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序章
海内丈瑠 26歳、ごく普通のサラリーマン。
ブラック一歩手前の3流企業に席をおいている。
所謂、中小企業だ。大学は一応出たがこれといってやりたい事もなく、就職できるとこに就職した感じで日々流されるように生活している。
「よう、お疲れ まだやんの?」
お疲れ様っす。佐藤先輩 後小1時間ってとこですかね
「残業代出ないんだから無理すんなよ」
アハハハ 笑うしかねー。
社会的影響を受けてか業績は低迷。
更に、週半分のテレワーク。それに伴う交通費カット。
勿論、ボーナスなんてものは無いに等しい。
会社も苦しいのは分かるけど増員ぐらいはして欲しいもんだ
無理だろうけど。。。
ふう、明日にすっか。
起動中のPCを落とし、室内の電気を消し家路に向かう。
あ、マスクっと 面倒臭い世の中だ。
エレベーターに乗り扉が開いた先は見知らぬ風景だった。
初投稿なので文才なくても、読みづらくても許してください。
なんとなく思いついた妄想を書いてみました。
とりあえず完結までお付き合いいただければ嬉しいです。