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第1話 告白

はじめまして♪

このお話は暇潰しで他サイトにUPしていたものを加筆修正したものです。

初めての挑戦でどうになるか分かりませんが、もしよろしければお付き合い下さいo(_ _*)o

「好きです!結婚して下さい!」

「・・・え・・・無理」


これが俺とあいつの初めての出逢いだった。



--------------------------------------------------------



あの事件(俺にしては充分事件だ)から数日後の朝。俺は普通に親友と駄弁っていた。

1年から2年にあがったばかりとはいえ、クラス替えがあったわけでもなく、まわりはいつもと同じ顔ぶれ・・・になるハズだった。

一部を覗いて・・・


「つーか、お前。なんでここにいるんだ?俺、ちゃんと断ったよな?」

目の前にあるイスを反対に向けて我が物顔で占領している女の子。

先日いきなり告白して来た女の子がこの子だ。

断るにしても言い方があったかもな、と少し反省していたのだがそれも杞憂(きゆう)に終わった。

そして本来のその女の子が座っているイスの所有者であるハズの俺の親友は何も文句すら言わず、いや、なんかニヤニヤした目を向けながらこの状況を楽しんでいるふしすらある・・・

俺、友達の人選を間違えたかもしれない。


「わ、私は諦めてなんかいません!」

「そうよ!なんの文句があるって言うの!?バカ兄貴にはもったいないくらいなんだからね!」


そう、今日はこいつの隣に強力な援軍があった。

まぁ、俺の妹ともいうのだが、二日前の入学式で初めて会ったはずなのにもう数年来の親友なんだとばかりに二人して俺に詰め寄ってくる。



「お前らな・・・」


――――き〜んこぉ〜んか〜んこぉ〜ん〜〜〜――――


「はいはい、予鈴なったから、そろそろ教室に戻りなさい。ほら」

「む〜今日は戻りますけど、ちゃんと考えておいて下さいね?私本気なんですから!」

とかいいながら二人して自分の教室に戻って行く。

「またね〜♪」

「おぃ!」

さわやかに別れの挨拶をしている隣のニヤついた顔にツッコミを入れながら抗議してみる。明らかに楽しんでいるのだから全く意味がない無駄な行為だと知りながら。。


「ははは、予鈴に救われた?w でもさぁ〜。なんでそこまで邪険にするわけ?可愛いじゃん?」

と自分の席を奪還しつつやっぱりニヤついた顔をしながら聞いてきた。

「うっさいわw ん〜可愛いのは認めるけど、、、タイプじゃないって事にしてくれ。分かるだろ?」

「ふ〜ん、お前の好みねぇ〜・・・」

「別にロリコンでもいいじゃない?」

「おぃ!つーか、いきなりなんだよ」

今度は隣の席から興味津々な顔で割り込んできた親友に軽くツッコミをいれつつ教室に入ってきた担任の声に従い教室中が静かになる。


俺は今後どうしたらいいのか考える中、朝のSHRが始まったようだ・・・

多分1話分はこれくらいの長さにします。

何話まで続くか分からないけど・・・

これとは他に似たようなお話を同時進行するので、そのお話と合わせて1週間に1話以上を目標にがんばりますw

(この先に待っているグダグダ感は見逃してください・・・ぉぃw)




次回予告


第2話 あ〜ん?

それじゃこれから私のこと好きになってください!頑張りますから♪

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