私のエッセイ~第十四弾:伝説の「荒らし」のお話
こんばんは!お元気ですか・・・?
今宵は、タイトルどおり、「荒らし」の話です。「荒らし」と言ったって、「車上荒らし」とか「事務所荒らしの泥棒」の話ではありません。
・・・「掲示板荒らし」のお話。
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皆さんは、「2ちゃんねる」とか「5ちゃんねる」のような掲示板には行きますか・・・?
実は私、この「なろうサイト」に来る直前までは、こういった掲示板が「主戦場」だったんですヨ。
そこでもって、長年「エッセイもどき」のようなものを書かせていただきまして・・・いろんな方とやり取りを楽しみました。
そのときに「こま切れ」で書いていたエッセイを完成させ、なんとか「カタチ」にしたのが、今まで皆さんに提供させていただいたネタでございます。
・・・もちろん、ときには手ひどい「しっぺ返し」も、ありがた~い「お叱りのお言葉」を頂くことも・・・。
「大論争」の果て、スレッドそのものが「大炎上」しちゃって、閉鎖・・・そんなことも何回もありましたね。(その節は、みんな、ごめんちゃ!)
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皆さんは、ここでのハンドルネームの他に、よそ様でのハンドルネームをお持ちでしょうか・・・?
私は、「2ちゃんねる」などでの活動をプッツリやめて、完全にこちらにシフトさせていただいてますので、過去のハンドルネームは、いさぎよく捨てちゃいました。(= ただし、かなり以前の使用です)
私の使っていたハンドルネームって、ちょいとヘンテコリンなんですヨ。
なんていいますか・・・「もじり」とか「パロディ」が大好きなので、有名人の名前をいじくるのが、スキなんですねぇ(笑)。
「さとう金珠緒」・「黒笑さゆり」・「アーノルド・ツモルッキャネーガ」・「シルベスタ・フッタロン」・・・こんな感じでしたね。
これを元の形に「翻訳」しますと・・・「さとう珠緒」・「国生さゆり」・「アーノルド・シュワルツェネガー」・「シルベスタ・スタローン」となります。
いや~、どれも下品でセンスがないこと(笑)。
「さとうさん」なんて、間に「金」の一文字を挿入しただけで、お下劣極まりないコトに。
今だったら、ヘタすりゃあ、「名誉毀損」で訴えられるんでないの??
「黒笑」・・・これは、私の大好きな「ブラック・ジョーク」から来てますね。当時、世界のいろんなブラック・ジョークを紹介してた経緯がありまして・・・そこから名づけました。「黒い笑い」ですからね。
あとのふたつは、もちろん、「マージャン」から来てます。実は私、全くやらないんですけどね。
他の方のハンドルネームも、けっこう凝ってましたよ。
「うんち食べようぜ!」とか、「ぞう耳ぱぉ~」とかね。(お食事中の方、ごめんちゃい!)
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さて・・・本題に入ります。
「伝説の荒らし」・・・その名も・・・
『リリリリの泉』さん。
????????????
「リリリリ」・・・?ナンダソレ???
ね?意味不明っしょ・・・?何なんだい、「リリリリ」って?
この方ねぇ・・・ある掲示板の有名な「荒らし」だったんです。
他の方の投稿に、そのつど「ナンクセ」をつけてましてね・・・ねちねちといつまでも粘着する、タチの悪~い「荒らし」だったんですねぇ。
あんまりひどくてしつこいんで、みんな頭にきちゃいましてね・・・この人のハンドルネームをそのまんま自分の投稿者名にしちゃって成りすまして、「自虐ネタ」をぶつわけです。
「リリリリの泉です。皆様こんにちは。とうとう、僕の脳みそが腐りました。みんなで僕をいじめてくらはい。」とか・・・
「リリリリの泉です。私、実は、下着泥棒の変態チカン常習犯なんです。これから、おまわりさんが僕を逮捕しにくるので、トンズラこきます!」とかね(笑)。
でね・・・面白いのはここから。
こんな、一見「ぷちアスペルガー気味」の方にも、ちゃんと「ファン」がいたんですねぇ。
・・・実は、私もそのひとり。
この方の、粘着した「手ひどいレス」はですね・・・よくよく読んでみますと、言葉は破滅的に乱暴極まりないし、人への敬意がみじんも感じられないほど「超失礼」なんですが・・・実に「的を射ている」んですねぇ・・・。
だから、「成りすまし」のほかに、だんだんと「正統な」ファンが彼に付きはじめたんですヨ。
彼も、そんなファンがまじめに彼を評価してくれるもんだから、うれしくなっちゃいましてね・・・次第に「荒らし行為」をやめ、スレッド自体が、真剣な「討論の場」になっていきました。
やがてね・・・「オフ会」の話にまで発展しちゃいまして・・・とうとう実現したんですヨ、彼を囲んでの「オフ会」が!
居酒屋で、実際に会って、びっくりしましたねぇ・・・彼ね、なんと、某有名大学の「名誉教授」だったんです!
おどろきましたねぇ・・・。
そんな、社会的に大成功して、お金にも困らない有名人が、あんなくだらないスレッドに張り付いて、粘着してたとはねぇ・・・。
きっと、大学では、本当の友人っていなかったのかもしれませんね。心から、腹を割って話せる友達が。
「名誉教授」というでっかい肩書きにビビッちゃって、普段はみんな彼に会うと、判を押したように「ペコペコ」の嵐。
別に「ダジャレ」をかますわけじゃないんですが・・・そんな虚礼の「嵐」にウンザリした教授の、心の「荒らし」だったのかもしれませんね。さびしかったんスよ、きっと。
ちなみに、この名誉教授、もうとっくに教授職を辞されていらっしゃるんですが・・・毎年毎年、「オフ会」でご一緒した仲間たちに、今でも年賀状をくださいます。
結局、皆さんに何を伝えたかったのかは、最後までワケワカメでしたが・・・おあとがよろしいようで。 m(_ _)m