<33>8年前③
遅ればせながらあけましておめでとうございます。
新年最初の更新になります。
最初に言っておきます。今回は軽く百合っぽいです。
書いてたら楽しくなっていつの間にかこんな話に…。
その後無事野菜を買い、魚を受け取った私は帰路につくことにしました。……まぁ、野菜を買う時や魚を受け取るときにも色々あったわけですが。具体的にはリアクションがよくわからないんですよね。なんか突然胸を押さえて倒れだしたりするんですよね。ホント、よくわかりません。
「さて、今日もいいものがいっぱい買えました」
そんな感じで気分よく帰っていた時です。
「リリスちゃん」
そんな声が横から聞こえてきました。
「あ、ハナちゃん」
振り返るとそこには茶色の髪に青い瞳のとってもかわいい女の子。この子の名前はハナちゃん。私ととっても仲良しの友達です。
「大きな荷物だね。もしかしてお使い?」
「うん。そうだよ」
「そっかー。大変だね」
「ううん。そうでもないよ」
ハナちゃんはなんというか、ちょっとふわっとした雰囲気の子です。私としてはそこがとってもかわいいところだと思ってます。はぁ、ハナちゃんは今日もとってもかわいいですね。
「はぁ、ハナちゃんは今日もとってもかわいいですね」
「はわわっ」
あれれ?何だかハナちゃんの顔がちょっと赤くなってます。
「あれ?ハナちゃん何だか顔が赤いですよ」
「だ、だって……」
「?」
「リリスちゃんが……その……」
「私が?」
「か、か……って。」
「『か』、何です?」
「……かわいいって言うから」
はぁ、ハナちゃんのこのちょっと照れてる感じもとってもかわいいですね。……あれ?
「もしかして私、口に出してました?」
「……う、うん」
ハナちゃんのこの反応的にどうも私、さっき『かわいい』って思ったのを思うだけじゃなくて口にも出してたみたいです。
「あー。そ、それは。……ちょっと恥ずかしいかもです」
「……ははは。でもリリスちゃんに『かわいい』って言われて私は嬉しいよ」
そう、ハニカミながら言うハナちゃん。その姿は何だかもう―。
「ハナちゃんかわいい!」
「はわわ……」
そうして思わず持ってた荷物をその辺に置いて抱きつく私。でも仕方ないよね。だってこんなにかわいいんだもの。
そうして、しばしの間かわいいハナちゃんを私は堪能したのでした。




