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ニャオ!  作者: ざくろ
4/6

ニャ×4

続き描きました!だいぶ期間空きましたけど…


ベルミンとヴォルトの戦い後半戦です!

つってもそんなに長く無いからペロっと読んで頂けたら嬉しい!!


よろしくお願いします!

ベルミンは厨房の椅子にかけてあった手拭いで濡れた顔をざっと拭くと、頭にはめていたカチューシャを取って髪を結び直した。

先刻彼女をずぶ濡れにして去っていたものの足跡を静かに見つめている。その足跡は厨房を出ると左の方へ進んでいた。

「詰めが甘かったようね、ヴォル…」

ベルミンは、にやっと笑みを浮かべながらその足跡を追った。

これまで何度となく振り回されてきた奴に一矢報いることが出来る!

その胸の緊張感が上がる程彼女の歩く音は小さくなり、もはや床に触れていないかの様だった。手には先程顔を拭った手拭いが固く握り締められていた。


俺は、濡れた体を乾かす為に日の当たる場所を探して二階の一室に来ていた。そんな直ぐに乾くとは思っていないが暗い場所よりはマシだろう。

それに俺はこの部屋が大好きで仕方ない。なぜかって?それはこの部屋には心踊る魔法があるからだよ。

ヴォルトは部屋の中心にある黒い大きな塊を見ていた。その周りを一周歩いて回る。

こいつが心踊る魔法の正体だ。脚が三本しかないせいなのか分からないが動いたり襲ってくる事はない。でも、唯一、こいつの歯に触れると返事をするんだ!おかしいだろ、歯に触らなきゃ何も言わない。まるで魔法だよ。

そう言いながらヴォルトはその黒い物体に飛び乗った。

ほら、ここにびっしり並んでる歯。こいつに触ると喋り出すんだぜ。いつも何食ってんだろうな。分からないことしか無いが、それがかえって俺を魅了する! 今日もこいつと話をしようと思ってよ、ここに来たんだ。

そう言ってヴォルトは白く光る歯の1つに触れようとした。…触れようとしたが実際その黒い物体は喋り出していない。つまり触れていないのだ。なぜか?


興奮気味のヴォルトが、まさに黒き物体の歯に触れようとした瞬間、目に入ってきていた外からの暖かい光が突如として消えて無くなった。一瞬の出来事に頭の中が真っ白になるヴォルト。気がつけば手足も上手く動かなくなっていた。

まさか!! 黒い物体に食われたのか!?

急な出来事に混乱しているヴォルト。そんな彼に声をかける者がいた。


「ふふ、ふははは! やった…やったぞ! ヴォルに勝ったっ!!」


まさか!?

ヴォルトもその声を聞いて現状を理解したらしい。つまり、ヴォルトは背後から手拭いを広げて近付いてくるベルミンの気配に気付けなかったのである。今の状況は、手拭いで体をぐるりと巻かれどうしようもないヴォルトと、勝利の瞬間に涙さえ浮かべているベルミンであった。


俺とした事が、ベルミンの気配に気付かなかっただと? いや、気付かないはずが無い。だとしたら、ベルミンが気配を消したのか? まて、今はそんな事はどうでもいい! どうにかしてこの状況を抜けださねば。


ベルミンは手拭いでくるまったヴォルがどうにかしてそこから抜け出そうと必死になっているのを近くのソファに座って優雅に眺めていた。


「濡れた姿で歩いてるなんて、ヴォルも案外おっちょこちょいなんですねぇ、ふふ」


なるほど、この部屋にいるのがバレたのは俺の足跡を追ってきたからか。だから声を出さずに忍び寄ってこれたわけか。


「ほらほら〜、どうですかぁ? 私に捕まった気分は。きっと悔しくて仕方ないんでしょうねぇ、残念でした〜」


ベルミンはヴォルトを挑発でもするかの様に言葉を並べていく。実際ヴォルトは悔しがっていた。なんとか逃げおおせることができないか考えながら体をくねくねと動かしている。


ベルミンのやつ、どんな風に縛っているんだ?視界が奪われたせいで何も分からん。


諦めず手拭いを解こうと動き続けるヴォルに痺れを切らしてベルミンがため息をついた。


「もう解け無いんだから諦めて大人しく私に捕まりなさいよ。大体なんでピアノの上に乗ってるのよ。私にはまだ仕事があるの!」


ベルミンの中では既にヴォルトとの勝負は決着が着いているようで、次の事を考えていた。


なるほど、この黒い物体はピアノというのか。こいつは何を食べさせているのか気になるところだが、やはりこの布、取れないものか…


ヴォルトはピアノの上をくねくねしながらうごき続けている。ピアノの上でくねくねしているヴォルトを見ながら再度ため息をつくベルミン。


「もうおしまい! どうせそんな姿じゃろくに暴れやしないんだから。強制連行です!」


そう言ってベルミンがヴォルトを捕まえにピアノに近付いて来たその時、ヴォルトの後ろ足がピアノの天板を支えている柱を蹴り飛ばしてしまった。

支えが無くなった天板は一瞬重力に逆らおうとしたが為すすべなく、下にいるヴォルトめがけてその黒い塊を振り降ろす。

視界が遮られているヴォルトは自分が危機に晒されている事など知る由もない。ただ一人を除いては…



「ヴォルッ!!!」

毎度のことながら読みにくくてすみません泣


自己満小説なのでお手柔らかにw


感想コメント待ってます!

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