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この街で、僕は恋をした  作者: めい
第三章
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3

長谷川友梨と僕は、毎日メールをした。

僕は、一言でしか返さなければ、いずれ向こうが飽きるだろうと思って、うん。だとか、違うよ。だとか、そんなのしか返さなかったのだけど、長谷川友梨はめげずに話題を次々と放り込んできた。


そして、メールを始めて一週間が経ったころ、長谷川友梨から遊びに誘われた。


『愛斗くん、嫌ならいいんやけど、良かったらデートしてください!』


僕は迷った。勘違いさせるようなことは、言わない方がいいんじゃないか。

だけど、遊ぶだけで、そんなに勘違いするような奴はいないよな。


僕は、返事を送った。


『いいよ。いつ?』


返事はやっぱり早くて、すぐにきた。


『明日は?急かなあ?♪』


『じゃあ、明日の10時に、駅前で』


僕はそう送り、携帯を閉じた。



僕は、今まで1人の女の子としか、付き合ったことがない。

それも、中3のときに、半年だけだ。同じクラスの、背の高い子だった。

告白されて付き合ったんだけど、初めての彼女に僕は戸惑いっぱなしで、自分から連絡するとか、そんなことは一切しなかった。

彼女の方が積極的だったから、やることはやっていたものの、僕は本当にダメな奴だったなあ、と今になっても思い出すのだった。


初めて見る、女の子のそれは、ぼくをとても興奮させたのだけど、その子と別れてからは、ぱたっとそういう欲が無くなった。

いや、無くなったわけではなくて、僕はきっと、好きな人だとか、彼女だとか、そういう立場の子しか、そういう目で見ることができないのだ。


僕はその夜、初めてのそれを思い出しながら眠りについた。

明日は、どこに行こうか。


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