1/102
<1>
割と見切り発車です
一応結末までの構想はあります
気長に見守るくらいがちょうどいいと思います
それでは開幕~
それは私が12歳の夏でした。
その夏は私が11歳まですごしてきた夏となんらかわりないごくごく普通の夏でした。優しいお父さんやお母さん、それに仲のよい友達に囲まれ特にこれといって大きな事件もない平和な時間をすごしてきました。そして私はこれからもずっとこんな代わり映えのしない、でも幸せな生活が続いていくと信じていました。
しかしその幻想は私が12歳の夏に唐突に壊されてしまいました。
壊されてしまった現実の中、私は1人の少女に……いえ、運命に出会うこととなりました。
これは出会いの話。そして私が永遠を生きるその前の話。
今回はプロローグでした
次回からちゃんと話に入ります