追加
魔法を使っての簡単・即席・超特急で天草の加工を行なえた為、その場で試食会まで開いてしまった。
俺が採取した分では到底足りず、ギルドがスタッフを派遣して追加採取してくる始末。
なので、帰宿は夕食ギリギリとなってしまったのだった!
寒天お菓子の試食でご機嫌のリアの様子を、俺と‘逢い引き宿’で愉しんだのだとターナ達に勘ぐられるコトに。
が。
普通に歩けているので違いますね!のシエルの一言で、ターナとルアットの顔を引きつらせた。
俺のスケベさを強調するのはヤメてもらいたい。。。。
夕食後。
シフォンらに食べさせたいと持ち帰った寒天で、少量だが幾つかゼリーを作る。
女将さんに‘氷魔法’の使えるヒトを手配して貰う。
祝賀会の料理を作った店からの、若い女性だった。
なので、氷の‘お礼’に彼女にもご馳走する。
大変喜び気に入られた俺達は、追加で更に氷を貰えた。
リア同様のハイテンションに俺は予てからの‘特別品’を作ってみる事にチャレンジ!
冷・甘味の王者。
‘アイスクリン’である!
初の試みなので、卵と牛乳と砂糖のTHE・スタンダードの奴だ♪
金属製の小振り寸胴を借り、氷で囲い材料を撹拌する。
手動ではかなりの重労働な作業も、この身体なら何とかイケる♪
つくづく健康で強靭な身体は素晴らしいと実感。
コレなら‘ホイップ’も‘メレンゲ’さえも出来そうだね!
後、俺は好みではないが‘マヨネーズ’も作れるだろう。
酢の酸味は女性受けするので、デュッセに戻ったら試してみてみよう。
‘タルタル’も出来るしね♪
何とか30分程で完成した。
一匙、味見してみる。
美味い♪ 数ヶ月振りのアイスだ!
アイスクリームは大好物なのだ、スゴく嬉しい!
作り方を覚えていて本当に良かった〜♪♪♪♪
魔法使いの女性に声を掛けられ、我に返る。
‘‘上手く出来たよ♪’’
と言って皿に見栄えよく盛り、皆に渡していく。
カレン・リア・魔法使いの女性の喜び様は断トツだった!
他の皆も宿の女将さんも大喜び。
寒天以上の大評価を得た!
シフォンからは今までどおして作ってくれなかったのか? と拗ねられた。
コレに‘バニラ’を加えるともっと美味しいんだと、宥める。
そして思わぬ展開が起きた。
なんと魔法使いの女性が俺たちについて来たいと言い出したのだ!
‘専任’で氷を作ってくれるらしい。
子供の頃から料理店で手伝っていたので‘マナー’も心得ていた。
シフォンの‘助手’として最適なので、了承の運びとなった。
彼女は素晴らしい人材といえるだろう!
店はイイのかと尋ねれば‘実家’なので融通が効くそう。
それは‘別の意味’で問題そうなので、家に送り序でにシフォンと話に出向いた。
大事な娘が〜男に付いて〜街を出たいなどとの事態に場が騒然はしたものの、俺が‘サリオス開放戦’の立役者と知った父親は手のひらを返した。
俺達は有望な人材を手に入れる事が出来た。
ただ。
どう診ても‘見送り方’に不安がある事が懸念ではある。。。。
お父様&お母様、大事な娘さんに‘お手付き’はしませんよ?
遂に念願の‘助っ人’人材が雇用出来ました♪
やはりシフォンさん一人では何かと無理がありますからね。
この世界では全ての人に魔力があるので、魔法を使える人もそれなりにいます。
それが‘使えるレベル’なのか? の差ですね!
特に設定していませんが、シフォンはメイドなので‘水’、カレンとシエルはエルフ&ハーフなので‘風’の魔法を使えます。
‘火’がいねぇなぁ……………。
(←ターナやルアットは使えてもおかしくないよね?)




