豊かって良いよね
プルプル
雲が少し出て来た夕刻
まだ明るいが空が茜かかって来ている
起きたら何かが変わっているわけでも無くあいも変わらず只々草原に大の字で寝そべったままだった
強いて言うなら位置が変わっていた スライムの位置が
右足にいたコレは起きた時には右脇にいた
今度は特に取り込まれているわけでも無くただ右脇にすっぽり収まっていた。ひんやりとする
このままでは何も変わらないしお腹が空いてきて地味にやばい気がするので流石に移動する事にした
自分が起き上がるとコレは何処かに行くわけでも無くよじ登って来て頭の上に鎮座した
敵意はないのか仲間と思われているのか特に食われるわけでも無く頭の上でプルプルと揺れながら鎮座するだけであった。とてもひんやりとする
ただ時折垂れて視界に入るのが少し煩わしい程度払えば直ぐに引っ込むので気にはしなかった
とりあえず何か食べれるものを探すべく彷徨い歩いていると森があった
特に鬱蒼としているわけでも無く鳥の声も聞こえパッと見ると木の実がついてる木もありとりあえずはなんとかなりそうな気がして来た
ただきのみの位置が高すぎて取れない事を除いては
そろそろ日が沈みそうだし多少腹は減っている若干の焦りはあるものの割合と豊かそうな森なので
自分でも取れる位置のきのみのなどを探す事にし奥へと進んで行く事にした
進みが遅いのはあれや色々あるんやない気もするけど
次ぐらい多分進む