第10章 花びらマシンガン
前回までのあらすじ
地下アイドルのうめのは、自分を押してくれている
市後に最近曲が描けないと相談。
市後はカウンセラーライバーに配信で相談してみてはどうかと
提案され、見に行こうとする。
普段何気なくそこにあるからこそ
軽んじじゃったり、当たり前に思ってても
いざ、目の前からなくなると
その大事さを改めて
知ってしまう、大切なことほど
その思いは重くなるのかな。
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初めてのギフトチャレンジは、
開始から、わずか1時間半でギフティング人数は
達成できた。。
それならいっそ、突き抜けて
500人行ってみるかと
一生懸命に
とにかくとにかく
歌って歌って
トークで盛り上げて
ずっと配信を続けてみた。
10時間近くもほぼ歌いっぱなしは
初めてで、のどの調子もさることながら
”ぢ”が再発しかけているような気もしないでもないような・・
ぎたろー「ちょっとだけ立ち上がってもいいかなぁ?」
yuriko0407「おちりタイム、スタートぉ~」
ぎたろー「そうですぅー、あいたたた」
kodama3321「無理しちゃだめよー」
・・というやり取りは1時間に1回くらいはあったと思う。
とにかく、頑張った。朝から晩まで配信頑張った。
よくやったなぁ、俺。
でも、一方で
そういう”自分”でできる範囲の頑張りとは別に
こういう時に力を発揮してくれるのは
”リスナー”さんと
”ライバーのリスナー(配信をやる人が聞きに来ている)”さんとの
強力な後押しがあったからこそだと思う。
その”リスナー”さんは、タイムラインなどで
俺のギフチャレを宣伝してくれた。
ななこ☆「ぎたろーさんが初めてギフチャレします!!
みなさん、聞きに来てね☆」(花火の写真)
yuriko0407「みんなー、ぎたろーのギフチャレ!みんな
名前、残していってよねー!」(船の写真)
なんで花火だったり船の写真だったりなのかは
謎だが、いや、画像をちゃんと準備しておけばよかった。
次からは気をつけよう。。
”ライバーのリスナー”さんは配信をつけてくれたり
自分の枠の中で、ギフチャレを宣伝してくれた。
モゥ☆元気「みなさ~ん、ぎたろーさんがギフチャレ中
でぇす☆よろしくお願いモゥしあげマァーす☆」
俺が18で配信をやってみたいと
思わせてくれたライバーさんだ。
今では同じミュージックライバーとして交流している。
そうして、ギフチャレから来てくれたリスナーさんは
コメントで誰から来たかを教えてくれる。
ふゆんこ70「初めまして!モゥ☆元気さん枠からお届けです♪」
メアリーJAZZ-family「ハロー☆藤田みやこさん枠からです☆」
こんな感じで。
そうか、あの人も宣伝してくれたんだ。
さとわか「こんにちは、先生の枠からお届けですー。」
「さとわか、がライバーをフォロー!」
フォローしてもらえると、このシステムメッセージが出る。
時々、フォローが勝手に外れてしまうエラーは何とか
ならないものか18のシステム部。
それはさておき、、もう一人の”ライバーのリスナーさん”
がこの人”先生”だ。
さとわかさんも、この先生枠からやってきたリスナーさん
ということになる。
かた416「私は、このぎたろーさんの影響で、自分もライバー
をやってみようかと思わせてくれました。
本当に、勇気と元気をいつももらえる枠です。
オリジナルソングも素晴らしいので、是非ギフチャレ
でちょっとだけでもいいので、聞きに行ってみてくださいね。」
そう、あのかた416さんもライバーになっていた。
配信の時も、すこし話をされていたけれども
かたさんは元々、心理カウンセラーの先生をされていて
同じくリスナーのななちゃんと関りがあったお医者さん
だそうだ。
新型感染症が少し落ち着いて、
その陽性判定をする総合内科や、当直医を
しなくよくなったので、カウンセラーに戻ったので
少し余裕ができた分を、自分でも何かお返しができないかと
誰かを救うためのカウンセリングライバーに
なられたらしい。
だから、先生にとってのライバーになるきっかけは
俺の音楽だったことになる。
なんだか、ひとつ大きなきっかけを
誰かに与えることができたんだなぁ。
自分が誰かに影響されたように
はじめたきっかけのライバーが居たように
そういうきっかけを
与える、というとちょっと偉そうな言い方になるけど
きっかけになってくれたんだったら
それはとても感動的なことだと思う。
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うめの「はぁー・・」
昼間に事務所で打ち合わせをして、スタジオで
DTMとにらめっこをしていた。
気持ちは焦るばかりで
とてもじゃないけど曲を作れる気分じゃなかった。
インスピレーションは、なんぼスタジオに籠っても
湧いてくるものやない。
そう思ってると色々と吹っ切れて
足が自然と家の方に向いていた。
終電で帰るなんて日々じゃなくて
時には普通の大学生が家に帰るくらいの時間に
家に帰ってゴロゴロしたときもある。
ええと、、イチゴ侍が教えてくれたライバーさんはっと・・
ああ、この枠かな?
かた416「フレーフレーフレー、君の声がぁ~♪」
画面上「(相談がある方はコメントください。コメント無い時は基本歌ってます)」
うめの_diana「こんばんは」
かた416「あ、いらっしゃいませ!ご相談ですか?」
うめの_diana「はい、ちょっと・・・」
うめの_diana「歌ってるとき、お邪魔でしたか?」
かた416「いやいや、お気になさらずに。誕生日とかだけ
教えてもらえますか?それでバイオリズムをまず見てみます」
うめの_diana「8月10日です。」
かた416「ほほう・・なるほどなるほど・・・」
かた416「うめのさんは・・天才肌タイプですね、、
自分で自分の世界を作っていきたい、そしてそれができる
実行力と、情熱を持ち合わせているので、どんどん
自分の世界を作っていく。作曲家とかクリエーター系の
仕事とかされると、向いているかもしれませんね。」
うめの_diana「えっと・・・実は、そういう関係のお仕事
なんですけど、、最近うまくいかなくて・・・」
かた416「クリエイターさんのスランプってとこですか?」
うめの_diana「アイディアが出てこなくて」
かた416「アイディアが出ない時ってありますよね。
求めている”質”が高いから、そうなるのかもしれません。
まずは完成させることを考えて見られてはどうです?」
うめの_diana「その皮切りの糸口も全然で・・」
かた416「ふむ・・まず、行き詰っている、と思うのなら
とりあえずは進もうとしている力は出ている筈です。
そしてアイディアは考えている人、つまり求めている人の
所にしか降って来ません。でも、きっかけは何か?
欲しいと思います。ちょっと何か刺激を求めて色々なものに
触れられてみてはどうですか?」
うめの_diana「そういえば、その刺激のきっかけになるか
わかりませんけど、さっき、かた416さんが歌ってた歌は
誰の歌ですか?聞いたことない歌だったけど素敵な
曲だなと思ったので。」
かた416「ああ、あれですか。あれは、18ライバーの
ぎたろーさんという方のオリジナルソングですよ。
ちょうど今、ギフチャレしてる最中のはずだから
ちょっと覗きに行かれてみてはどうですか?」
ふふふ、それは楽しみ♪
あれ、ぎたろー?
どっかで聞いたような気もするけど・・・
どこやったかなぁ。。
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ぎたろー「次の曲なんですけどぉ、、
実はねー、新曲作ろうとしてるんですぅ」
やえ07「わぁーい♪新曲ぅ♪」
yuriko0407「おおお!」
ぎたろー「実はー、そういうアマチュア作曲コンテスト
みたいなのがあって、そのコンテストに応募してみようかなぁ
といくつか書いてみてるんですけど、どうもどれも
しっくりこなくて・・」
このコンテストにここまで没入するとは思っていなかった。
このチャンスを活かせば、もしかしたら・・
音楽で生活できる、つまりプロになれるかもしれない。
もとより、生活はできている。
アマチュアと言っても自営業でそれなりの
収入もサラリーマン以上は稼いでいるつもりだ。
だからこそ、余裕をもって臨めると思っていた。
でも、そうはいかなかった。
俺の思いは、意外と、熱かった。
自分で言うのもなんだけれども。
だからこそ、書く曲がどうしてもどれもこれも
しっくりとは来なかった。
完成させるにはどれも、何かピースが足りない。
ぎたろー「応募したい、とは言いつつもですねぇ、
作れと言われて曲って作れるものじゃないんですよ。」
そう、その足りないピースは、作って曲にしたいという
”思い”、そのものなのだ。
うめの_diana「初めまして、それ、すっごいわかります!」
おや、初めての方かな?
潜りのリスナーさんでも、
なにがきっかけで浮上してくれるかは
結構ひとそれぞれだったりする。
こないだは、大胸筋の話題の時に初めて浮上なんて人も・・
ぎたろー「初めまして!弾き語りやってますぎたろーと申します♪よろしくね♪どこから来てくれたのかなぁ?」
うめの_diana「かた416さんから紹介されて来ました!」
ああ、かたさんの紹介だったんだ。ありがたい。
うめの_diana「大きな声では言えないんですけど、
私も曲を作らなきゃって悩んでて、それをかた416さんに
相談してたら、ぎたろーさんの枠にやってきました。」
ぎたろー「一昼夜で曲って出来上がるものでもないですからね。本当に難しいですよ。」
ぎたろー「僕の場合はぁ、なんかねー、こう、ピースが足りない感じってわかるかなぁ、その、ね、曲への想いというかぁー。」
ぎたろー「自分が描きたい!だったら、それを核にして、どんどんお肉が付いていくように、曲ができあがっていくんですけど」
ぎたろー「その核になる思いの部分がなかったらぁ、いつまで
たっても、肉が付かないというかねぇ、出来上がらないんです。満足のいくような、美味しそうな曲にならない」
うめの_diana「ぎたろーさんは、誰のための曲を書くんですか?」
んーそうだなぁ・・
ぎたろー「僕の場合は、誰のためにって形で言うのであれば
その曲の中に出てくる大切な人だったり、そんな所かなぁ。」
ぎたろー「結構昔の自分の経験からだったり、聞いた話
だったりのストーリーを組み合わせて架空の人物を作り
あげてはいるんですけど、」
うめの_diana「そうなんですね!私の場合は、聞いてくれる
ファンのことを想像しながら書くことが多いのでそういう視点
で歌詞やメロディーを作ってみたら雰囲気変えられるかな。。」
改めて、自分で回答しておいてから考えてみると
そうか、そういう風に自分は曲を作っていたんだなぁと
構造のようなものが見えた気がした。
ぎたろー「いいんじゃないですかねぇ。素敵だと思いますぅ」
ファンのためか、そうかファン・・・
ん?ファン?
空調の中でブンブン回ってるやつじゃなくて
ファン???
一瞬頭の中に?マークが6000万個くらいでてきたけれど
そうじゃなくて、
自分のファン、つまり推しさんってことだよね・・?
ぎたろー「なにかアイドルでもされてるんですかぁ?」
少し遅くなったがプロフを開いてみた。
うめの_diana「えへへ、実はちょっとしたアイドルやってます
♪そんなによく知られた方じゃないですけどね(汗
それに、これは裏アカです、ナイショですよ!」
ななこ☆「ええ!すごーい(ハート」
kodama3321「本物の人だぁー!」
フォロワー数こそ、そんなに多くなかったが
ステージで歌っているアイドルの衣装を着た
女性が写っている写真だった。
ぎたろー「へぇ!驚きました!!プロじゃないですかぁ。」
そういえば曲をやる前だったのを思い出した。
ぎたろー「プロの人の前で、曲弾くのって緊張しますねこれ」
うめの_diana「気にしないでください(汗
むしろ、今行き詰ってて色々アイディアが欲しいくらいなんです」
kodama3321「誰だって行き詰る時、ありますよねぇ」
ぎたろー「いえね、まだ未完成というか、歌詞がうまく
思いつかなくてぇ、どうしようかなぁって思ってたとこ
あんですよ、なんか書けそうな気がしてきたから
ちょっと保留にしていいですか?
初めての人向けに用意してる曲があるので、まずは
そっちから聞いていただけたら幸いですぅ」
yuriko0407「セロリ/山崎まさよし、いっくよー♪」
ぎたろー「ゆりこさん、ありがとうございますぅ、
それではお聞きください、セロリ♪」
ぎたろー「育ってきた環境が違うからぁ~♪
好き嫌いはイナメナイ♪」
ななこ☆「(キラこめ)」
yuriko0407「(キラこめ)」
やえ07「レーザービーム(300)を贈りました」
画面がにぎやかになってくる。
こういう”聞いてもらった楽しむ”感覚は
ライブアプリでも楽しめるけど
もっと推しのファンが自分の曲を聞いて
ノリノリに歌ってくれてるとか
そういう感動するような、熱い感覚を
この、うめのちゃんは普段感じているのかな。
でも、それ(新曲)はリアルライブなのであれば
おそらく事務所の絡みとかプレッシャーとか
趣味の範囲でやってる俺とは段違いだろう。
その分、やりがいもあるんだろう。
それは羨ましい半分、大変そうという同情半分。
いずれ、大きなアーティストになるのなら
俺もそういうものと向き合わないといけない日が
来るのかもしれない。
-----------★------★-------★-------------
午前2時半
コーヒーが美味い。
今日の配信も大変盛り上がりを見せた。
さてと、残った仕事は・・
この曲、を完成させることだけだ。
当初のテーマは”マシンガン”だった。
それって所謂、武器だし・・
そこからだけで考えていたのは
最初は、失恋とかちょっと悲しげな方向に
持っていこうかと思っていたりもした。
恋のマシンガン・・んー。。
だから少しマイナー調のコードでメロディーを
つないでいたんだけど
それに合うようなちょっともの悲しい
歌詞をどうつけたものか、と悩んでいた。
そういう歌詞のピースがなかったんだけれども
大胆に方向性を変えてみよう、
そう、誰かを”狙い撃ち”するのは
恋心だし、きれいな人を見たら
そのハートを狙い撃ちしたくなるような
そんな素敵なマシンガン。
そこに込めるのは、弾薬ではなく
”花びら”だったら
そのマシンガンをぶっ放せば
きれいな花が
その美しい人の心を
うち抜いてくれるかもしれない。
そういう人は、きっと
たくさんの人に狙われている。
それを受け取ってくれるかどうかは
わからない。
そういうインスピレーションが湧いてきたのは
今日初めて来てくれた、うめのちゃんからだ。
きっと、アイドルというお仕事なら
それなりにいろいろ推しからのギフトだったりを
もらっているだろう。
きれいな花束もあったんじゃないかなぁ。
燃やしてしまう花束、とか
そういう最初の悲しい恋のようなインスピレーションは
こうもきれいな形で美しいものに
ハッとするような
美しい人に出会ったように
塗り替えることができた。
オリジナルもあるけど
カバー曲もやる。
そうやっていろんな人の世界の色と
混ざり交じりあっては行くけれど
そういうカラフルな感じも
いいんじゃないかな。
うん、そうしよう。
明日のお昼ご飯何にする?
豚キムチ?
いいんじゃないかな?
ぅんん?
-----------☆---------------☆---------
配信をつける。
もうこの配信もすっかり毎日の
ルーティーンワークになった。
とは言え、ずっと同じスタイルで
毎日毎日、同じようにやっているだけでは
泉のよどみのように
新鮮なものが入ってこない。
どう変化をつけたものか。
自分の食事や風呂などの生活の時間もある。
その中で
どれだけ自分がライバーとして
できることの精一杯をするか。
まだまだ答えは見つからない。
ぎたろー「みなさん、こんばんわ、ぎたろーです。」
さて、今日の開始の顔ぶれは・・
「yuriko0407が応援(1)を贈りました」
「藤田みやこが応援(1)を贈りました」
「kodama3321が応援(1)を贈りました」
ぎたろー「ゆりこちゃん、みやこちゃん、こだまこんばんは」
だいたいのいつもの顔ぶれかな。
ぎたろー「では、今夜も始めていきますぅー」
「ななこ☆が応援(1)を贈りました」
「かた416が応援(1)を贈りました」
「うめの_diana が応援(1)を贈りました」
どんどんインがやってくる。
今日は結構、初っ端から大入りだなぁ。
でも、すぐにはお披露目とはしないで・・
ちょっと途中までしたためておこう。
ぎたろー「みなさん、いかがお過ごしでしょうかぁ」
金曜日の夜、ということもあるのだろうか。
満月の夜は、人間のエネルギーが活性化するらしい。
それは良い方向にも、悪い方向にも。
事故が多くなったり、子供が生まれやすくなったり。
迷信なのか、どうかはわからないけど
案外そうだったりするんだろうな。
曲名は言わずに、そのままイントロを出囃子にして
長めにして、
今日の1曲目は・・
ぎたろー「ガーベラァ、汚れた星の隅まで涙を待ってた・・」
「かた416がペンライト(歓喜)(300)を贈りました」
yuriko0407「(キラこめ)」
・・・・・
よどみない音楽
何度も何度も弾いてきた曲のパート
それでも、不思議なもので
音楽とは
演奏とは
楽譜が同じでも、弾く人が同じでも
この瞬間の観衆の空気が違えば
それらは全て違った”音楽”になり”演奏”になる。
ぎたろー「ハローハローハロー・・」
ぎたろー「闇の中手が触れた、白い闇の中で」
ヒトという遺伝子は同じでも
地球上に誰一人として
自分と同じ自分がいないように
そういった揮発してしまうものを
全身で楽しむ。
それがミュージシャンの醍醐味だし
今この瞬間を精一杯
歌いきる、
弾き切る、
伝えきる、、
この気持ち。
ぎたろー「ハローハローハロー・・」
ぎたろー「ありのまま受け止める、今、君の全て」
ぎたろー「ありがとうございましたっ、ガーベラでしたっ!」
yuriko0407「(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)」
かた416「(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)」
ななこ☆「(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)」
・・・
配信の中盤に差し掛かった。
ずっと座っていると、
お〇りが痛い、、
立ち上がって、自分の後部を労わる。
テニスボールも最近またやり始めているが
前回に比べて効果が出てくるのが
少し遅すぎるような気もする。
ぎたろー「おちりタイムの終了したので、それではここで・・」
そろそろ頃合いだろう。
ぎたろー「今日は、先日保留してた新曲を披露したいと思いますぅ」
ななこ☆「新曲?!(ハート)」
やえ07「キター!!!」
ぎたろー「うめのちゃん、まだ居るかなぁ?」
うめの_diana 「はい!聞いてるよー!」
ぎたろー「あ、居ましたねぇ、実はこの曲の歌詞は
うめのちゃんをイメージして書いたんですよ。それを
一応、まぁ一応じゃなくてちゃんとだけど
伝えておきたくてね、」
うめの_diana 「ほんとに?!」
ぎたろー「色んな出会いがあると思うんですよね、
それで、うめのちゃんの僕の中でのイメージというか
完全に想像なんですけどね、どんなイメージかは
曲を聞いてもらいたいんですが、何というか
華やかな花のようなね、そんなイメージを
お届けしたいかなぁと思いまして。この曲を書きました」
うめの_diana 「花だなんて(きらきら)(花)」
ぎたろー「それでは、聞いてください、オリジナルソングで
・・・ 花びらマシンガン ・・・」
(この曲はYouTubeには無いので、配信を聞きに来てみてね!)
ぎたろー「花びら込めたマシンガン、
舞い散る花弁がスローモーションのように
今この世の中で誰よりもあなたが
美しいと思うぅぅぅー 」
マシンガン、あなたの心を狙えるものなら
マシンガンでも弓矢でも
なんだっていいんだけれども
奥までちゃんと届くように
花弁がきれいに、銃口から
ぱあああっと開くように
うめの_diana 「すごい歌詞」
ぎたろー「君はほんとにきれいさぁー
不覚にも 恋をしてしまうほどぉーー」
きっと、すげぇきれいな人なんだろうな・・
そんなイメージ、プロフ写真も美人さんだった。
ぎたろー「花びら込めたマシンガン、
舞い散る花弁がスローモーションのように」
ななこ☆「キュンキュンするわぁ(ハート)」
「かた416がドキドキBOXをひらく、ライバーに
花びら満開!(500)を贈りました」
花はどうしてきれいなんだろう
命がはかないから?
虫に花粉を運んでもらうための誘惑?
色が違うから?
忍び寄るものを捉えるため?
ずっと見ていたくなるような
そんな花を
きれいな君の為にかき集めて
一か所からぶっ放す
どんなにきれいな光景だろう。
そんなイメージ、今まで
湧いたこともなかった。
自分の中の経験やボキャブラリーだけでは。
想像もできなかった。
だけど、この出会いが
うめのちゃんのイメージが
このイメージを作り上げた。
うめちゃんとの出会いがなければ
この曲は出来上がらなかった。
ただの、マシンガンをぶっ放すだけの
失恋のような感情を込めた
ハードボイルディーな
寂しい男気あふれる曲だったかもしれない。
でも今の花びらマシンガンは
ただただ、美しさを
前向きな恋をする歌に生まれ変わった。
自分でも、考えたことなかった。
ぎたろー「今この世の中で誰よりもあなたが
美しいと思うぅぅぅー
一番、きーれいさぁーー・・」
ぎたろー「花びらマシンガン、オリジナルソング、でしたっ」
yuriko0407「(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)」
かた416「(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)」
ななこ☆「(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)」
うめの_diana 「すごかったです!!」
ぎたろー「どうでしたかぁ?喜んでいただけたかなぁ?」
ななこ☆「なんでこんな素敵な歌が書けるんですか(えがお)」
ぎたろー「やっぱねぇ、うめちゃんとの出会いがあったからです
。そうじゃなかったら、この曲は出来てなかったかなぁ。」
うめの_diana 「ぎたろーさん、、ひとつ、お願いがあります」
・・ん?なんだろう。。
ぎたろー「はい、なんでしょうか?」
うめの_diana 「この、花びらマシンガン、私、その・・
・・歌っても、、いいですか?ステージとかで」
・・ん?
・・んんんんんんん??
ぎたろー「んーステージで歌う。。?」
ぎたろー「アイドルのステージでってことですかねぇ?」
うめの_diana 「そうです!とっても素敵な歌なので、みんなにも聞いてほしいです。」
ぎたろー「なるほどぉ、わかりました、じゃあいいですよ。
いろんな人にどんどん聞いてもらってください♪」
これは、、、
落ち着いていったつもりだったけど
内心結構びっくりした。
そこまで喜んでもらえたのなら
本望かなぁ。
そんなすごい人に
自分の歌を歌ってもらえる、
感動と言わずしてなんと呼ぼうか・・・!
------------☆---------------☆---------
午前2時半、
パソコンの電源はまだ落とされへん。。。
キーボードを押す気力も沸いてこーへん。。
今までだったら、こがな時間の方が
いろいろアイディアとか湧いてきちょったのに、
昼間だと、ぱたりと止まる手。
それが、1時を過ぎると
真夜中のスイッチが入って
パタパタパタと曲が出来上がったり・・
今まではしてたんだけど・・
ふぁぁー・・眠い。。。
今日は全然ダメ。。
ちっともいかん。
マネージャーに曲提出期限が
明後日なんやけど・・・
・・・・
・・・Zzz
・・・Zzz
-----------★------★-------★-------------
チャイム「夕焼けーこやけの赤とんぼー
山の御寺の鐘が鳴るーおてて繋いでみな帰ろー
カラスと一緒に帰りましょー♪」
・・・はっ!
え?やば!もう17時?!
どれだけ寝すごしたが!
とりあえずシャワー浴びてこよ・・
ピロリン♪
18アプリ通知「ぎたろーが配信を始めたよ!遊びにいこう!」
あ、いかん!
聞きにいかんと!!(ハート)(ハート)(ハート)
こないだの配信まっこと良かったしな。。
「うめの_diana が応援(1)を贈りました」
まだ始まってすぐだな♪
さぁー始まる始まる♪
ぎたろー「みなさん、いかがお過ごしでしょうかぁ」
はーい、寝ちょったら、こがな時間になっちゃいましたー
今日はどんな曲がきけるのかな(ハート)(ハート)
スマホを脱衣かごに置いて、お風呂場でも
配信の音が聞こえるようにセット
シャワーの水、最初冷たいのなんとかならんかなぁ・・
ぎたろー「ガーベラァ、汚れた星の隅まで涙を待ってた・・」
「かた416がペンライト(歓喜)(300)を贈りました」
yuriko0407「(キラこめ)」
ぎたろー「ハローハローハロー・・」
スピッツの曲かぁ、ガーベラ。
すごくありふれたような感じなのに
自分ではこんなに書くことも
メロディーも作れない。
昔は、そこそこな感じの人気だったらしいけど
今はなんか違う意味で伝説、という感じの
そんなイメージだなぁ、スピッツ。。
ぎたろー「ありのまま受け止める、今、君の全て」
ぎたろー「ありがとうございましたっ、ガーベラでしたっ!」
yuriko0407「(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)」
かた416「(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)」
ななこ☆「(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)」
手が濡れているので、パチコメは出来ない。
画面に水滴が宝石のように光を乱反射している。
・・・
ぎたろー「今日は、先日保留してた新曲を披露したいと思いますぅ」
おお、新曲おひろめだ(ハート)
ぎたろー「うめのちゃん、まだ居るかなぁ?」
・・え!うち呼ばれたぁ?!
ちょうど上がったところだったけれど
濡れていた手先をタオルで拭って
慌ててコメントを打ち込む
うめの_diana 「はい!聞いてるよー!」
なんとかタイミングは間に合ったか。
ぎたろー「あ、居ましたねぇ、実はこの曲の歌詞は
うめのちゃんをイメージして書いたんですよ。それを
一応、まぁ一応じゃなくてちゃんとだけど
伝えておきたくてね、」
ええええ!!ほんとに?!
ぎたろー「色んな出会いがあると思うんですよね、
それで、うめのちゃんの僕の中でのイメージというか
完全に想像なんですけどね、どんなイメージかは
曲を聞いてもらいたいんですが、何というか
華やかな花のようなね、そんなイメージを
お届けしたいかなぁと思いまして。この曲を書きました」
花だなんて(きらきら)(花)
きゃあーーーー!!!
ぎたろー「それでは、聞いてください、オリジナルソングで
・・・ 花びらマシンガン ・・・」
ぎたろー「花びら込めたマシンガン、
舞い散る花弁がスローモーションのように
今この世の中で誰よりもあなたが
美しいと思うぅぅぅー 」
・・・はああああ!
いい歌詞・・・!
まるで撃ち抜かれているみたい・・
メロディーも心地いい・・
うめの_diana 「すごい歌詞」
ぎたろー「君はほんとにきれいさぁー
不覚にも 恋をしてしまうほどぉーー」
いつも、推しごとしてもらってるときも
お世辞でも嬉しくなっちゃうんだよね
きれいだとか、
恋をしたって言われると。。。
なんだろう、この
言葉のマジック。
ぎたろー「花びら込めたマシンガン、
舞い散る花弁がスローモーションのように」
ななこ☆「キュンキュンするわぁ(ハート)」
「かた416がドキドキBOXをひらく、ライバーに
花びら満開!(500)を贈りました」
まほろばなのか、
むらくもの先から光がさすように
心が暖かくなっていった。
なんだろう、この気持ち。
こんな素敵な歌が、、
こんな感動を
うちが
伝えたかったのは
こがな風景じゃあ・・
歌いたい、、
この歌、
歌詞も
メロディーも
全部、素敵過ぎる。
ぎたろー「今この世の中で誰よりもあなたが
美しいと思うぅぅぅー
一番、きーれいさぁーー・・」
ぎたろー「花びらマシンガン、オリジナルソング、でしたっ」
yuriko0407「(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)」
かた416「(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)」
ななこ☆「(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)」
素直にすごいと思った。
うちがプロ?
作曲するアイドルグループだからって?
本当に・・?
この曲を前にして、そんなこと言える??
でも、今はそれよりも伝えたい気持ちがある。
うめの_diana 「すごかったです!!」
とりあえず、いろんな感情が入り混じるけど
そのど真ん中で、びしっと輝いている絵具の色は
この気持ち・・。
そこに周りから、ジワリと
滲んでくる絵具が。
これは、あまりよくない感情かもしれない。
でも、純粋に、ぎたろーさんのリスナーとして
こんな素敵な曲に出会えたからこそ
抱いた感情だってことを
わかってほしい。
ぎたろー「やっぱねぇ、うめちゃんとの出会いがあったからです
。そうじゃなかったら、この曲は出来てなかったかなぁ。」
意を決して、、
聞いてみよう。。
うめの_diana 「ぎたろーさん、、ひとつ、お願いがあります」
ぎたろー「はい、なんでしょうか?」
清水の舞台からダイブっ!
というのに似た気持ちで、
コメントを送信する。
うめの_diana 「この、花びらマシンガン、私、その・・
・・歌っても、、いいですか?ステージとかで」
うん、うちは
この”花びらマシンガン”を
歌いたいの。。。
みんなに聞いてもらいたい。。
素敵な曲だから、、、
もらう、ということになっちゃうけど
未だほとんど白紙の
この五線譜面に
この曲を載せることが出来たら
世界が変わるかもしれない・・
ぎたろー「んーステージで歌う。。?」
ぎたろー「アイドルのステージでってことですかねぇ?」
うめの_diana 「そうです!とっても素敵な歌なので、みんなにも聞いてほしいです。」
ぎたろー「なるほどぉ、わかりました、じゃあいいですよ。
いろんな人にどんどん聞いてもらってください♪」
やっっっっっったあああああ!!!!
悪い事じゃないよね。
ちゃんと、、、
許可はとったんだもん。
うちは、
花びらマシンガンを
歌えるっ!
みんなに、
聞いてもらえる・・!
さて、忙しく
なるぞ・・・!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
プロットに肉付けしている時に
どうすればライブ中の盛り上がりを表現できるか?とか
どんなことを考えて配信してるかな?とか
プロットとは違う部分の色付けに
毎回苦労しています。ま、それが小説を書く醍醐味でも
あるのですけどね。次回、うめのちゃん編完結(予定)!




