幕間:南宮機
南宮「なんでしょう?」
笹木「君の機体まだ実際に見た事なかったなあ、と」
西坂「俺達は言うに及ばず」
黒田「……学校離れてからは一緒に戦う機会すらなかったもの」
南宮「そういえばそうでしたね、じゃあ見てください」
【南宮千代機】
「武装」
召喚武装:近接x多数
召喚武装:射撃x多数
攻防盾x2
他
全高:24m
機動:重力傾斜ドライブ/慣性制御
特記
召喚武装の複数同時展開可能
重力反発機構を踵に持っている
「解説」
がっしりした印象を与える機体である
武器を召喚し、攻撃に用いる機体であり、背後空間、側面空間から複数の武器を召喚、そのまま攻撃する
笹木「……攻防盾って何?」
南宮「簡潔に言えば、近接武器と射撃武器と盾がセットになってるのね」
西坂「そんなのあるのか!?便利そうだな…」
黒田「……聞いたけど、そこまでいいものじゃない」
笹木「そうなの?」
南宮「うん、近接って精々ナイフぐらいだし、威力も低め。射撃武器も射程短めでやっぱり威力低め、盾も余り大きくないですね」
西坂「……なんでそんなもん」
笹木「さては召喚のタイムラグ埋める為の武装って割り切ったな」
南宮「その通りです。どうしても召喚武器ってタイムラグが生まれるのね。だから撃破出来なくても一時的に相手の攻撃を防ぐなり受け止めるなりする為のものなの」
笹木「完全に召喚武器に特化したのか」
召喚武器は全て統一
ビーム砲ならば同一規格のビーム砲が
近接武器ならば刀なら刀、メイスならメイスで統一される
これらの武器の同時展開数は自由で、一本のみ、或いは最大十までの好きな数を展開出来る
ただし、照準は機体に属する
南宮「最後の機体に、というのは機体の照準性能が低ければ狙える距離や数に限界があるという事ですね」
笹木「ああ、まあ、数はマルチロック出来れば問題ないだろうけど、照準が敵速度に追いつかないとかそう言う場合は狙えないんだね」
西坂「時間かかる分、強烈な訳か」
黒田「……一点集中すればかなり強烈」
南宮「でも私はやっぱり近接武器が好きですわ」
機体は黒田機とは逆に小回りが重視され、反面最大速度では劣る
またこの機体の踵には重力反発機構が搭載されており、これによって宇宙で「ふんばる」事が出来る
南宮「念の為に言っておきますが、トイレとは勘違いしないで下さいね」
黒田「……殴る際、地面みたいに宇宙でも足に力を入れる事が出来るって事」
笹木「意外とこれが大事なんだよね。これがあるとないとでは近接武器の威力が結構違ってくる」
西坂「俺のは余り関係ないけどな」
南宮「メイスみたいな殴りつける武器は特に大きいですわ。小回りが利くのを重視したのは矢張り立ち回りにはそちらが重要ですから」
西坂「という訳で」
笹木「自分達の機体の現状はこれにて終了です」
南宮「明日からはまた通常のお話に戻りますね」
黒田「……ばいばい」
さて、それじゃあワールドの続きをば…




