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道産子、夏バテして迷走する

作者: 須賀 玲衣

暑さでカッとなって書きました。後悔はちょっとしています。



 毎日暑い。蒸し暑い。頭がぼーっとする。汗が止まらない。

 シャワーで汗を流しても、浴室から出た瞬間、新たな汗が流れ出してキリがない。

 水分補給をしっかりしないと、すぐに乾涸びてしまいそうだ。


 その一方で、上昇する湿度。不快指数は爆上がり。除湿機のタンクもすぐに一杯だ。

 この除湿機、一応冷風機能付きなのだが、涼しいのは吹き出し口付近だけ。そして、稼働していると機器自体が熱を持つため室温は上昇する……あれ、意味なくない?


 え?何故エアコンを使わないかって?そもそも付いていないからだ。北海道の住宅は、ストーブは必須だけど、エアコンはデフォルトではないのだ(異論は認める。北海道も年々暑くなってきているから、新築物件とかならエアコンが設置されているかも?)。


 いや、最近のニュースで最高気温39℃を叩き出した場所(見た時、インフルエンザの発熱か!と思わず突っ込んでしまった)があったらしいし、道外の方から見れば北海道程度の気温(いや、この頃は北海道も30度超えしてるけど)甘いこと言ってんじゃねぇとか思われるかもしれないが、元々の備え方が違うことに鑑みてお目溢し願いたい。

 こちらも、冬場のニュースで本州の降雪が報じられた時に、その程度の雪で慌ててんじゃねぇと思うのは止めるので。


……閑話休題。


 あまりの暑さに思い余って、某密林でうっかり冷風扇(卓上タイプ)をポチってしまった休日の昼下がり。

 さて、冷風扇の仕組みは、タンクに水や氷を入れて、気化熱で冷風を出すものらしい……あれ?それなら、今持っている扇風機に濡れタオルでも掛けたら良いのでは、と思って検索したら沢山ヒットしたよ……。それなら買う必要はなかったな、と少し後悔。無駄遣いしちまったぜ。ま、職場で使えばいいか。


 気を取り直して、冷風扇の仕組みに再度思いを馳せる。気化熱、ということは、水蒸気が発生して湿度が上がるということでは?と思ったら、やっぱり湿度は上がるようだ。

 うーん、それなら除湿機能を付けて、吸収した水分を冷風にすれば良いではないか……いや、それってまさに我が家にある除湿機の持っている機能なのでは!?


 ……という具合に、ループし続ける思考。クールダウンが必要か。ちょっとそこまでドライブしようか(車内はエアコン効いているから)、いや、近くのコンビニに行くか、と思い悩みながらウダウダ(動くのも億劫)。早く秋にならないかなぁ……。


 取り敢えず結論(?)。

 判断力が鈍っている時に、ネットショッピングをしてはならぬ。


 



御高覧ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[一言] まじでわかります。北海道のくせに暑くて、札幌市中央区のタワマンにしかエアコンがついてないし。冬は雪が2m近く降るところで39℃が出るなんて狂ってますよ。
[一言] 北海道の家は200V工事から入る場合もあるし、あと、エアコン用の壁穴を開ける工事もしないとだし、本体を安く買えても、工事費がすごく跳ね上がるんですよね(´・ω・`) なので、大家さんも、中々…
[良い点]  あー、理論的には実際に絶対に役に立たなさそうなのに手が伸びるものってありますよね。 冷感シーツと冷感タオルケットとか。  エアコン無いのにんなもん役に立つわけないって。 [一言]  昨日…
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