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騎士来訪

隣街から‘捜索隊’が来た。


副マスの予想通り、騎士3人の編成で12人。



隊長は女性だった!

しかも、スゲぇ美人さん。

美人の女騎士なんて~~~~一部のマニアさんが歓喜乱舞するコトだろう!




「‘クリスティナ・フォスター’という、クリスで構わん。」



おお、男前。



「コチラで起こったオーク&オーガの事件、特にオーガの出現地が不明という事態が~隣街(ダリル)でも問題なのだ。



群れなしたオーガなんぞに襲来されたら、被害は甚大。

早急な事前対応が必要なんだ!」




クリス騎士は語る。



「というコトで。

コチラが今回案内人として担当する冒険者です。」


副マスが俺を紹介する。






「初めまして。

Dランク冒険者の‘リュウ’と申します。

僭越ながら、今回の案内人を務めさせてもらいます。」



頭を下げる。





「丁寧だな?

して…………Dランクというコトだが、実力は足りているのか?」



「彼は‘プラス’付きのDランクです。

冒険者登録よりの日数が浅い為、規定でCを与えられないのです!

オーガも単独で‘複数体’倒しているので、実力も十分と認識しております。」


副マスのサポートが入る。



「オーガを単独で!?

これは失礼した〜謝罪する。

頼もしい限りだ、働きを期待するぞ!」





おお。

ちゃんとしたヒトだ!


周りの騎士さん達も突っかかってこないから取り敢えずやっていけそうだ♪






この後、打ち合わせという会議を行ない〜解散。

捜索は明日からだ。



捜索隊は‘代官館’に駐留するとのコト。

クリスさん、この領地の領主のお嬢さんなんだって!







捜索を開始する日になった。

実行隊は騎士2の6名で交代制、残った一人は情報確認などの事務をするとのコト。



初日なので、先ずはオーク集落跡地へ。

騎士さん達の身体確認も兼ねる。

(←平地と山中では全く異なる)



「ふむ。

本当にこんな近くなのだな!」


クリスさんが声をあげる。



捜索隊は問題なく着いてきた。

装備も昨日見た様な鎧ではなく〜防具といった軽量なタイプを装備している。


「岩場に沿って集落があって、柵の向こう側からオーガが進入してきました。」


案内なので‘ガイド’の様な応えをつける。

シッカリとした事前学習をしている為に、特に解説は必要とはしていない。



「どおだ?

日帰りで探索出来そうだぞ?」


他の隊員達と会話&相談している。



「当面は日帰り探索を行ない、良さげなキャンプ地を見つけるコトにしよう。

無闇な夜営は危険だ!」




方針が決まった様だ。

休憩を挟み、柵の奥の探索入った。






二日目も、先ずは集落跡地へ。

昨日の事務組に現場を見せる為だ。


同じく休憩を挟み、昨日と違うルートで探索を行なった。



さらに二日、同様な探索を行なった。

コレで各自2度ずつの探索となる。


「リュウ、昨日の場所がキャンプ地に使えそうだな?」



クリスさんが訊いてきた。




「そうですね。

今のところ彼処がベストです!


一度、夜営を実行してみましょうか?」




俺も同意し、夜営を薦めた。


捜索隊員からも了承の結論を出し、翌日は拠点作りを行なう事で帰還した。







今日は拠点を造る。

目的地まで一気に進む。


俺は斧や鉈やロープ等を担いで行った。

従者達も似た様な装備で、この探索隊の熟練度が覗える。




「よし。

休憩をとったら拠点造りを始めよう!

私とマークが交代で見張りだ。


兎に角、防護柵だ!

外に灯りの漏れ辛い竈も頼む。」



おお、納得の指示♪

日本に居た時にキャンプもしていたケド、ココは魔物がいる山中だもんね!


火は還って魔物をおびき寄せてしまう。




俺と従者の三人で、ひたすら木を伐る。

時には風魔法も使う♪

他の二人は柵組みだ。


クリスさんとマークさんは、見張りの合間に薪の用意やトイレを造っている。




今夜の夜営に問題がなければ〜街に残っている騎士一組が食料等の補給品を届けに来る。

上手いローテーションだ♪





夕方までに突貫の防護柵が出来た。

翌日以降、随時補強をおこなう。


今夜は様子見の夜営である為、睡眠は最低限に留め、魔物の襲撃具合で迎撃・離脱を行なえる体制をとる。



俺達伐採組は最初に仮眠に入った。



俺達の次はマークさんと従者の三人が仮眠に。

クリスさんは最後の様だ。

リーダーは大変だよ。。。





翌日。

幸いな事に魔物の襲撃はなかった♪


この地を拠点とするコトに、意見が纏まった。



午前中は仮眠を取り、午後から防御柵の補強を行なう予定。

昼食中に街からの補給組が到着。

今夜だけは捜索隊全員での夜営だ!




10日間捜索を行なった。

俺も一度街へ戻れた。

なんとホワイトな部隊なのだろう♪



何度か魔物や獣と遭遇はしたが、オークやオーガ等強力な魔物は見つけるコトが出来なかった………。




「さて。

いくらココが安全と云えど、この人数でこれ以上の奥地へ捜索は危険が大き過ぎる!


よって、この捜索活動は終了しようと思う。

午前中に防護柵の半分程を解体し、午後から街へ戻るコトにする。」



「では、撤収作業に移ってくれ!」



クリスさんが決断を下した。

皆、各々撤収に入った。



帰路もまた、大掛かりな魔物遭遇はなく〜街へ戻れた♪






クリスさんは領主家の者としての正義感から仲間を連れ探索に出向きました。


この世界では有能無能に関わらず‘貴族’も戦闘力があります。(冒険者ランクでC・D)

ガラやダリルの様な‘衛星街’を配置する事で人間の生活圏(国)を維持している設定。




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