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ほのぼの生活  作者: ミルフィーユ
第1章:異世界編
22/34

#22:帰還に向けて

約一か月ぶりの投稿となります。他作品などの兼ね合いもありまして、なかなか投稿できないの申し訳ありません。


「それにしても前まであんなに結婚なんて迫ってこなかったんだけどなぁ。魔王を倒した後も、しばらくは普通だったし。いつから結婚迫られるようになったんだっけなぁ」


 ライリーはそう言いながら悩んでいた。偶然という可能性あるいは、平和になってしばらくして街が整ってきたからこそという捕えかたもできるし、そう考えてしまえば違和感はないような気もするんだけどな。


「考え方次第ね、あたしたちはただ帰るための方法を探すだけよ。それに関してはこの村で帰る準備をするしかないよね」

「いや、帰るだけならもう一度魔法使えば直ぐに帰れるんだけど……今の状態だと、お母さんもお父さんも村の皆も心配だから」


 ライリーは凄く悔しそうにそう言った。


「先輩……一つ思ったんですけど、もしかしたら私たちの体って何処にあるんでしょうか?」

「体ってここにあるんじゃないの?腕も体もあるよ」


 未来がふとそんなことを聞いた。影音は何を言っているんだという感じで、彼女のことを見た。


「私たちは一応VRMMORPGの世界に来た、あるいはバグで別の世界に来たんですよね?なら、元の体がコチラになく、地球にあったとしたら……魔法は発動できないんじゃニアですか?」

「確かに、その通りかもしれないわねぇ。お姉さんはこの世界の魔法とかよく分からないk度、仮に成功しても地球に私たちのクローンが誕生してしまう危険すらあるわね」

「クローン?なんでそこでクローンが出てくるんですか?」


 俺は疑問に思って恵令奈さんに聞いた。しかし、その質問に答えたのは彼女ではなく胡桃だった。


「こっちの私たちの体ともともとの私たちの体、2つあったとしたら向こうの世界でそのまま独立して動き出す可能性があるってことよ。こればっかりは向こうでどうなってるか分からないといけないんだけどね」

「あーそれじゃあ今はライリーのことを優先した方がいいか。」

「向こうで確認するというだけならば、出来る方法はあるかもしれない。そうでしょ、エマ?」


 胡桃はエマの方を見ると、彼女は勿論と言った感じで胸を張っていた。これは……自慢しているのだろうか?


「異世界へと繋げる電話ですね。時間はかかると思いますけど多分出来ると思います。でも、それまでただ何処か籠って作り続けるのは退屈なんで、自動で出来ると楽なんですけどね……」

「いくらなんでもそれは無理」


 影音がそう言った。自動で出来る機械があったら凄いとか昔思ったことはなくもないんだけど、必要とされている技術が高すぎて出来るはずがないだろう。


「でも旅をするとなるとその機械置きっぱになっちゃうんですよね……ライリーさん、人が運べて、持ち運べる空間みたいな魔法ってありませんか?」

「うん、『亜空間』のこと?ならあるよ」


 そう言うと彼女は『亜空間』と言う魔法を発動した。するとなにやらゲートみたいなものが出現した。


「人も入れるからみんな着いてきて!」


 そう言うと彼女は入っていった。そのあとをエマが入った。


「う、嘘だろ!?」

「別の空間を作り出すなんて。ライリーは勇者って聞いてたけど、ここまで凄いなんてね」

「そうねぇ、お姉さんもびっくりしちゃった」

「というかエマさんもよくライリーさんの後ついていけますよね?」

「ん、それは私も思った」


 残された俺たち5人はライリーの魔法とエマの適応力の高さにただただ驚かされるばかりだった。


 その後俺たち5人はゲートのような物を潜り抜けた。そこには辺り一面真っ白な空間が広がっていた。


「あ、やっと来たね!多分大丈夫だろうけど念のために閉じておくね」


 ライリーがそう言うとゲートのようなものが消滅した。


「何かやる予定もなかったから、この亜空間ほったらかしだったんだよね……とりあえず、ちょっと待っててすぐに終わらせるから」


 ライリーがそう言うと、白い空間の一部が色づいた。どこからどう見ても立派な家だ。若干立派すぎるような気もするのだが。


「もうライリーの魔法には驚かないわ」

「ふふふ、ライリーちゃんが味方なら頼もしいってことかしら?」


 胡桃はげんなりとした声だったが、恵令奈さんは対照的に嬉しそうというか誇らしげに思っているという感じの声だった。

「よしそれじゃあ私も……」


 そう言うと、エマは新しく出来た彼女の自室に入った。いつもは大人しめな性格なのに、機械とか物を作るといったことになると若干活発的な生活になる気がする。そんなことを考えていたらエマが部屋から出てきた。


「セット完了しました。後は放って置けば勝手に作ってくれるはずです」

「出来たの?」


 影音が自動で作る機械をセットし終えたのかと聞くと、彼女は大きく頷いた。自信ありといったところだろう。どういう仕組みで作ったらこうなるか気になるけど、エマが話してくれるかどうか分からないし、話してくれたとしたら熱中しすぎてずっとその話を聞かされる気がする。確証はないんだけどね。たとえ、聞いたところで理解できる気がしないし、デメリットの方が多い気がしたので、聞かないで置いた。


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