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私の名前はミア・ローズノート。

周りからは最強の魔術師だと言われている。

正直、最強と呼ばれていても他に強い魔術師はいっぱいいると思っているのでそこまで自慢にもならないだろう。



「お師匠様! 大変です!」

と、声を出しながら私の弟子であるリンが近寄ってきた。


「何かあったの?」

「あのですね……その……」


何かを隠しているのだろうか。

リンは嘘をつくとすぐに分かってしまうほど純粋な子のためこちらとしてはありがたい限りである。

最近、疲れてばかりだったしカマでもかけて様子を楽しむとしよう。


「リン、何をしたか分かってるから正直に言いなさい」


すると、リンは目をうるうるさせながら言った。


「お師匠様の大切な豊胸パットを間違えて捨ててしまいました……」

「……」



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