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【書籍化決定】クラス転移したけど俺だけステータス表記が違った  作者: 星野林


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レベル152

「そう言えば、魔王軍殲滅したおかげでめっちゃレベル上がったな」


 人間を倒す並みの経験値が俺に入り込んできて、今の俺のレベルは152。


 ステータスがこんな感じ。


 体力 SSS

 気力 SSS

 知力 S

 器用 SS

 筋力 SSS


 体力、気力、筋力はカンスト、器用と知力もSSとSでだいぶ上がり、道具を作るで自動田植え装置やロボット収穫機といった特殊な機械だったり、食肉加工装置みたいな大型装置まで作れるようになっていた。


 いや、それを作ってどうするんだよって気持ちはあるが、できてしまうんだからしょうがない。


 あとは、案の定レベル10毎に新しい技を覚えられるらしく、範囲拡大のレベルが3に上がり、他3つも技を覚えていた。


 1つ1つ紹介していくが、範囲拡大がレベル3に上がったことで、纒めて合成ができるようになった。


 今まで1対1の合成しかできなかったが、32体纒めて合成をすることで、一気に強いモンスターにする……みたいな事ができるように。


 ようやくかゆいところに手が届いた感じがする。


 他にも遺伝子組み換えの対象の複数選択、収納するのレベル掛ける体重がレベル掛ける体重掛ける3倍に収納量が増えたり、同種のモンスターを手持ちとして持てる数が30体から90体に増えたりと、色々恩恵があった。


 これが範囲拡大がレベル3になった効果であり、恐らく110レベルと150レベルの報酬と思われる。


 では他に覚えた技は何か……と言うと、1つ目がダンジョン生成。


 そう、俺の力でダンジョンを作り出すことができるようになったのである。


 現状仲間達にしか話していないが、上手く使えば、ヤシマ王国に各地から来ている冒険者の受け皿にならなくもない。


 この国独自の産業として発展させることも可能だし、他の島からいちゃもんを付けられたとしたら、各島にも特色あるダンジョンを作ってやれば良い。


 ダンジョンに潜り、ステータスの数値も上がりやすくなれば、この国の防衛強化にも関わってきそうだから、扱いは慎重に。


 ダンジョンの仕組みはデストラップ以外はジパングのダンジョンとほぼ同じ仕組みで良いだろう。


 作るのに大量の魔石を消費するが、稼働してしまえば、あとは空気中の魔力循環で稼働し続けるって説明が書かれていたので、スポナーで魔石集めをしなければ……。


 これが1つ目の技。


 2つ目の技はレアリティアップ。


 特定の宝石を消費して人、物のレアリティを上げる……という技であり、レベルアップでステータスがSとかSSになって、上がり幅の天井が見えてきた人向けの技。


 例えば道具を作るで作れるロボット収穫機、これをレアリティアップを行うと、現代の技術水準を超えた性能の機械を作ることができた。


 軽トラックは4トントラックに早変わり。


 俺はレアリティアップの技を使うことができなかったので、バトラーが率先して実験台に立候補してくれたので、実験したところ、バトラーの職業が上位職に変わり、更に★マークが名前の後ろに付いていた。


 レアリティを1つ上げると1つ★が付き、3つまで上げきる事が出来るっぽい。


 こころなしかバトラーの容姿が更に磨きが掛かった気がする。


 ちなみにレアリティアップの材料は★1つが鉄インゴット10個分とルビー5個。


 ★2つが鉄インゴット100個とサファイア5個。


 ★3つがカオスストーン10個とエメラルド5個、ダイヤモンド5個。


 正直鉄インゴットはメタルスライムの数を増やせばどうとでもなるし、ルビー、サファイア、エメラルドは入手しやすい宝石なので問題は無い。


 ダイヤモンドも肥料を作るで木材を炭素肥料にして圧縮と時間操作で数万年経過させれば人工ダイヤモンドを作ることができるので、入手箇所が限られているカオスストーンが一番入手困難という感じ。


 まぁカオスストーンもダンジョン生成でカオスストーンの間みたいな場所を作ってしまえば、入手できなくはないって判明したので、全てコストはあってないような物。


 俺は順々仲間達のレアリティを★3つまで上げるのであった。


 例としてバトラーのステータスを置いておく。


 名前 ジョン・バトラー★★★

 種族 鬼(ヨシツネ型)

 年齢 14

 性別 男

 職業 ハウス・スチュワード(執事長)

 健康 良好

 好感度 90/100


 レベル100

 割り振りポイント 0


 HP A 0/35(8320/24960/99840)

 MP G 0/5(780/2340/2340)

 パワー A 0/35(8800/2640/105600)

 ガード A 0/35(8220/2460/98640)

 マジック F 0/10(740/2220/3330)

 スピード A 0/35(7000/21000/84000)

 ラック B 0/30(30/90/315)


()の数字が(素の数字/ステータス画面で見えている数字/実数値)って感じだ。


 どうやら★を1つだとステータスが1.5倍、★2つで2倍、★3つで3倍になるみたいで、バトラーのHPとかはステータスの種を食べて伸びている数値掛けるA表記で4倍、レアリティ補正で3倍の12倍補正にステータスが上がっていた。


 あとヤバいのが教会を経由しなくても上位職に転職できることだろうか……。


 この島の教会は完全に俺の支配下に置いているが、この激ヤバステータスが外部に漏れる心配が少なくなったのは大きい。


 というかバトラーでこれだから、山本とかレアリティ上げてしまったら裁きの礫の一撃で倒せる対象が更に広がるんじゃ……。


 この考えはよそう、山本が最強過ぎる。


 まぁ島の安全のためにやるんだけど。


 手持ちに材料もあるし、綾乃、ミンナ、マリー、アリス、ニャン、カグヤ、アオイ、アカリ、ラミー、バトラー、東條、山本の12名はレアリティを★3まで上げるのだった。


 そして3つ目の技は天気予報。


 他の技に比べると若干物足りなさはあるけど、農家にとっては大切なこと。


 範囲拡大を使うことで、1ヶ月先の天気までお見通し。


 他の技と組み合わせて使えるって感じじゃ無いけどありがたい技だった。


 あとレベルが150を超えてもまだ上があるって分かったことも朗報かも? 


 これで上限が200だったとしたら、ステータスはオールAまでは持っていけるって事になるから……。


 オールAにするのに必要ポイントが980なので、レベル196レベルでオールAに届く計算だ。


 ここまで上げることがとりあえず目標かな? 


 どれぐらい掛かるかわからないけど……。


 とりあえずこの3つの技を俺は新しく覚えるのであった。








「いやぁ……サイトウの能力はやっぱり農業に使うと輝くね」


「俺としてもマリーありがとうな。天候操作する魔法で雨を降らせてくれて」


「これくらいどうってことないよ」


 農地を一気に整備した俺は、農業に従事する島民達に俺の能力をフル活用した農法を広めていた。


 成長を早めるシンボルで作物の成長速度を3倍から4倍早めた事で、米の収穫なんかは1ヶ月で出来るようにしたし、米以外の作物も凄まじい早さで成長していく。


 多くの作物が二十日ダイコン並みの早さで成長して収穫期を迎え、そしてあっという間に朽ちていく。


 なので、農作業をする島民は普通の農家よりも休みが少ない状態だ。


 雑草が生えにくくするシンボルを建てたりもしているが、どうしてもある程度は生えてくるので、魔法を使って草取りをしたり、水路周りの水草や落ち葉の除去もやってもらう。


 あと生育が早い分、土地のが作物に吸い上げられる栄養素も早い為、肥料の大量投入も必要になる。


 基本俺が居れば空気から窒素肥料やゴミ(モンスターの死骸)から有機肥料を大量に作り出すことができるので、その肥料散布も島民に行ってもらっていた。


 あとはペガサス娘やユニコーン娘といった馬系娘の魔人達に頼んで、プラウだったり、俺が耕運機を作って、野菜の収穫が終わった土地に肥料を混ぜて、耕しまくった。


 俺が地面削り取って、毎回肥沃な土に入れ替えれば、連作障害も起こらずに肥料の追加もしなくて楽ではあるが、全部の耕作地を毎回やっていたら俺がぶっ倒れる。


 なので、俺も手を抜くというか、ほかの人でできる場合はやってもらう。


 魔法でも地面を耕すくらいはできるらしいし、牛や馬といった農耕用家畜が増るか、ペガサス娘、ユニコーン娘の数が増えれば耕すという問題は解決しそうである。


 というか有機肥料作成も、俺が今時短の為にじゃんじゃん加工してしまっているが、スポナーとゴーレムを稼働させておけばモンスターの肉塊は幾らでも作れるので、それを錬金術師が肥料に加工していけば済む話ではあるが……。


 あとは種まきでも、範囲拡大を行って、種を撒くと、インベントリの中の種を消費して広範囲に種を撒くことができるので結構便利。


 まぁこれは人海戦術でやってもなんとかなるけど……。


 それで土が乾いてきたな〜って思ったら、マリーにお願いして雨を降らせてもらって、畑全体に水やりを行ったりするのだった。


 順々八の島の島民は帰ってきているが、食料の自給自足が達成できるのはもうしばらく先のお話。

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