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蛇女の噂  作者: 風風風虱
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姫巫女神社 パンフレット

■姫巫女神社


豊かな田園と清らかな水に恵まれたこの町を、古くから見守ってきた姫巫女神社。

町を流れる川を見下ろす小高い丘に鎮座し、地元では親しみを込めて「姫さま」と呼ばれています。

境内は四季折々の草木に彩られ、春には桜、初夏には新緑、秋には紅葉を楽しむことができます。

そして境内の奥には、静かに水をたたえる小さな池があります。

木々に囲まれ、風のない日には水面が鏡のように空を映すその池は、古くから神聖な場所として大切にされてきました。

地元では「姫さまの池」とも呼ばれ、その澄んだ水には不思議な力が宿るともいわれています。


■大蛇から里を救った姫「咲姫」


姫巫女神社に祀られているのは、古くこの地を救ったと伝えられる咲姫 (さくひめ)です。


その昔、この地方には巨大な蛇が棲み、人々を苦しめていたといわれています。

大蛇は田畑を荒らし、家畜を襲い、ときには人にまで害をなしたため、里の人々は恐れながら暮らしていました。

そんな折、この地を訪れた一人の巫女が、大蛇を退治することを申し出ました。

巫女は人々のために祈りを捧げ、見事に大蛇を討ち果たしたと伝えられています。


それ以来、里には平穏が戻り、田畑には再び豊かな実りがもたらされました。

人々は巫女への感謝を忘れないよう小さな祠を建て、のちに「咲姫」と呼んで祀るようになりました。

これが現在の姫巫女神社の始まりとされています。


■「長いもの」に願いを込めて


姫巫女神社では、毎年秋に姫巫女祭が行われます。

祭りの特徴は、蕎麦やうどんなどの「長い食べ物」を神前に供えること。

長く伸びる食べ物に、


長寿

末永い健康

家族の縁が長く続くこと


への願いを込める、古くからの習わしです。

祭礼当日は参道に多くの屋台が並び、町名物の「咲姫そば」や「姫巫女うどん」も振る舞われます。

毎年、町内外から多くの参拝客が訪れる秋の風物詩です。


■恋と縁結びの神様としても


近年では「姫」という名前にちなみ、縁結びや良縁を願う若い参拝客も増えています。

境内で授与される、淡い桃色の紐を結んだ姫結び守は特に人気。

二本の紐が一本に結ばれていることから、

「大切な人との縁が、末永く続きますように」

との願いが込められています。


■神秘の水をたたえる「姫さまの池」


境内のいちばん奥にある池は、姫巫女神社を訪れた際にはぜひ立ち寄りたい場所のひとつです。

池の水は一年を通して静かにたたえられ、雨の少ない年にも不思議と枯れることがないといわれています。

古くは農作物の豊作や旅の安全を願い、池のほとりで手を合わせる人も多かったそうです。

現在でも、願い事を胸に水面を眺める参拝者の姿が見られます。

なお、池は神域として大切に守られています。

水に触れたり、物を投げ入れたりすることはご遠慮ください。


■御利益

長寿祈願・無病息災・五穀豊穣・厄除け・水難除け・良縁成就


■主な祭事

一月 歳旦祭

四月 春季例祭

九月 姫巫女祭

十二月 年越大祓


■おすすめ


咲姫そば

姫巫女うどん

姫結び守

御朱印

姫さまの池

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