ニャニャニャ
書く視点が訳分からんくなってしまいましたが、ヴォルとベルミンのバトルを描いておりますw
ヴォルのもう一つの顔を見ていただきたいと思います!
よろしくお願いしますー
「ご主人様がいなくなった後のヴォルの相手は疲れます。事実さっきまでとはまるで別の動物じゃないですか」
ベルミンはうんざりした様子でこちらを見ている。私はいつもご主人様と共にいるのだから、たまには全力で走り回りたいと思うのは自然な事だと言いたい。
私は、今にも飛び出したいが、ベルミンが目をそらそうとしないのだから動けない。私の軽快なフットワークは見事なものだと自他共に認めるだろうが、ベルミンもなかなかいい物を持っている。そう簡単に動いてはあっさり捕まってしまう可能性がある。
「私の隙を狙ってるんですか?今日は逃がしません!捕まえてヴォルのお部屋に閉じ込めます!いいですね?フフフ」
そういうと、私との距離をジリジリと近づけて来るベルミン。ベルミンとヴォルの間には不思議な緊張感が張り詰めていた。
ベルミンの野郎、結構勘がいいじゃないか。だが、私だって久しぶりに全力で動けるんだ!捕まってなるものか!
私の秘技…見せてやるよっ!!
パチンっ!!
「きゃっ!?!?」
見たかベルミン!私達の一族に伝わる秘技、猫パンチだ!!
ベルミンが怯んだのを見て、ヴォルは間髪入れず走り出す。
「あっ! ちょっと待ちなさい!!!」
一瞬遅れをとったがヴォルの後を追うベルミン。
素晴らしい! 実に爽快だっ! 私はやはり風を切って走る事を待っていたんだ!
廊下を全速力で駆け抜け瞬く間にベルミンとの差をつける。後ろからはもう見えないベルミンの声だけが聞こえてくる。
「待ちなさいヴォルーっ!!」
ベルミンの声などヴォルにはもう聞こえていない。ただただ楽しそうに屋敷中を駆け回っている。しばらくして後ろを見るともはやベルミンの声すらも聞こえなくなっていたのに気付いた。
やはり人間には私と同じスピードで走る事は出来ないか。まあいい、捕まって部屋に入れられるよりマシだ。
そう考えながら歩いていると、ヴォルの視界の端に気になる白い物体が映った。
な、何だあれは!?!?なぜこんなにも私の欲求をくすぐる!?
……………………はっ!!
分かったぞ。どこかで聞いた事がある。確か名をトイレットペーパーというのでは無かっただろうか?私達一族はこの魔力にも似た物体に翻弄され続けてきたらしい。
私は決してこの欲求に負けるわけにはっ!!!
……はぁはぁはぁ……
ヴォルが意識を取り戻すと床一面が白くなっていた。上を見上げると先ほどの白い物体はいなくなっていた。
私はあの欲求に負けたのか!くそ!!記憶が全くない!トイレットペーパー恐るべしだ。
ヴォルが落ち込んでいると、ベルミンの怒鳴り声が聞こえてきた。
「こぅるるららららあああぁぁっ!!!勿体無いことしないでヴォルっっ!!!」
ヴォルはすぐ近くまで迫ってきたベルミンを見ると即座に駆け出した。ベルミンは必死になってヴォルの後を追う。
「絶対に許さないんだから!!!」
ベルミンすまない。あれは私にもどうすることもできなかったのだ!
ベルミンはヴォルを必死に追いかけると、厨房の所まで追い詰めた。
「フフフ、観念しなさいヴォォォルゥ!」
ヴォルは水道の蛇口に乗っているが絶対絶命である。
私としたことが、こんなところで捕まってしまうなんて…だが、最後まで諦めない!ベルミンが捕まえにきた瞬間を狙って避けてやる!
再び二人の間には緊迫した空気が流れ始める。
「ほぉぉーあっ!!」
今だっ!!
先に動いたのはベルミンだった!それに合わせて飛ぶヴォル。だが、結果は意外なものだった。
タイミングよく飛んだはずのヴォルだったが、蛇口が回転してそのままバランスを崩し、シンクの中へダイブ。蛇口をひねったせいで、上を向いていた口から勢いよく水が溢れ出し、ベルミン含め床までビショビショになった。
「ちょっと!!水止めてー!!」
ベルミンは突然のことで混乱している様子。ヴォルはシンクから這い出るとそのまま走り去っていった。
今回は神に助けられたな。ご主人様と毎日湯に浸かっていてよかった。おかげて混乱せずに済んだ。
「ちょっとーー!いつもより暴れるじゃないのヴォルー!!」
ベルミンは蛇口を止めて、水浸しになった厨房に跪きながら崩れ落ちた。
「……もう嫌ァ…」
小さな声で弱音を吐くベルミン。虚ろな目で周りを見渡すとヴォルの足跡が廊下に続いているのに気付いた。
「今度こそっ! 絶対に捕まえてやるっ!」
ベルミンの目には再び闘志がメラメラと燃え盛っていた。
いかがだったでしょうか?
↑読みにくかったー!
…ですよねw
センス無くてすみません。でも最後まで読んでいただいてありがとうございます!
評価コメントの方お待ちしてます!




