自分
注意:この小説には過激な描写が含まれています。
私はすぐに欲求を求め男と裸で寝てしまう駄目な女。
そんな習慣のおかげで高校は2年目で退学にされ、親に精神科専門の病院で1年間の入院(入学)させられた。
病院で「なぜあなたは男と裸で過ごせるのですか?」
と言われたとき私は普通に答えた
「男と裸で過ごすことで愛してもらえるから」
病院を出て今こうして久々に病院の区域から出て家から帰ろうとして街を歩いてる間にも今日は誰と過ごすかを考えてあた。
病院に入院しても何も変わらない自分になんの違和感も感じず、家の前にたどり着いた。
病院を退院した自分を優しく向かえてくれるだろうかと心に一つの希望を持ち鍵を開け
「ただいま」
一声かけて家に入っていったのだが家には人の気配は感じない、時計を見て昼だと確認して親が共働きなのを思い出し家に親がいない理由をわかったつもりでいたがリビングのテーブルの紙に目を通して親がいない本当の理由を理解した。
手紙
『美春へ
私達両親は仕事場が変わったためこの家を引っ越しました。だけど安心して生活費は私達が払いますだから安心してこれからを過ごしてください
両親より』
私はこれを読んで理解できた。私は親に捨てられたんだ。
生活費を払うのは私が訴えることを考えたからだ。
私は親に捨てられた。このことで私の中の何かが壊れた。