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ほのぼの生活  作者: ミルフィーユ
第1章:異世界編
25/34

#25:異世界召喚

お久しぶりです。ほのぼのでは一ヶ月弱ぶりぐらいです。この作品では、年末まではこんな感じに投稿していくことになりそうです。


異世界召喚にあった2人の話です。翔君たちは出てきません。


4作品投稿企画の3作品目です。他の作品もぜひ見てください。

 気が付くと私たちは見たこともない場所に居ました。幸いにも先生も隣に居たので、独りぼっちではないのですけど。


「ここはどこでしょうか?」

「うーん、何か綺麗なところだね。それにしても、さっきまでとは明らかに場所が違うし」


 しかし、私はこのような光景を見たことがありました。まるで、異世界転移にあったような感覚です。そんなことを考えていると、突然部屋の扉が開き兵士の人たちが入ってきました。


「おっ、勇者様の召喚に成功したみたいです」

「どうしますか、ゲルド伯様」

「私が話を付けましょう」


 そう言って出てきたのは、吐く知識そうな見た目で服装も豪華な人でした。


「まずは、突然の無礼をお許しください。あなた方は魔王と戦うことの出来る力を持った勇者として召喚されました」

「そんなことどうでもいいことです。私たちを元居た場所に返してくれませんか?」


 暁先生はそうはっきりと言った。彼女も文芸部の顧問をしているということもあり、ラノベとかは結構読む方です。だから、この状況も何となく察しているとは思います。けれど、多分面倒くさいことは嫌いなタイプなのでいざ自分が勇者とか言われるのはあまり好かないみたいですね。


「こちらの世界からあなた方の住んでいらっしゃった世界へ返す魔法は今のところ分かっておりません。魔王を倒すことが出来れば帰還の魔法を知ることが出来るとの言い伝えはありますけど」

「少し相談してもいいですか?」

「構いませんよ」


 そう言うと、先生は私の方に近寄ってきて小声で話し始めた。


「これって異世界召喚だよね?」

「そうだと思いますよ」

「だけど、帰還の方法が怪しすぎるんじゃない?」

「まぁ、魔王を倒したら魔法が分かるとかそんな都合のいいことはないでしょうね」


 私は溜め息を吐きながら、少し投げやりな感じでそう言い放った。もし、本当に戻れなかったらどうしようそう思うだけで、心が痛む感じがする。ちょっと前であれば、この状況でも冷静に対応できた自信はあった。しかし、彼の存在が頭によぎるだけで早く帰還しないとという思いがどんどん私の中に強くなってくる。


 そんな状況を察してか、先生は私の頭を撫でるように優しく触った。


「ふふふ佐山君たち、いや彼に会いたいと思っているのね?」

「はい、もっとお話したいなって」

「なら、さっさと変える方法を探さなきゃ」

「確かに今はそれが最善かもしれませんね。帰還方法は、魔王を討伐するまでに探すということでいいですか?」

「うん、そうしよっか」


 そう言った彼女が何かを思い出したような表情をすると、すぐに真剣な表情へと変わった。


「早くというのは分かるけど、急ぐのは駄目だよ。まして、いきなり強くなる方法何て持ちかけられても応じちゃだめだからね?」

「はい、分かりました」


 先生はそれだけ言うと、伯爵の方へと振り返り話し合いが終わったと言った。


「分かりました、それでは積もる話もございますがまずは国王様へ謁見していただけませんか?ああ、心配しなくても皆さまは勇者なので跪いたりなどといったことをしていただくっ必要はございません」

「分かりました、それでは案内していただけますか?」

「畏まりました。それでは、ご案内させていただきます」




 伯爵に案内され、ついていくとやがて大きな扉の前へと着いた。その扉の前に立っていた二人の兵士が私たちに気づくと扉を開けていた。すると私の目には異世界ファンタジー物で見慣れた王の間の光景が流れ込んできた。


「こういうところまで王道何ですかね」

「ふふっ、そうみたいだね」


「よく来た異世界からの来訪者よ。儂の名前はピエール=ユーグじゃ。この国の王様である。そなた等には勇者となっていただくために召喚したんじゃが、ちとトラブルがあってな前の魔王を倒した勇者がこの世界に帰還したらしく、君たちは勇者以外の職業になっている可能性がある」

「それならば、私たちは必要ないんじゃないですか?」


 先生は王様に向かってそう言った。


「異世界から来たものはレアな職業に就きやすい。勇者以外にも珍しい職業は存在しておる。勿論、どんな職業でも丁重に扱うからそこの心配は無用じゃ。早速ステータスを見せてほしいのじゃが、よろしいか?」


 スタータスプレートの開き方は分からなかったが、ラノベだとよく念じたりすると開くのでそれを真似してやってみたら私の前にステータスプレートが現れた。私たちは王様にそのプレートを見せると、彼は凄い驚いた表情を浮かべ、言葉を続けた。


「なんと、〈賢者〉に〈聖女〉とは。素晴らしい職業じゃ」


 なんでも賢者と聖女はこの世界に二人と居ない職業らしく、前回の魔王討伐の際も勇者と共に戦ったらしいのだ。その際に、勇者以外のメンバーはぜんめつしてしまったらしいのですけど。それでも、普通の〈魔術師〉や〈僧侶〉と比べると魔法の威力や、回復力などの桁が違うらしい。


 どうやら不遇な職業で追放といったことはないようです。私は〈勇者〉について気になったので王様に聞いてみることにした。


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