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色恋沙汰

理想の恋人

作者: 弥塚泉

 理想の恋人っていうのは、どういうものだろう?

 まずは好きになれないといけないから、尊敬できる点が必要。致命的な欠点があったら話は別だけど、そうでもない限り長所と短所を足して数字がマイナスにならなければいい。

 むしろ完璧だったら引け目を感じてしまったり、嫌みに感じたりするから適度な短所もあった方がいいかもしれない。

 次に別れないことが大事だから、同じ価値観を持っていることも大事。私が相手を思いやるのは前提として、相手も私を思いやってくれる優しい人がいい。そうすれば別れることはない。気を遣う訳じゃなくて、休みたいときとか出かけたいときにお互いが同じ気持ちでいれたら、とても理想的。

 もう一つ大事なのは、隠し事をしないこと。もちろん少しはあってもいいけれど、できるなら好きな人のことは少しでもよく知っていたい。

 なんて、散々理屈を並べてみても、本当のことはみんな最初から知っている。

 なにせ、一緒に過ごした時間は他の誰よりも長くて、自分のことはなんでも知っていて、もしも危険が迫れば他の誰を犠牲にしても助ける。

 みんなは見ない振りをしているけれど、理想の恋人はいつも誰よりも近くで私を見守ってくれている。

 どうも、弥塚泉です。

 一時間十五分で答えが出るわけがないので、もう少し時間をかけて考えなければいけません。

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