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危険分子

説明を訊く。

どおやら、俺はエルフ族に目をつけられたらしい……………。


エルフが定期的に‘外の血’を入れる話は聞いている。

それには続きがあり、その血は強ければ強い程良いらしい。

エルフ族に力をつける為〜エルフ族を‘進化’させる為に!


エルフ族は他種婚姻にて高精度での‘遺伝’を行なえるらしい。

〜つまり、俺の子は俺と‘似た’強さを持って生まれるとのコト。

そして、人族ならではの‘性欲’も。

エルフ族の‘出生率’が上がるの確定だろう…………。


何それ、スゲぇよ!


ま。

ゴブリンやオーク何ぞは、種族関係なく性別が女なら繁殖するのだ。

全くオカシイ話ではないのかもしれん。



「お主は‘ダリルの風竜’なのだろう?

‘単騎’でスタンピードに‘対応’出来る人族は少数なのだ。

間違いなく、グレイは‘強者’なのだよ。」


「…………いいか、アイリ。

20年後には何十人もの強者がエルフ族に存在するのだぞ?

50年後には数百人の進化したエルフが生まれるのだぞ?

過去に敵対した人族や国にはとんでもない驚異だぞ?」



確かに驚異だ、俺の捻くれた思考も遺伝したら?

高確率で敵対行為が発生するね!

勇者が慌てるのも解る。。。。





「カレン、ホントなの?」


「あの娘達が来た以上、グレイの血を‘欲している’部族があると思います。

私も‘進化’といった話は初耳ですが…………。」



カレンだけでなく、シフォンも初耳の様だ。


「この話は大抵どの国においても‘極秘事項’となっている…………。

グレイは重要人物となったと考えるのが定石だ。

なので、グレイをこの国に引き留める意義が出たのだ!」


事情を説明してゆく老勇者。

そして、しんみりと最終要望を述べる。



「この国の有力者間と婚姻を持ってもらいたいのだよ。

ルドリウス伯家からと王族派の高貴爵家の最低二人。

…………エストニア(聖女の本国)はアイリを嫁に出せばOKだ。」


「アイリよ、グレイの事は好きなのだろう?

〜どのみち国元に戻るのは些か危険だぞ?

そして、このまま他国に留まるには‘理由’が必要であるぞ!」


老勇者一行の総意であった。

聖女の国・エストニアはダン君の所属国・カルカディオ共和国の一つである。

暗殺はないとしても、若いアイリスでは強制的な政略結婚などによる口封じが起こり得る。

この世界での聖女は結婚が可能なのだ。

ただし、自身で相手を選べる‘幸せの主張’が許されているのであった!

幸い、俺は冒険者なので‘聖女の務め’は遂行し易い♪

(←対魔への聖力の行使)






>>>>>>>>>>>

すっげー大事(おおごと)になったぞ!!?


悪い、精霊剣君の事は後回しだ。

俺の身の回りがヤバい!


俺、のんびり人生を謳歌出来ないの????




この国のお偉いさんとの婚姻話は、とりあえず保留になった。

重要会議が幾つか必要なので〜。


聖女の国は老勇者達の嘆願もあり、大おば様の了承にてアイリスと正式な結婚となる。

今は婚約ね!

勇者のじっさんはこの国の‘名誉公爵’という地位があるので、見届け人としての効力があるらしい。

各ギルドのマスターや代官も立ち合わせるので尚更だ。

んで、ダン君達の所属国は〜今回の刺客&派閥争いの主国なので知らんぷり!


こんな感じとなった。




三日後、老勇者と同僚の聖騎士はサリオスを発った。

ルドリウス伯の所ヘ会談を持ち込む為だ。

そして、ルドリウス伯が‘加護’せねば国が俺を‘取り込む’と斬り込むらしい。


剣聖のおっちゃんは聖女の護衛、つまり俺の見張りだね。

俺が勝手に何処かに行かない(逃げない)様にする為!


ココでも俺の信用は低い様だ。。。。




俺達は10日程の滞在、つまり一週間後にサリオスを発ち、デュッセに戻った。

何故かリーナの両親に‘孫’をよろしくと云われた。


リーナは雇用人です、何を言っているのでしょうか?

良い人が出来たらちゃんと添い遂がせますよ!



デュッセに戻ると、サナトラ達から‘変な爺ちゃん’が来たと聞いた。

ギルマス立会いで俺の嫁&候補達の顔を見に来たらしい。


目敏くアイリスの指輪を見つけた少女達はズルいズルいと抗議の大合唱を始めた。

少女達は‘押しかけ女房’の為、指輪は渡していない。

アイリスの指輪はサリオスでの滞在中に‘婚約式’を行なう都合上、用意したのだ。

当然、あのギルマスも飲み食いに参加した。

何度あの高笑いを聞かされれば良いのだろう?



ともかく、アイリスは未だ14歳の少女なのだ。

だが〜ごねにゴネた少女達はアイリスと同じ14歳での結婚を要求してきた。

そして正式な婚約も。。。。

(←指輪&ナイフを強請られた)




美女に囲まれながらも、何故か精神の疲れがとれない…………。

衝撃的な出来事、多過ぎです!!!!





落ち着いたら精霊剣君に名前つけないとね〜♪





エルフは長命種であり、積齢と共に淡白度がUP。

女性は‘種族保存本能’により、年齢関係なくスイッチが入れば性欲が起こります。

人族との子は‘ハーフ’となりますが、ハーフの子は再びエルフへと戻る設定にしています。

人族よりも神様の影響が強い種族なので♪


寿命は200〜250年程、上位種・ハイエルフが300〜400年位を考えています。

因みに勇者は人族の‘特異体’の位置付けで…………エルフ個人が惚れる事はあっても‘外の血’としては該当しません。(←進化しない)

それ故に勇者・聖女も‘一代限り’の力であって、勇者・聖女の子は常人となります。

設定としては、勇者&聖女は‘人族存続’の為に神様が用意した‘対魔族・魔物’用途の戦闘力です!

\(_ _)





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