小説家になろう、に新ジャンル『ビブリオバトル』を提案
小説家になろう、に新しいジャンルを作ってみては? という提案です。
まず、ビブリオバトルとは?
■ビブリオバトル(Bibliobattle)は、京都大学から広まった輪読会・読書会、または勉強会の形式で『知的書評合戦』とも呼ばれている。
公式ルール
発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる。
順番に一人5分間で本を紹介する。
それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う。
全ての発表が終了した後に『どの本が一番読みたくなったか?』を基準とした投票を参加者全員一票で行い、最多票を集めたものを『チャンプ本』とする。
以上、ビブリオバトル普及委員会、ビブリオバトル公式ルールより
以上、ウィキペディアよりビブリオバトルについて。
つまりは、面白い本を見つけて、これおもしろいよー、と紹介することを競争するのがビブリオバトル。
何故、これを小説家になろうのジャンルにどうか、と言い出したか。
2019年10月、小説家になろうの投稿作品は68万作を越えています。
アニメ化した作品、書籍化した作品と有名どころを読み終えて、さて他にも何かおもしろい作品は無いかな? と探すには膨大な数となっています。
検索システムを使い地道に探すのもたいへんなことに。ジャンルやタグだけでは、なかなか自分の好みに合うものが見つけられなかったりします。
ですが、小説家になろうのジャンル、エッセイを見てみると、これおもしろいよー、と作品を紹介している方がいます。
レビューでは文字数が足りず、作品の魅力を語って伝えたい方が、エッセイとして小説家になろうに投稿された作品を紹介しているようです。
埋もれた名作に、目のつけどころの違う珍作、そんな作品を掘り出しては紹介する紹介者。その、『これおもしろいよ、読んでみて』という作品紹介。
実際、私もこの作品紹介でランキングに載らない名作に出会い、これはおもしろいと感動した物がいくつもあります。
そこでこの『作品紹介作』をひとつのジャンルとしてランキングに追加したら、おもしろいんじゃないかな? と。
そしてその『作品紹介作』を見て、読んでみたいとなったら一票入れる。となれば、これビブリオバトルなんじゃないかな、と。
ランキングを見てもなんだか食指が動かない、という人にとっては、この作品紹介から探すのが、好みにあった小説を探すのに役立つのでは。
紹介者の好みに似ていれば、その紹介者がオススメする作品は外れが少ない、となるので。
膨大な作品の中から自分の好みに会うものを探すのは時間がかかるものです。
しかし、この小説家になろう、の利用者の中には、そうやって手間隙かけて探した作品を丁寧に紹介している方が居られます。
なのでその人達の為のジャンルとランキングがあったら、このサイトの利用者にも便利だし、紹介者も楽しめるんじゃないかな? なんて考えました。
ついでにそのままビブリオバトルに使えそうな紹介の仕方、なんてのも参考になるのではないかな? と。
新ジャンル『ビブリオバトル』は、基本的には、小説家になろう、に投稿された作品の紹介として。ついでに他の小説サイトの作品や、市販された書籍の紹介なんていうのもアリにして、小説という分野そのものの活性化になったらおもしろいんじゃないかな。
作品紹介そのものがひとつのジャンルとしてあれば、レビューだと流れて埋もれたものから探すのも面倒、という不便さから解消されるし、文字数の制限も無い。
趣味の似た紹介者のオススメ作品は、評価ポイントが低くてランキングに入らないけれど、好みに会う。
そしておもしろい作品を見つけて、おもしろ楽しく紹介してくれた作品紹介作を評価する。
エッセイの中ではこの作品紹介作を連載形式にして、掘り出した名作を教えてくれる親切な人もいるわけで、これまで何度かお世話になりました。ありがとうございます。
これが上手く回ると、たまにエッセイで見かけるランキングへの不満というのも、少しは解消されるのでは無いかな?
ついでに、たまにレビューで見かける『読む価値がない』なんて書かれるような、逆レビューのようなレビューは自然淘汰されたりとか。
紹介の上手な作品紹介作が上位に上がるランキングとか、おもしろそうとも思うのですが。
問題点もあるかもしれないけれど、こういうのがサイトそのものの活性化になったりしないかな、と。
作品紹介のみで作られるランキングは、今まで見たことの無い作品との新しい出会いともなるのでは。
運営さん、いかがでしょう?
作品紹介作ばかりが集うジャンルがあれば、便利だ、おもしろそう、という方もいるんじゃないかな?
ということで、いかがでしょうか? 新ジャンル『ビブリオバトル』
自分としてはこれがあれば、ランキングから探すよりも簡単便利そう、というところですが。
魔界食肉日和、梟悪譚、寝取れペニス、噛まれると妹になるハザード、霞ヶ関オフィサーズ、俺の通知欄の赤文字さんが他の人のとちょっと違う件、殲脳社畜のユートピア
こういった作品は、私にはおもしろいのだけどなかなか見つけられないのですよ。
参考 BISビブリオバトル部 著者 山本弘