表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
78/84

名付け

「カレン、ちょっと良いか?」


「ハイ。

このトコロ‘気苦労’が重なりましたよね!

〜私で良ければ何度でも主と肌を重ねます♪」




「……………えーと、それは後でね。」


咳払いを入れる。



「刀の名前を考えたんだ。

それでイイか刀に訊いてみようと思ってね。

立ち会ってくれる?」



ダンッ!


「何故、カレンだけなの?

私も主と肌を重ねたいっ!!!!」


カレンが返答するよりも速くシエルが割って入った。

シエルさんや、刀に名前のお伺いを裁てる話をしてるのだよ?



「ハーフとはいえ、私もエルフの血がある。

精霊の気配は感じ取れる!」


コレは駄目だ…………。

何を言っても話を逸らさないヤツだ。



「……………そおだね。

俺の独り言の様な場になると思うが、良ければ来てくれ。」


俺は二人を誘った。

〜この宿には俺の部屋は特にない、刀を置いてあるベッドルームで会談を始める。



「えっと、君の名前を考えてみた。

刀だから‘漢字’で‘カッコ強そうな’名前にしてみた。

精霊としての名前の方が良いのなら、それの返事もしてもらえれば善処する。」


「返事が無ければ、俺が考えた名前で強制決定させてもらうよ。」



名前を書いた紙を手元に開く。

それから、刀を手にとり〜刀を抜く。


何時もの様に、うっすらと発光している刀身。



「‘竜駆紫雲’これが俺が考えた刀の名前だよ。」


軽くだが点滅する。



「説明するね、‘紫雲’とは仏法用語で縁起のよい光景を現すと記憶している。

君の‘拵え’は紫だから、紫繋がりの言葉を考えたんだ♪

竜は‘強さ’の象徴として。

後、俺の風魔法(オリジナル)に竜の字を使った名前のモノがあるからね!

‘駆’は速く走るコトを意味する漢字なんだ。

空を跳ぶ時は‘翔’を使うんだけど、俺は以前‘バイク’という乗り物を乗っていてね。

凄い速かったんだよ♪

その速さに因んで、コッチの漢字を使った。」



先ずは漢字の一つ一つの意味を、続けて全体の説明を行なう。


「紫色の雲の上を駆ける様に跳ぶ竜。

竜が紫雲の向こうから駆けてくる〜コッチの方が字に正しいのかな?

とにかく、壮大で素晴らしい‘邂逅’を表せる名前だと思う♪」



「どおだい?」


‘‘ふわっ’’



光が大きく膨らんだ!

何か不思議な気配が強く感じる。




「良いんだよね?」


カレン・シエルに訊いてみる。



「そのようです。

そして………………不快な印象は感じません!」


カレンの返答にシエルも頷く。




「よし、じゃ‘竜駆紫雲’が君の名前だ♪

精霊としての名は‘竜牙とか竜華’を考えている。

よろしくな!」



‘‘‘ホワッ、ホワッ、ホワッ’’’


光が点滅した。

〜名前、合格だったみたいだね♪






鞘にしまい、武器を置いている棚に刀を戻す。


「立ち会いありがとうね、カレンにシエル。」


振り向くと二人はベッドの縁に腰を降ろしていた。

その仕草と表情は‘ベットIN’を待っている……………。



「えっと、後でね!」


逃げる様にベッドルームから退室した。

まだ午前中ですよ、お二人さんっ!!!!








>>>>>>>>>>>

そそくさと俺は武器屋へと出掛けた。

‘ご褒美’は何時なのだろう?

〜と、カレンとシエルの両名が着いてくる。


な、なんだこの可愛いエルフらは♪

歩きながらご褒美をあげる決意を固めてしまう俺だった。。。。





‘新しい剣’の注文だ。

先のユーヤ戦でメインの剣を駄目にしてしまったから!

竜駆紫雲はまだ使えない、いや‘使える気がしない’が正解だ。

剣と刀は似て非なるモノだ、練習は必須なのだ。

よって、剣を新調する考えに至った。

‘異世界補正’を期待する自分がいるケド。


用途的に、今回は特注にする。

全体としては何時もの様に片手半剣、しかし‘形状’が随分と違う‘直刀’の様な剣だ。

刃は片側、背(刀でいう棟)を持ち〜先端(切先)は水平にしたの角辺。

‘共柄の両刃鉈’の様なスタイルである!


刃部から持ち手まで一体に作られた‘フルタング’構造の鉈であり、キャンプや庭木の掃除に愛用していたのだ♪

片刃の様な強い切り込み力がなく、当時流行った‘バトニング’に適した‘ハマグリ刃’を持つ鉈であった。

基本、ナイフは叩くモノではないのだよ。

叩ける‘強度’があるだけの話。


今回の戦闘で‘突き’の攻撃力が確認出来た。

だが、この世界の戦闘相手は‘魔物’である。

先端が尖っていると魔物に刺さってしまい、場合に寄っては突き刺さったまま手放すコトになると感じた。

なので…………先端が角辺の水平のデザインにしたのだ。


背を持つ片刃のスタイルは‘刀’を意識している。

この世界の剣は地球の西洋剣と同じく刃長の両方に刃を持っている。

今後‘竜駆紫雲’を主武器として使うならば、片側の刃構造に慣れなければならない。

後は‘重さ’を稼ぐ為だ!

〜‘突き’の破壊力をあげる目的で、重量がある方が突打力は強くなるモノなのだよ♪



シエルから‘刀が拗ねないか?’

と、忠告があった。

先も言った様に、俺はまだ刀を使う技術が拙い…………。

剣の方が幾分でも実績がある!


その辺りの‘言い訳’は刀にも説明してある。

拗ねられたら…………その時に考えよう。




決して余裕があるワケではないが、今回はかなりの高品質な材料で造ってもらう。

何故なら、前回の‘突き’を決めた片手剣は‘一撃’で粉砕……………役目を全うしてしまっている。

‘あの’突きに耐えられる‘高硬度’の剣でないと戦いにならない。。。。




んで。

出来上がるまで、刀の練習だっ!!!!









え?

その前にするコトあるって?????






刀に名前をつけるコトにしてみました。

名前のセンスはない作者です…………。

m(_ _)m


‘精霊剣’なので、宿る‘精霊’にも呼び名を用意しています。

同時に剣の新調も行なう流れに。

刀は憧れの装備でありますが、この世界の標準武器である剣は必要と思いました。


初期設定では‘ダン君’の勇者剣を使うグレイなのです。

\(^ ^;)






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ