表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/36

好き・・・・?

機嫌が最低潮に落ちているディの手を取り、カバン・・・と思ったが生活に必要なものは常に持ち歩いているので明日でいいやと、決める。

疲れ&寝不足に加えて留学初日から、事件に巻き込まれて非常にイライラしている様子。

私の前以外では仮面をガッツリかぶっているから、気づく人間は少ないのだけれど・・・。

よし、ここは甘いものをたらふく準備しよう。

そう、考えている間に到着したスーパーはマンションから近くにあり、品揃えも豊富で欲しいものは揃う。

片手は繋いだまま、かごをディが持ってくれてその中に必要な材料を入れていく。

調理道具は一式揃っていたけど、お菓子の道具を使うだろうとチームメンバーの理解もあり、一通り道具は全部揃っている我が家のキッチン。

調味料もバッチリで、保存の効かない食材を買い込めば問題なし。

会計をすませ、購入した物を詰めていると不意に声をかけられた。


「ソフィ?」

「あ、小川さん今帰り?」

「うん。今日は授業ほとんどなくて街の方に出かけてたんだけど、なんだか学校の方が騒がしかったけど何かあったの?」

「あー、私達もよく分からないけど、大聖堂が火事になったんだって。」

「ええ?そうなの?大丈夫だった?」


商品を袋に入れ終わると、ディが荷物を持って行った。

じっとこちらを見ていたが、しばらくかかると判断したのか店の外に出ていった。


「それより、来月学園祭があるの。ソフィは学園祭初めて?」

「学園祭??前の学校はなかったから分からないけど、何かのお祭り??」

「そう、生徒の保護者や他校生が遊びに来るの。文化祭はクラスでそれぞれ出し物を出すって感じかな?うちの学園祭は結構面白いよ。来週に出し物を決めるから何がしたいのか考えてくれると助かるわ。」

「分かった。それじゃあ、私は夕食の準備をしないといけないからまた明日ね?」

「うん、ごめんね、時間を取らせちゃって。ウィリアムくんも待たせてるよね?」

「ううん?大丈夫だよ。いつものことだから。」


小川さんと少し話したあと別れると、ディが待っている方へ向かった。


『終わった?』

『あ、うん。ごめんね、待たせちゃって、帰ろうか。』

『いつものことだから。大丈夫。』


ディと再び手を繋ぐとマンションへ帰宅した。

買ってきたものを片付けながら夕飯の準備を始めた。

ディは、部屋を片付けてくれている。


『そういえば、来月学園祭があるんだって。』

『学園祭。』

『そう。なんかクラスごとに出し物をして楽しむみたい。』

『へ~?』

『飛び級してた時は年齢差があったから楽しめなかったけれど、今回は楽しみだね。』

『確かにそうかもしれないけど・・・。何をするんだろうね?』


出来上がった夕飯をテーブルに運びお祈りをして箸をつける。

今日は手抜きでうどんだ。

ディと知り合ってからよく私の実家に入り浸っていたディはママにお箸の使い方を教えてもらったので、普通のお箸が使える。

もぐもぐと食べながらディの様子を窺う。

一番はルイス達に文句を言いたいところだが、疲労がピークに来ているだろうディを早急に休ませなければならないと思う。

そもそも向こうにいた時どんなに忙しくして疲れていてもここまで顔色が悪くなったことは無かったな、と思う。

まぁ、具合が悪くなった時は別だけど、そう具合・・・・。

あ。


ガタっと立ち上がるとディの隣に立つ。

そのままおでこに手をおき自分のおでこと温度を比べる。

熱はない・・・・かな???

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ