナイトが倒れたのを見ていたオーク達は我先に逃げ出そうとしたが大きな咆哮により立ち止まる。私たちはその咆哮が聞こえた方向を見るとオークナイトの倍以上の体躯をしたオークが立っていた。

「なっ!!オークキングだと!?大地!!下がれ!!いまのお前では手に余る奴だ!!」

 シールが大地くんにそう言うとオークキングに攻撃をするために剣を抜こうとした。

「シール!!これは大地くんの闘いだ。手を出すな。大地くん、聖剣を抜け!!」

 私はシールの介入を止めながら大地くんに指示を出した。大地くんはそれを聞くと剣をしまい聖剣ジュワユーズを呼び出す。

「聖剣ジュワユーズよ、赤く彩り炎を纏え!!」

 聖剣ジュワユーズは大地くんの聖句に答えた刀身が赤くなり、炎に包まれた。聖剣にはそれぞれに固有の力が宿っている、私のエクスカリバーはあらゆるものを断つ力を持っているようにジュワユーズは聖句により刀身の彩りを変えることにより力を発揮する。今回は赤くすることにより炎を纏わせたようだ。対応する彩を見つけることにより様々な攻撃を可能にするというと利点があるが状況を的確に判断する能力を必要とされる聖剣だ。大地くんがジュワユーズを抜いたことを確認したシールは抜きかけた剣を鞘に戻し私の横に立った。

「雅人さん、大地くんにまかせるのか?」

 シールの問いに私は頷いた。

「ああ、大地くんはまだ自分よりも強い相手と戦ったことはない。いい機会だからそれも体験させとかないとこれからに影響があるからね。それに実戦だからこそ得るものがある。」

「聖剣の実戦での使用もか?」

「ああ、私達の持っている神々の武器は扱い難しすぎるんだ。認められなければ本当の力が出せないただの切れ味がいい剣に過ぎないし、実戦の中で色々とためしながら使っていかないと調整しきれないからね。」

「あっ、大地が仕掛けるな。雅人さん、危ないとおもったらすぐに助けにでるぞ。」

「了解だ。」

 私はそう言って私たちは大地くんの方に目を向けた。


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 雅人さんから聖剣を抜くように言われた僕は剣をしまい、ジュワユーズを呼び出した。聖剣を握るとジュワユーズが頭に語りかけてくる。

(我は汝に問う。我を持ち汝は何を求める?)

 ジュワユーズの問いに僕は考える。そして頭に浮かんだことをそのまま答えた。

(・・・僕はあの時からずっと一人だった。でも今は僕のことを考えてくれる人がいる。それに今は自分より強いけどいつか守りたい人たちもできた。その人たちを守るために力を貸せ、ジュワユーズ!!)

(汝の願いはわかった。我は汝を主と認めよう。我の力は色彩、刀身の彩りにより力を発揮する。我を使いこなし守りたい者をまもれ。主よ。)

 ジュワユーズより聖剣に知識が流れ込んできた。その中にあるジュワユーズの力を発動するための聖句を唱える。

「聖剣ジュワユーズよ、赤く彩り炎を纏え!!」

 ジュワユーズの刀身が赤く変わると刀身を炎に包まれる。それを見たオークキングが横にいたオークから大きな棍棒を受け取り構えた。威圧感が凄い。これが格上との戦いか。でも、僕は負ける訳にはいかないんだ。ジュワユーズを構えた僕はオークキングに斬りかかった。オークキングは棍棒をジュワユーズにぶつけて軌道を変えようとした。お互いの武器がぶつかり合った次の瞬間、棍棒が真っ二つに切れておりジュワユーズの刀身はオークキングを袈裟懸けに斬り捨てていた。




 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 大地くんとオークキングの闘いは大地くんの勝ちで幕を降ろした。逃走を始めたオークたちを殲滅したあと、私は大地くんと話をすることにした。格上の相手をこうもアッサリ倒すとは・・・ 。覚醒聖剣・・・・の力は凄まじいな。子供たちにも勇者の称号を着ける方法を探してみようかと本気で考えてしまった。しかし、これは少しまずいことになるかと思ったが大地くんの顔が少し曇っているのを見るとそうでもないらしい。

「大地くん、武器を聖剣・・に代えてて命拾いしたね。」

 私はわざとらしい大地くんに言った。

「はい、最後のぶつかり合いのときジュワユーズを使ってなかったら死んでいたのは僕でした。」

 どうやら解っていたみたいだ。

「それがわかっているならいいよ。武器の強さは扱う人間の強さだと言う人もいるけど私はそうは思わない。その武器の強さに見合う強さを身に付けなければ本当の強さにはならないと思うよ。大地くん、まずは君が強くなるんだ。」

 私の言葉に大地くんは静かに頷いた。

「雅人さん、大地、集落の殲滅は完了だ。オークの亡骸を回収したら街に帰ろう。」

 集落の確認に出ていたシールが声をかけてきたので私はオークを回収した。因みに今回の闘いで大地くんは聖剣に認められたことにより無限収納を覚えていた。


うう、出発まで行けなかった。

終わらないデスマーチ、次々と仕事が入ってくる。辛いッス。

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