衝撃
とある日。
‘緊急’とのコトで、ギルマスに呼ばれた。
出来れば‘シフォン’一人のみを伴うコト、という連絡であった。
面倒な話かな?
ギルマスの応接室に訪れると、神妙な顔のギルマスが出迎えた。
「わざわざすまない!
ヒューズの‘バース’より緊急連絡が届いた。」
意外な名前が出てきた。
「ヒューズから?」
俺は先を促す。
「ああ。 ‘聖女’様が来訪したとのコトだ!」
「聖女?」
「まさか………………‘アイリス’さん、か!???」
俺は暫し硬直した。
「そうだ。
アイリスと名乗る‘少女’らしい。
〜‘サリオス’に用事があるとの来訪理由だ。」
ギルマスは内容に移ってくれる。
「‘サリオス’?
俺を‘探しに’来たんじゃないのか?」
「バースはそう判断した。
だから‘緊急連絡’を送ってきた!」
…………ん?
イマイチ繋がらない????
「勇者パーティーではないんだよな?」
「お付き2と護衛2の計5名で…………‘お忍び’らしい。
バースの懸念は‘護衛’の方らしい!」
十代中頃の少年なのだが、‘3本の長刀’を携えた‘強者’とのコトだ。
その‘長刀’は見た事もない剣で、衛兵の槍を難なく斬り落としたらしい。
「‘長刀’と言ったな!??
〜その剣は‘カタナ’の事か?」
「ああ、‘カタナ’とその少年は呼んでいたとある。」
完全に繋がりました!
「やはり、心当たりがあるのか?
バースがグレイの‘同郷’だと推測している。」
流石の頭脳派!
この世界に‘ない’知識と現物から結び付けたか。。。。
「同郷の可能性が高いな。 一人、心当たりがある。
……………会ったコトはないケドね!」
シフォンを見る。
‘転生者’だと気付いてくれる。
面倒のダブル・アタックだな!
両方、真の目的が解からん。
「明後日には着くだろう。
なるべく協力はするが、街を破壊する様な騒ぎは御免たぞ?
〜俺らじゃお前を押さえられん!」
俺は爆発物ですか?
ちゃんと報告を伝えてはくれるが、推測される‘超’が付く面倒事にも渋顔を隠さない。
‘善処する’それくらいしか言えない。
そして、改めて俺の方から周辺の警戒を頼んだ。
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「アイリスの目的は何だと思う?」
帰る足でシフォンに意見を訊く。
「‘リュウ’を確認する事かと。
〜少年の方は宜しいのですか?」
シフォンからするとアイリスは些細な事象みたいだ。
「ん?
前に話した一緒に巻き込まれた‘お仲間’だと思うよ。
………………‘少年’と‘刀’、間違いなく‘剣客’君だろうね!」
‘剣客’っていうくらいだから〜‘俺’が目的なのかな?
アイリスさんやダン君達から、色んな話を聞いているだろうからね!
強者との‘手合わせ’を求めるのが剣客だと思う。
(←時代劇漫画での知識)
「勝てるのですか?」
核心を突く。
ただの模擬戦ではない、剣客のいう手合わせとは‘殺し合い’の類いなのだから!
無表情のシフォンに観念し、思う処を述べる。
「理解らない。
俺は‘身体能力’だけでやり過ごしてきた、ただの素人だよ?」
「彼は少年とはいえ、剣客という‘職業’を貰っている!
‘技’では彼には敵わない。」
シリアスな設定の時代劇を幾つか思い起こす。
日本刀を持った武人は世界‘最凶’の戦士のハズだ!
「技では?」
「そ。」
「……………あの話しを覚えている?
‘謝罪’として貰える力は‘数少ない’希望なんだ。
彼は‘貰い過ぎている’〜そっち側の転生者だよ?
三本の刀に戦闘用防具、それらを扱える戦闘用‘職業’。
全て‘神様ブランド’超一級の品々を持つ戦士。
何らかの欠点があるハズだ!」
珍しく押黙り考えを巡らすシフォン。
俺と同様な答えに辿り着いた様だ。
「後はギルマスの懸念通り、他に目を向けないかという事だね!
俺らが際限なく暴れたら被害は甚大なコトになる。」
最悪、風魔法で‘黙る’まで永遠と斬り続けるコトになる!!!!
後。
印象が薄くなったが‘アイリス’も気になる!
何故、サリオス?
何故、お忍び?
シフォンに‘シエルとカレン’以外の妻&候補生達への危険警報を頼んだ。
俺に近づかない様にさせねば!
またまた間隔空きましたが、更新を始めます。
_(_ _)_
この辺りの出来事は‘魔族大戦(仮)’への接続部なので~設定&下書きが、かなりいい加減でした。
少し先まで話を創ったりしていました。
何にせよ、グレイの女性騒動の多い括りとなっています。
\(^O^;)




