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時空 まほろ 詩集・言の葉の庭たち

しっぽ ゆらゆら

しっぽ ゆらゆら


夏の夕暮れの塀の上で

気だるげに猫がしっぽをゆらゆら


しっぽ ゆらゆら


夏の今日の一日

どこで過ごしたのかな?


暑かったねえ


そう話しかけても

猫はしっぽをゆらゆらさせて

こちらを見もしまい


柴犬が通りかけて吠えても

猫のあなたはしっぽをゆらゆら


マスクをしたわたしには

全く興味が無いみたい


ねえ、突然マスクをしだした人間たちに、きみたちはどう思っているの?

感じているの?


人間だけが変わっていって

きみたちの一日は、変わらないね


暑くなったね

今日も


明日も暑くなるのかなって、聞いたら


答えは「にゃあ」だけだって


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