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私が永遠を生きるその前の話  作者: Towa
1章 そして私は永遠を手にする
14/102

<14>

明日あさって更新できないかもです。特にあさって。以上連絡でした。

 その後も迷路のような建物の中を進み続ける。その中でいくつもの部屋の前を通り過ぎた。扉を見ると「第2会議室」や「第3実験室」などと書かれていた。これらの表記を見るに、どうやらここは何かしらの研究や実験を目的とした建物であることがわかった。

 そうしてしばらくすると急に進みが遅くなった。何事かと思っているとその原因はすぐにイヴの目の前に現れた。それは部屋の扉であった。どうもみんなこの部屋の中に入れられているらしい。後ろの方をちらった見るとイヴの少し後ろのあたりから隣の部屋に入れられていた。どうやらいくつかの部屋に分けられたらしい。部屋の中に入るとき扉を盗み見ると「特別実験室2」とあった。普通の実験室何が違うのかなと思いながら入ってみると、そこは何もない部屋であった。まさに殺風景という言葉をそのまま体現するかの様な部屋である。実験室という言葉に何かすごいものでもあるんじゃないかと身構えていたイヴであったが、予想外の内装に思わずあっけにとられてしまう。そうしてイヴが部屋の中に入ってからもう何人か部屋の中に入ったところで部屋の扉が閉められた。扉が閉まったことを確認した後一緒に入っていたこれまた仮面の男が部屋の中の村人に向かって言葉を発する。


「今日はここで寝てもらう。明日は時間になったら起こす。それまでおとなしくしているように。なお、トイレなど何か用があるものは私を含めた近くのものにいえ」


 仮面の男はそう言うと扉の横に陣取り、部屋全体を見渡すようにし始めた。それに対してイヴはさきほどの仮面の男が言った「私を含めた」という言葉が気になり部屋を見渡してみると、何人かの同じように仮面をつけた人がいた。おそらくこの全員で私たちを監視するということであるのだろう。

 見張りについて確認した後、イヴはもうひとつ先ほど言われた言葉の中で気になったことに関して考え始めた。それは「明日は時間になったら起こす」という言葉。それはつまり明日、時間になると何かが起こる言うことだ。それがイヴたちが何かをするものなのかそれともさせられるものなのかはわからない。もしかしたらそのどちらもなのかもしれない。


「明日、私たちはどうなっちゃうのかな?」


 そう、一人つぶやくイヴ。

 これから何が起こるのかわからない。そしてその何かはもう目前まで迫っている。しかしイヴたちはその何かに対して何もできない。何かするにも圧倒的に力が足りない。できるのはただただそのときが来るのを待つことのみ。そうして夜はふけていく。

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