表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
如月魔術学園  作者: .jp
1/23

第零話

初めて書きます

駄文でしょうがどうか見てやって下さい


午前2時、春の静かな夜が突然の怒声によって破られる


「お前はこんな簡単な風魔術も使えないのか!お前は神野家には必要ない!明日の朝この家から出て行け。いいな?」


出来の悪い息子を見下ろしながら神野信哉はそう怒鳴った


「ま、待って下さい父上!もう一度だけ、もう一度だけチャンスを下さい、お願いします。」


神野優の必死な声は到底子供が実の父親に言う言葉ではなかった


「お前は散々そう言って私を期待させただろ。そろそろお前には失望したんだ……明日の朝木下家から使いが来る。その時までに準備を済ませるんだな。」


そう言い、信哉は部屋から出て行った。


優は日が昇るまで泣き続けた。



朝、準備を済ませた優は妹の葵に別れを告げた。


「俺は木下家に行くけど元気でな--きっとまた会えるから、だから俺のこと忘れんなよ葵。」

そう言い、優はまだ寝ている葵の頬に、そっとキスをした。

そうして、木下家の使いが優を運んでいくのだった。


神野雪江は信哉に寄り添いながら尋ねた。


「ねえ・・・これがあの子の幸せになるのかしら?」


「少なくとも神野家にいるよりはな・・・きっと優は強くていい男になるさ。」


3月31日・・・後一週間で、如月魔術学園初等部に入学するはずだった神野優が、木下優になったひだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ