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ほずれ

ご一読の前に、、、


この物語は、異世界義妹353話から分岐するパラレルワールドです。

よって構成が複雑になっておりますので、下記の順に読むことをご推奨します。


異世界義妹353話

異世界義妹クロスロード1話

異世界義兄全話


ご興味がありましたらご一読よろしくお願い致します。


俺は、、、


ソヨヒト

「そんなやつほっとけばいいんだ!!」


俺は珍しく声を荒げてしまった、、、だって俺だって不安なんだ!!それと同時になにも言わないで忽然と姿を消したオトンにイライラもしていた!!


シル

「、、、その、、、ごめんなさい、、、わたし行ってきます、、、。」


そう言ってシルは鞄を持って出て行ってしまった。

後に残った俺とオカンとローネさんは、何も言わず朝食を食べた、、、。


放課後、生徒会室に向かう途中に、シルと出くわした、、、。


互いに気まずい雰囲気だったが、、、


シル

「多田野先輩、、、すいません今日はちょっと所用があるので、先に帰らせてもらいます、、、さっきみんなにもさようなら言ってきたので、、、。」


朝のことを謝ろうと思っていたが、シルの方から話しかけられて、少し戸惑ってしまった、、、。


ソヨヒト

「そう、、、わかったお疲れ様!!気を付けて帰ってね!!」


俺が笑顔で返すとシルからも笑顔が帰ってきた、、、

良かった!!もう互いに朝のことは気にしてないな!!


生徒会の仕事が長引いてすっかり遅くなってしまった、、、家に着くと嗅ぎ慣れない不思議な匂いが、、、

思わず台所に行くと、、、


シル

「あっ!!にーさんお帰り!!今日の夕飯はわたしが作ったんだよ!!」


シルとローネさんでなにやらスープを作っていた。


ソヨヒト

「ただいまシル!!ローネさん、、、変わった匂いのスープだね?」


ローネ

「今日はちょっとサチが元気ないから、私たちでお夕飯をね!!」


なるほど!!シルの用事ってこれのことか、、、

このスープって異世界料理になるのかぁ?


シル

「もう直ぐ出来るから手を洗って、お母さんと一緒に居間で待っていてね!!」


俺は居間でぼーっとTVを観ていたオカンに、挨拶をして、なんとなく一緒にTVを眺める、、、。

程なくしてシルとローネさんが配膳を終わらせて、食卓に着く。


みんなで掛け声をして夕飯をいただく、今日のメニューは、鶏肉の異世界風?スープ、スクランブルエッグ、ウインナー、ロールパン、隣に座る美女はルンルン気分でスクランブルエッグに、ドバッとケチャップをかけそれをスプーンですくい口に頬張る。


そしておもむろにこっちを向いてドバッとケチャップのかかった、スクランブルエッグを、、、。


シル

「あ〜ん!!」


と言いながら俺の口に無理矢理ねじ込み耳をピクピクとさせながら笑う。


今度は、鶏肉の異世界スープ?スープをすくい、またまた俺の口に無理矢理ねじ込み、耳をピクピクと動かす、、、


シル

「にーさん美味しい?」


と、尋ねてくる、、、。


ソヨヒト

「シルさん美味しいんだけど、ケチャップとスープがなんか混じって、、、」


あ〜これやっぱり朝のことを怒ってるのかなぁ〜

オカンとローネさんが俺たちのやりとりを見ていたが、何も言ってこなかった、、、やっぱり俺とシルが恋仲ってバレてるのかなぁ?


そう思いながらシルの手料理を堪能した、、、。


その後、風呂に入り自室のベットで横になってスマホをいじっていると、、、


シル

「ソヨヒト、、、ちょっといい?」


そう言ってシルは部屋に入って来た、、、。


ソヨヒト

「どうしたシル?」


俺がそう言ってベットから体を起こすと、シルが俺に抱きつく、、、俺もシルを抱きしめると突然、俺の部屋の明かりが消え、シルの唇が俺の唇に、、、

それは今までのフレンチキスとは異なる情熱的な口づけ、、、シルの唇が離れると同時に部屋の明かりが付き、シルはドアの方を向いて、、、


シル

「よし!!今日の充電完了!!でわまた明日!!」


そう言って自室に帰ってしまった、、、。


、、、あれはなんだろ、、、そう思っていると自分の頬に水滴が付いている事に気が付く、、、。


そういえばシルやつ、風呂上がりだったなぁ〜

少し髪が濡れていた!!ちゃんと乾かして寝ろよ!!

そう思いながら俺も眠りについた、、、。


朝目を覚ますといつもの温もり、、、は無くちょっと寂しい気分になる。


制服に着替え学校の準備をして下に降りると違和感を感じる、、、なんだ?


居間に入るとオカンが座ってTVを観ていた、、、。


ソヨヒト

「おはようオカン、、、ローネさんとシルは?」


そう言うと元気ない声でオカンが、、、


オカン

「おはよ、、、朝からシルちゃんがいないの、、、

ローネはシルちゃんを探しに行ったわ、、、。」


なんだ?なんでオカンはこんなに冷静なんだ?

なんかおかし、、、シルはどこに行ったんだ?


オカン

「ソヨヒトごめんなさい、、、お母さんなんか体の調子良く無くて、、、もう少し寝るわね、、、

お金置いとくから朝ごはん買って食べてね、、、」


そう言ってオカンはフラフラと自室に戻って行った、、、。


俺は状況の整理をする為、一度シルの部屋に向かう、、、。


ノックをしてシルを呼ぶが部屋の中から声は聞こえない。


意を決して部屋を開けると、、、

シルの部屋は綺麗に整理されていた、、、

いや、整理というレベルではない、あたかも引っ越すかのように、部屋そのものが整理されている、、、。


俺は呆然としながら自分の部屋に戻る、、、

アレ?なんだ、、、俺の部屋には先ほどまで無かった封筒が置いてあった。


俺は封筒を手に取り、シルが帰って来たのかと家中を探し、庭と家の前の通りにも出てみる、、、。


シルの姿は見当たらず、、、俺は呆然としながら手に持つ封筒を見つめる、、、シルを探す事であたまがいっぱいになり、気が付かなかったが、よくよくみると見慣れない封筒だ、、、いや既製品では無く手作りの様な感じだ、、、差出人も宛先も無く、ただひらがなで あなた と書かれている。


部屋に戻りペーパーナイフで封筒を開けてみると、、、

少し古びた変わった形のB6ぐらいの手帳が入っていた。


手帳の表紙は何かの紋章のようなものが、浮き彫りされており、裏面にはかすれて読めなくなってる文字が、、、いや、、、かすかにシルとカタガナで読めた、、、つまりこれはシルの手帳だ!!


手帳を開いてみようとするも、開くことが出来ない、、、。


ソヨヒト

「なんだ、、、これ?」


俺がそう呟くと、手に持つ手帳が青白く光出す。


光が消えるのを確認して再度手帳を開いてみると、、、


あっ!!開く!!


ペラペラとページをめくると、、、いろんな紋章の様な挿絵、謎の言語で書き殴った後、魔法陣みたいな挿絵、その中に日本語で書かれた文字も、、、どうやら長文の様だ、、、。


タイトルは、、、 ラブレター?


俺はベットに座りそれを読む、、、。


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