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第13話 ナオトの野望

ごめんなさい。

もし、この小説を楽しみにして下さっていた読者の方がいらっしゃいましたら、本当にごめんなさいです。

ちょっと色々あって・・・って言い訳ですね。


これからもいつ更新されるか分かりませんが、読んで行って下されば幸いです。

では、短いですが楽しんで頂ければ・・・

そんなバカな会話が男湯で交わされていた頃、

「黒田さんも村上さんもごめんね。あんな先輩たちで・・・」

「眞鍋先輩が謝る事じゃないですって!来たら返り討ちにしてやりますから!それに私の事は『沙織』でいいですよ。バカ兄貴と同じような呼び方じゃ紛らわしいですし」

確認しておくが、敬幸は女風呂を覗こうとはしていない。いや、逆にナオトの暴走を止めようとしているのだが、血の繋がった妹は兄の事を信用していないらしい。

「それじゃ私も『香織』でいいですよ!」

「ありがとう。それじゃ沙織ちゃんと香織ちゃんね。私の事も梓織でいいわよ」

「「はぁ〜い!梓織先輩!」」

「それにしても、梓織先輩の肌キレイですね〜」

「え?香織ちゃん!?」

「ホントスベスベです〜」

「沙織ちゃんも!?」

「「それ!触っちゃえ!!!」」

「え、ちょっと!きゃ!」




「お、おぃ!向こうから悲鳴が聞こえなかったか!?」

「いや、聞こえたけどさ、お前それはマズくないか?」

ナオトの今の状況、枯山水のド真ん中を突っ切って男湯と女湯の塀にへばり付いている。風情もなにもへったくりもない状態。むしろ台無し。そんな見苦しいナオトが振り返って湯に浸かっている敬幸とショウに向かって指示を出そうとする。

「おい!ユキ!ショウ!馬になれ!!!」

「やだよ」

とショウ。もちろん俺も、

「右に同じ」

「お前ら(おとこ)のロマンだろ!」

「1人でやるからこそ漢なんだろ?」

「うむ。なるほど・・・」

ショウの適当な言葉で納得してしまったナオト。ていうか、お前が馬になってるみたいだが、覗くヤツなんていないぞ?ナオトも遅まきながらその事に気付いたらしい。1人で悶え苦しんでいる。そんな事を考えていたら、何を考えたのか、なんとナオトは塀をよじ登り始めた。

ちなみに言っておくと、塀とは言っても簡素に作られた敷居みたいなもので、どう見ても強度はありそうにない。




「「「きゃぁ〜〜〜〜〜!!!」」」

次回予告


第14話 罪と罰

このバカ兄貴ッ!!!痴漢ッ!!!変態ッ!!!

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