お誘い
その日。
リアの帰街を待って、アポをとる。
「明日の夕食と次の朝食を一緒に取りたい。
都合はどうかな?」
「構わん!
一日と謂わず一週間でも良いぞっ!!!」
「何故、お前が返事をする!」
ルアットに叩かれるターナであった…………。
「ふ、二人でか?」
あからさまに動揺しているリア。
「そ。 二人で。」
俺は‘お泊りデート’のお誘いをする。
「あ、ああ。
明日の夕食と〜つ、つ、次の日の朝食だな!??
い、い、い、イイぞ。
い、一緒に食べよう♪」
噛み噛みで了承をもらった♪
お泊りデートの意味も通じている。
「じゃ、明日の午後迎えに行く〜カイとリリィによろしくな!」
リア達に踵を返す。
俺は駆出さない様、細心の注意を払いながら先程の高級宿に‘予約の確定’に向かった♪
さて。
もお、後戻り出来ない!
高級宿に予約の確定を入れて、いつもの宿に戻る。
リアとの話の後からシエルがいなかったコトから…………皆、明日の事は既知だろう。
案の定、宿にはカレンだけであった。
う〜む。
何か画策しているのだろう。。。。
とにかく今居るカレンに明日の事を話す。
「明日、リアと外泊する。
……………今後、今以上の迷惑や気苦労をかけるコトになると思う。
が、これからもよろしく頼む。」
あまり仰々しくならない挨拶をして、頭を下げる。
果たしてカレンは許してくれるのだろうか?
「ようやくリアが主の妻になるのですね♪
今後は4人で主を支えます、主は主の思うまま生きて下さい。」
カレンにとても重い了承の言葉をもらった。
思わず抱きしめる。
そのまま、何時もの様にカレンを抱きしめ続けた。
カレンの存在をゆっくりと確かめる。
先に帰ってきたのはシエルだった。
朝と同じく俺に抱きしめられているカレンを見て、私も抱きしめて欲しいと要求。
珍しい事だ!
カレンだから抱きしめているのであって、シエルを抱きしめるのはなんか違う。
それは言ってはいけないコトなので、残念ながらも〜カレンを手放しシエルを抱きしめた。
身体を預けてくるので受け止める。
珍しく汐らしいので、俺も自然に抱きしめる姿勢を続けた。
夕食の時間が終わってしまうので、二人を説得し食堂に降りる。
未だ戻らないシフォンとレーナの分の食事も受け取っておく。
主人には誤りを入れ、暫くこのまま帰宿を待たせてもらった。
少しするとようやく二人が戻ってきた。
レーナのテンションが高い!??
「キレイな服と素敵なランジェリーを用意しました!
明日はバッチリです♪」
どおやらリアを着飾ってくれた様だ♪
変なテンションも余程楽しかった所為であろう。
俺は幸せ者である。
冷めてしまったが夕食を皆でとる。
明日の決戦の前に、今夜の儀式が待っている事は全く考えていなかった…………。
食べた後の食器はちゃんと洗っておいたよ!
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「主、今夜は3人でお相手します♪」
カレンが嬉しそうに宣言する。
3人は稀である、大抵二人なのだが?
「えっと、明日はリアを迎えるんですケド!???」
「ですから‘3人’なのです!
旦那様はここ二日、私供と致しておりません。
三日もしていない状態で初めてのリアと対面したら〜彼女は耐えられないでしょう!」
困惑の俺と冷静なシフォン。
「え?
加減は致しますが!???」
「信用あると思うのか、主。
若くて可愛いウブな女性とベッドを共にし、主が加減などとは考えられない!!!」
シエルに止めを刺される。
「と、いう理由です。
明日はリアを丁寧に扱うのですよ!
連泊は認めます…………、くれぐれもやり過ぎない様に。」
う〜ん。
喜ぶトコだよな、この状況は????
こんなんで良いのだろうか?
ようやく行動に移したグレイです。
お洒落なシティ・ホテルでディナーと朝のコーヒー………………ある世代における‘ド定番’のデートですね♪
すんなり行くのでしょーか???
(←ココは異世界です♪)




