悩み
2日間、ず〜と2人に癒やしてもらった♪
3日目も癒やしてもらおうと意気揚々とベットへ向かうと、何故かシオンさんから泣きが入った。
明日に支障が出ますとのコト。
クリスはというと…………まだ眠っています、と。
この思いはどおしたら良いのだろうか?
頭を平に下げ、シオンさんに一回だけと頼んだ。
やさしいシオンさんは俺を受け止めてくれた♪
ただ。
2回したら~すっごく怒られた!
夕食時。
クリスさん共々、二人は喋ってくれなかった。。。
翌日。
二人を馬車で送った。
館にて。
俺はクリスさんのお世話係の偉い人に‘こってりと’説教を受けた。
昼過ぎにダン君達が宿にやってきた。
宿の女将さんからも説教を受けていた俺は〜これ幸いとダン君達を出迎え、お茶に誘った。
「ふー。 紅茶が美味しい♪」
「食べ物注文していいかな? 昼まだなんだ。」
断りを入れてサンドウィッチを追加する。
「えっと。 先程はどうしたんですか?
女将さんに怒られていました……………よね?」
「いやソコは見なかったコトにするのがオトナだよ!」
「えーと。
僕達はまだ子供です。」
「では、子供には早い話というコトなのだ。
察してくれ。」
ダン君達は皆、笑いを堪えていた………。
「もう帰るんだってね?」
俺から切り出した。
「ハイ。 明後日の予定です。」
「それで、リュウさんに話が!」
ダン君が本題に入ってくれた。
「リュウさんのお陰で、とても高い評価をもらいました。
模擬戦もBランクの教官に勝つ事が出来ましたよ♪」
嬉しそうに報告してくれる。
「じゃ。 もう立派に勇者を名乗れるな♪」
「帰る前にお祝いでもさせてくれ!
ご馳走するよ。」
自然に顔が綻び、俺も嬉しくなった。
「それで…………。
えっと、リュウさんに頼みがあるんです!」
「僕達の、僕達のパーティーに入ってもらえませんか?」
真っ直ぐな目で、俺に語った。
暫しの沈黙の後〜。
俺は返事をした。
「断らせてもらうかな?
俺が勇者パーティーなんてガラじゃないよ。」
「歳も離れている。
知っているハズだけど〜クリスは領主籍だが、この国の騎士だよ?
ダン君の所属する国の騎士じゃないんだ。」
ダン君の顔が渋くなる。
「なんとかします!」
「いやいや、無茶言っちゃダメだよ。」
「勇者パーティーは国の宣伝塔だ!
自分の国の武人を入れなくてどおする?
君達の身の周りのお金は〜代表という体だけど所属国から出ているんだ。
ココに来たお金も俺に払う報酬も、全て所属している国が出しているんだよ?」
押し黙るダン君。
「で、では。
僕達が………僕達が一人前の勇者パーティーとなった時は、もう一度考えてくれませんか?」
この辺で折れておく。
「その時はまた考えるよ。
俺がクリスに捨てられているかもしれないし!」
ダン君に握手を求めた。
ダン君達と別れた後。
約束通り冒険者ギルドに来た。
「副マスはいる?」
顔見知りの受け付け職員に取り次ぎを頼む。
「やぁ。 お盛んだったらしいね! しつこい男は嫌われるよ?」
副マスが‘真顔’で出迎える。
「もう怒られてきましたよ、各方面から。」
渋顔で応える。
「で、何用?」
俺からお呼びの内容を確認する。
「大体聞いたと思うケド~改めて。
勇者パーティーの研修評価は‘優良’だったよ♪
戦地に赴く為の技能。
独自での行動力。
不足の事態への対応力。
フィールドでの生存力。
それらを活用する為の知識。
これから覚える予定の事まで高いレベルで習得しているって!
そして戦闘力。
Bランクの教官に全員、完全勝利。
パーティー戦に置いても、圧倒的勢いで勝利!
攻撃力は〜推定のAプラス。
とても‘見習い’のレベルじゃないね!」
良い笑顔で検定結果を説明してくれる♪
俺は落ち着いた気持ちで聞いていた。
「というコトで。
君の評価も上っている!」
「どおしてくれちゃってるの?」
何故、怒られる?
「ま。 君の事は誤魔化しといた!」
「感謝したまえ♪」
何故、偉ぶる?




