打ち上げ
この夜、サリオス‘解放戦’の打ち上げが開かれた。
俺は‘代理’にカイ君を起て、ギルマスに顔を知られているシエルを付き添わせた。
騒ぎ踊るのは趣味ではないのだ。
シフォンとカレンと宿に戻る。
決して‘H’を愉しむ為ではない!
ケド、日中の俺の戦いを見て高揚したカレンに押し倒された………。
カレンの心を鎮める為の行為だ、コレは主としての大切な役割りである!
カワイイ嫁さんの頼みは無碍に出来ない。
シフォンも一人にする訳にイケないので、一緒にベッドに連れ込む。
カイ少年の面倒をシッカリと看たのだ!
ちゃんと労ってやらねばならないだろう♪
カイ少年とシエルが戻ってくるまで、タップリ二人と楽しんでいた。
ただ、酔っ払ったターナ達ガーネット・スターも一緒の帰宿だった。
「この、ケダモノっ!
ウチらが戦勝の打ち上げしてんのに、何シケ込んでるんだ!!?」
「ココまで自制の利かない男とは思いませんでした。 やはり男は信用出来ません!」
ターナとルアットが攻め立てる。
「リア姉ちゃん、相手は選んだ方がイイぜ!」
顔を真っ赤にさせたリアが弟のカイ君に嗜まれていた。
外野は気にせず、シエルを宥める為‘風呂’へと連れていった。
もちろん、一緒に入った♪
身体は当然、髪も丁寧に洗ってあげたよ。 2回戦はベッドだ♪♪♪♪
翌日、ギルマスに呼び出された。
「戦闘の主役が慰労会をスッポかすとは何事だ?
しかも女とシケ込んでいただと!!?」
開口一番に嫌味を言われた。
「別に自分の嫁さんとHしてんだから構わないでしょ?」
「ほお、開き直るか?
イイ‘魂’してるな!」
凄むギルマス。
何故に喧嘩腰なのだ?
「女性が‘玊’なんて、はしたないですよ!」
「うっさいわ!
コッチは野郎ども相手にしてんだ、おしとやかになぞしてられっか!!!」
良いテンポの逆ギレ。
いやあ、楽しい♪
イジりがいのあるヒトだ!
「何笑ってやがるんだ?」
「いや、とある街の‘副マスター’を思い出してね!
彼とは呼び出される度にバカ話していたモノで。」
この世界に来て‘不安’を拭いきれなかった頃を思い出す。
「は? 馬鹿な副マス!??
なんだ‘ケイン’の知り合いか?」
「はぁ?
バースだけじゃなく、ケインとも旧知なのですか!!?」
またまた爆弾だ!
この鬼爪は、どんだけ攻撃力余っているんだ????
「皆、同じ‘クラン’だったんだよ!
リーダーは‘現・領主’様だ、驚いたか♪」
胸を張り自慢話をするギルマス。
ほへぇ〜。
ケインの話振りから領主とは‘顔見知り’っぽいと推測出来たが、まさかの‘冒険者’仲間だったとは!
色々あったが、俺は‘運’が良かったみたいだな♪
自分の選択に安堵し、笑みが崩せない。
「全く。
オマエの変態さはケインの‘所為’だとしても、肝心な場には顔を出せ!
褒賞にも関係があるんだぞ?」
「あ、お金出るんですか?
助かります、嫁さん3人養わなきゃならないんで!」
「オマエに金なんて渡すか! ‘リア’が報酬だと言ったろ?」
俺のスッとボケた応えに真面目にやり返すギルマス。
「おいっ! それは冗談にならんと言っただろ?」
「安心しろ、リアにはお前の分の‘報奨金’を渡す。 ‘持参金’付きの嫁なんて貴族か大商人の世界だぞ?」
とりあえず報奨金は出す様だ。
コチラとしても、戦闘の‘実費’は回収したいのが実情。
投擲用の槍は兎も角、カレンの矢は特注品だからね!
リアとの件は何とかなるだろう。
(←盛大なるフラグ)
「そして、コレが本題だ。
今夜サリオスの‘代官’から食事に招かれている!
欠席は許さん。 シエルも‘護衛’として参加だ!」
本来はギルマスとの会合に同行者は必要ない。
ギルマスが女性という事で、シエルを連れて来ている。
カレンはシフォンと留守番だ。
カレンやシフォンを食事の席に同行させないのは‘万が一’を避けての事だろう。
カレンは‘エルフ’であるし、シフォンは‘領主家’のメイドであったから!
ま。
色々警戒をしたが、全て懸念で終わった♪
サリオス代官も‘領主’の息のかかった節度正しき人物だったのだ!
食事会は和やかに終わった。
どちらかといえば‘リア’と‘報奨金’の事態の方が問題点となった。。。。
またまたグレイは‘打ち上げ’をスッぽかしました。
元々の‘独り性’に加え、警戒心から‘自身の戦闘力’を示す場を避けてのコトです!
一応、大人数の冒険者グループを‘クラン’としました。
なんとなく響きが良いから。
ルドリウス伯と後日登場の人物らの‘年齢’で迷っております。




