2-24(41) 反省会
雪風で軽くシャワーを浴びた後、反省会に誘われた。曰く「みーんないろんな質問があるみたい。なぜかみんな私に聞くんだよ〜?だから絶対来てね〜」とのこと。サボったら恨まれるので大人しく出席することにする。
「準備できましたか?」
「あ、今行きます」
クローバーの先輩の駆逐艦乗りが迎えに来てくれた。サッと服装を確認して、雪風からドックに降りる。
「ここです」
そう言われて着いたのは、朝食を摂った食堂だ。大勢が集まって映像を見たりするのには、この部屋がちょうどいいらしい。
中に入ると、ほとんどの人がリプレイ映像を見ていた。大きな画面が3個ほど持ち込まれ、それぞれ海軍側、全体像、雪風側を映している。「ちょっと戻せ」とか「そこ止めて」とか聞こえてくるが、画面を見る軍人さんたちの目は真剣そのものだ。
僕はその部屋の後ろの方に座り、机の上の統計表と戦闘ログを眺めていた。
「これは酷い」
雪風の被弾履歴や陣営としての費用対効果、実際に人間で運用していた場合の死傷者予想など、かなり酷い結果が出た。主に最後の無差別射撃のせいだろうが。
「ああ、これは酷い」
横を見ると、僕に演習相手を持ちかけた、教導隊の隊長さんがいた。彼は海軍側の統計表を見ている。
「そっちもですか?」
「ああ、索敵が杜撰だったり、突入部隊に艦砲射撃を当てたり…課題がわかるいい演習になった」
「こちらこそです。やはり海軍とは敵対したくないですね」
「それはお互い様だ」
目を合わせて、軽く笑う。今回の演習は海軍にいい経験となった様だ。それは僕も同じで、データを雪風に転送しておいてもらう。
「報酬は送っておく。少し上乗せしといてやる」
「え!良いんですか?」
「あぁ、あっさり機動艦隊が壊滅したからな。今回は海軍の負けだが、次はそうもいかんぞ」
そういえば、勝利条件とか設定してたんだった。戦闘がリアルすぎて完全に忘れていた。
「じゃあ、僕はそろそろ行きますね」
「おう」
そう言ってテーブルを離れ、食堂から出ようとして、
「逃がさないっす」
クローバーに捕まった。
「なんすかあの機動!あの無茶苦茶な攻撃!外れたから良かったものの、当たってたら轟沈してたっすよ!!」
「あん時にいたのか!」
どうやら最後の集中砲火に、べシーさんの艦隊も混ざっていたらしい。
「ちなみにアトラクター使ったの私ね〜」
べシーさんだったか…
この騒ぎでディスプレイを見ていた他の兵士にも見つかり、テクニックや動き方を伝授することとなった。
戦闘めんどくさい&長い…多分2度と書かないです…こんなのでも読んでくださり、ありがとうございます。
誤字報告も感謝です。気をつけてはいるんですが…
2024/06/17 投稿




