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『うわー。かなり人いるね。』


お昼の休憩時間になると同時にやって来た龍と共に3人で大学部のキャンパス内にあるバスケットコートへとやってきた。

コートの周りにはすでに多くの生徒で埋まっていた。


『女子が多いな。』

『うーん、ほらあれじゃない?人気投票で来たメンバーだから顔がいいとか?』

『ありうるな。』


空いている正気を見つけると3人並んで座る。

気になったことが日音つ。

他のチームとの臨時のチームで、チームワークは大丈夫なのだろうか?

兄2人は別として他の2人だ。


『うちの大学部って強いの?』

『一応毎回全国でベスト4には必ずはいるから、強豪校にはいると思うぞ?』

『うん、自分基準での判断はダメだね。きっとバランス取れてるんだろうねー。』

『多分??』


龍とディと話しているとリアとバッチリ視線が会って、隣のルークに話しかけている。

そしてそのルークはルークでスーツを着たおじさんに話しかけている。

なので、他のチームメンバーの2人とも視線が合ってしまう。

とりあえず、会釈だけしておこう。


『ねぇ、2人とも僕すごく嫌な予感がするんですが・・・・・。』

『俺もそう感じたが、気のせいにしたい。』

『私もそう願いたいんだけど、リアのあの顔は何か企んでいる。』


嫌な予感を覚えつつも試合が開始された。

試合開始早々、リアが派手にダンクを決める。

負けじと大学生チームもスリーでシュートを決めていく。

さすが全国常連なだけあって、軽々と点数を重ねていき十分たたないうちにゲームは終了した。


『かなり手を抜いていたな。』

『そりゃ抜かないと。全力で試合したらゲームのバランスが悪くなるだろう?』

『まぁ、そうよね。』


苦笑しつつも、挨拶をしているメンバーを見ている。

このあとは選手との個流会というより写真撮影の時間が取られているらしい。

試合がないなら教室に戻ろうかと思って席を立ち上がったら、会場にリアの明るい声が響いた。


『フィー!!龍!!コートに降りてこいよ!ダンもやる気あるなら。』


その声に私は大きなため息をついた。

やはり予想通りというかなんというか・・・。

龍をチラリと見上げると、龍もどこか諦めたような表情をしていた。

そして、リアムの大きな呼び声のおかげで大学生から一斉に注目されている。

しかも片方はメイド、もう片方は高等部の生徒会長で軍服。その隣のディは執事服。組み合わせ的にも外見的にもかなり目立っていた。

リアに呼ばれたこの状況で、今更逃げ切る可能性はゼロだ。

苦笑を浮かべながらコートへ3人で降りて行った。

降りていくと、ルークにメンバーを紹介された。

周りは何事かと、好奇心に満ちた目でこちらを伺っている。

うん、お姉様方の視線が怖い。

ルークたちと一緒にやってきたのは、イライジャ・シェイキンスとアレキサンダー・ベイトンというらしい。

2人とも人気投票で上位になるだけはあって綺麗な顔をしている。

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